クレジットカードの解約方法|事前に確認すべきことと注意点は?

公開日2021.11.15最終更新日 2023.09.19

クレジットカードは、どのような流れで解約するものなのでしょうか。ここでは、手元のカードを解約して整理したり、新たなカードを作成したりする予定の方へ向けて、クレジットカードの解約方法をご紹介します。

財布の中に不要なクレジットカードが入っていると、管理が行き届きにくくなるだけでなく、盗難や紛失により不正利用されるリスクが高まります。現状、十分に活用できていないカードがあれば、より便利でお得なカードを選んで作り直すのもひとつの手です。必要に応じてカードの解約をご検討ください。

《TOPICS》

■クレジットカードの解約方法
■クレジットカード解約前に確認すべきこと
■クレジットカードを解約するメリット
■「不要なクレジットカードは解約して、より賢く使いましょう!」

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■クレジットカードの解約方法

クレジットカードを解約(退会)するときは、カード会社に連絡して解約手続きを済ませ、解約後は手元にあるカードを裁断して処分しましょう。まずは、クレジットカードの解約方法をご紹介します。

●カード会社に連絡する

クレジットカードの解約手続き(退会手続き)をするときは、カード会社に連絡を入れます。電話のほか、インターネットやアプリ上で解約できるサービスもあるため、カード会社指定の方法で問い合わせましょう。

電話で問い合わせをする場合は、クレジットカード裏面に記載の電話番号へ連絡してください。コールセンターのオペレーターまたは自動音声の案内に従って、電話でのやり取りのみで解約できます。

なお、クレジットカードを解約するタイミングはいつでも構いません。解約時期に期限などの決まりはないため、ご自分のタイミングで必要に応じて解約手続きを進めましょう。

●解約したカードを裁断する

クレジットカードの解約手続きが済んだら、その後に解約したカードを裁断して処分します。誤って利用したり、個人情報が漏洩したりしないよう、ハサミやシュレッダーを使って細かく切り刻んでください。このとき、氏名やクレジットカード番号などの情報が記載された部分だけでなく、磁気ストライプやICチップの部分まできちんと裁断します。あらゆる情報を不正に読み取れないようにすることが大切です。

■クレジットカード解約前に確認すべきこと

次に、クレジットカードを解約する前にチェックしておきたいことをご紹介します。特に、公共料金の支払いにカードを利用している方や、ポイント交換をまだ済ませていない方は、解約の準備を進めましょう。

●カードを引き落とし先にしている料金がないか

水道光熱費などの公共料金や、携帯電話料金をはじめとした支払いにクレジットカードを利用している場合、まずは各種サービスで支払い方法の変更手続きが必要となります。先にカードを解約してしまうと、大切な支払いが漏れる恐れがあるためご注意ください。解約予定のカードが引き落とし先になっていないか、あらかじめ確認しておきましょう。

●ポイントが残っていないか

クレジットカードは、利用額に応じてポイントが付与される仕組みになっています。貯めたポイントは商品やサービスなどの特典と交換可能です。ただし、カードを解約するとこれらのポイントはすべて消失してしまいます。まだ使えるポイントが残っているのであれば、解約前にほとんどのポイントを使い切っておくか、他社のポイントへの移行手続きを取ることをおすすめします。

●未払い額がないか

過去にクレジットカードでお買い物をした分の、未払い額が残っていないでしょうか。未払い額があるときは、解約時にカード会社から一括請求される可能性があります。未払い額の返済は、1回払い・分割払い・リボ払い・キャッシングを含めた、すべての利用金額が対象です。解約するカードのすべての利用分をチェックし、必要な金額を用意しておきましょう。

●追加カードがないか

クレジットカードに入会すると、家族カードやETCカードなどの追加カードを利用できます。これらの追加カードは、解約と同時に使えなくなるためご注意ください。また、解約するとカードに付帯するサービスも使えなくなります。空港のラウンジ利用・保険・優待サービスなどを利用する頻度が高い方は、これらを失うデメリットについて考慮しておきましょう。

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●短期の解約を繰り返していないか

各種カード会社では、新規入会する方へ向けて、お得な入会特典が提供されています。しかし、キャンペーン目的で短期的な入退会を繰り返すと、新たにカードを作りにくくなる恐れがあります。解約情報は信用情報機関に登録されるため、短期の解約を繰り返すのは避けましょう。なお、短期と見なされるのは、一般的に入会から半年以内が目安です。

●年会費の請求月を確認する

年会費が発生するクレジットカードを解約するなら、次回の年会費の請求月を確認しておきましょう。具体的にいつまでに解約すれば年会費が不要となるかを調べておくと安心です。一般的には、請求月の前月末日までに解約すれば、年会費を余計に支払わずに済みます。

■クレジットカードを解約するメリット

手元に不要なクレジットカードが複数ある場合には、解約したほうが好ましいでしょう。ここでは、利用していないクレジットカードを解約するメリットや、その理由についてお伝えします。

●新規のカードを作りやすくなる

クレジットカードを解約すると、総与信枠が減り、新規のカードを作成するとき審査に通りやすくなります。総与信枠とは、所有しているカードの限度額を合計した金額のことです。所有している枚数が少なくなると、その分総与信枠に余裕ができます。新たにカードを作成したい方や、現在所有しているカードを十分に活用できていない方は、不要なクレジットカードを解約しておくと良いでしょう。

●不正利用のリスクを減らすことができる

いつも持ち歩いている財布の中に、不要なクレジットカードが何枚も入っていないでしょうか。カードを落としたり、スキミングで情報を盗まれたりすると、不正利用されるリスクがあります。管理が行き届いていないカードや、不要なカードを解約して整理しておくと、不正利用のリスクを減らすことにつながります。利用頻度の高いカードを絞り込むと、ポイントを貯めやすく、かつ管理しやすいのがメリットです。

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■「不要なクレジットカードは解約して、より賢く使いましょう!」

今回は、クレジットカードの解約手続き方法や、解約前に確認したいこと、解約するメリットについてお伝えしました。クレジットカードの解約は特に期限がなく、手続きは自分のタイミングで行えます。解約前に各種支払い方法の変更手続きを済ませておきましょう。また、これまでに貯めたポイントは使うか、移行しておくことが大切です。追加カードの有無や、年会費の請求についてもご確認ください。

不要なクレジットカードを解約すると、新規のカードを作成しやすくなり、かつ管理が行き届き不正利用のリスクを抑えやすくなるのがメリットです。これまでのカードよりも、さらに便利でお得なカードを作り直しても良いでしょう。新たにカードを作成する予定がある方は、年会費が永年無料の「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」をご検討ください。メインのカードとしても、お得にお使いいただけます。

複数枚のクレジットカードを所有している方は、お伝えした情報を参考に、必要に応じて解約を検討してみましょう。必要最低限の管理しやすい枚数で、より賢くカードをご活用ください。


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