身に覚えのない引き落としの請求先の調べ方|不正利用への対処法は?

公開日2023.04.14最終更新日 2024.01.11

クレジットカードの利用明細を確認したときに、身に覚えのない引き落としを発見したことはないでしょうか。クレジットカード番号や個人情報の盗用被害は年々増え続けており、誰もが不正利用の被害者になってしまう可能性があるのが現状です。
万が一、利用明細に身に覚えがない引き落としがあった場合、自身が利用したものなのか、それとも不正利用なのかは、どのように判断すれば良いのでしょうか。今回は、身に覚えのない引き落としに気づいたときの請求先の調べ方をご紹介します。調べたうえで不正利用だった場合の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

《TOPICS》

■身に覚えのない引き落としが起こる理由
■身に覚えのない引き落としでの請求先の調べ方
■身に覚えのない引き落としで不正利用が疑われる場合の対処法
■「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」なら、身に覚えのない引き落としを防げます
■「身に覚えのない引き落としに気づいたら迅速な対応を」

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■身に覚えのない引き落としが起こる理由

クレジットカードの利用明細で身に覚えのない引き落としを発見したときは、まずは落ち着いて請求先を確認しましょう。利用明細書の記載方法によっては、正しい内容であるにもかかわらず、不正な引き落としに見えてしまうケースもあるためです。不正利用を疑う前に、以下の点に注意して再度確認してみてください。

>クレジットカードの引き落としについての基礎知識はこちら

●明細の利用店舗名が異なることがある

明細に記載されている名称が利用店舗名ではなく、店舗を運営する会社や親会社などの名称になっていることで、身に覚えのない引き落としに見えてしまうことがあります。不明な場合は、明細に記載されている情報をカード会社へご確認ください。
利用明細の利用店舗名が、テナントとして入っているショッピングモールや、商業施設の名前になっている可能性もあります。利用先の運営会社や親会社の名称になっていることもあるため、身に覚えのない引き落としだと勘違いしてしまうケースも少なくありません。
また、国内のお店で利用したとしても、「海外利用」と記載されることがあります。日本語のサイトでも、運営会社が海外、もしくは海外での支払いのみに対応している場合はこのような事態が起こる可能性があります。明細の加盟店名称に国内の連絡先電話番号が記載されていることがあるため、不正利用が疑われたらまず確認しておきましょう。

●日付が異なる場合がある

明細に記載されている日付が、実際に購入・利用した日付と異なる場合があります。これは、店舗がクレジットカード会社に請求した日付が記載されるためです。たとえば商品の購入日ではなく発送日や予約日になっていたり、ホテルや航空券などの支払いが利用日ではなく予約日になっていたりすることがあります。この場合、利用した日ではなく、後日利用通知が届くことが多いため、不正利用を疑ってしまうケースが多いようです。

■身に覚えのない引き落としでの請求先の調べ方

利用明細の請求先が利用店舗ではなく、その親会社や決済代行会社になっていることがあります。身に覚えのない請求があり、実際の請求先を知りたいときは、以下の方法で調べてみてください。

●カード会社のサイトを確認する

基本的にカード会社側では、購入した商品や利用内容までは確認できません。そのため、カード会社に問い合わせても、不正利用かどうかを判断できない可能性があります。ただし、カード会社によっては、問い合わせの多い店舗名をリスト化して、公式サイトに掲載している場合があります。利用明細に身に覚えのない店名を発見したときは、該当する問い合わせ先がないかを確認してみると良いでしょう。
また、Q&A系サイトなどで、請求先の会社についての回答が書き込みされている場合があります。インターネットで請求先の店名を検索して、どのような会社なのかを確認することで解決できる可能性もあるでしょう。
参考:三井住友カード株式会社「お問い合わせの多いご利用店名」

●注文確認メールや伝票と突き合わせる

ECサイトを利用した場合は、注文確認メールをチェックしてみましょう。メールを見落としていても、利用明細書に書かれた店名や金額で検索すれば、すぐに確認できます。店舗で利用した場合は、レシートなどを照らし合わせて確認しましょう。不正利用をチェックするために、当月利用した分のレシートはしっかり保管しておくか、家計簿などに記載しておくのがおすすめです。

●自動継続による課金の可能性を確かめる

身に覚えのない引き落としが、サービスの年会費や、サブスクリプションサービスの自動継続による引き落としであるケースも少なくありません。このようなサービスは、期間内に解約しないと、自動更新となって定期的に年(月)会費が請求されます。また、サブスクリプションサービスなどを無料でお試ししていた場合は、無料期間中に解約手続きを行わないと、自動的に契約更新されるため注意が必要です。

●家族カードが利用されていないかを調べる

家族カードを発行している場合、家族がクレジットカードを利用している可能性があります。家族に直接確認するか、利用明細書のカード番号などを確認してみましょう。

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■身に覚えのない引き落としで不正利用が疑われる場合の対処法

これまでご紹介した内容を踏まえても身に覚えがない場合は、第三者によるカードの不正利用が疑われます。ここでは、不正利用が疑われる場合の対処方法についてご紹介します。

●カード会社に連絡する

不正利用の可能性が高い場合は、カード会社に連絡して、速やかにカードの利用停止を依頼しましょう。カードによっては、アプリなどから直接利用停止を行えるものもあります。利用停止の手続きをしたら、同時にカードの再発行を依頼しておくとスムーズです。
カード会社には「利用した覚えのない引き落とし」について具体的に伝えて、不正利用でないか調査してもらいましょう。調査にはカード番号のほか、明細に記載された加盟店名・金額などが必要になるため、あらかじめ伝える準備をしておくことをおすすめします。
第三者による不正利用と認定されれば、被害金額は補償されます。ただし、カード会社により保証期間が異なったり、金額に限度があったりするため注意が必要です。たとえば三井住友カードの場合、連絡した日から60日前まで遡り、その日以降に発生した損害について、年間100万円を限度に補償しています。

●警察に被害届を出す

カード会社に連絡した後、警察へ連絡し、被害届を提出しましょう。被害届が受理されたら受理番号が発行されるため、番号をカード会社に伝えておくと手続きがスムーズになります。こちらの受理番号は、警察に届け出たという証拠になります。

■「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」なら、身に覚えのない引き落としを防げます

身に覚えのない引き落としが本当に不正利用だった場合は、補償期間にも影響してくるため、できるだけ早く対応することが大切です。「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」なら、便利な機能で身に覚えのない引き落としを早期に発見しやすくなります。

●「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」とは?

「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」とは、三井住友カードと提携して発行するVISAブランドのクレジットカードです。VISAは世界トップクラスのシェアを誇る国際ブランドで、国内外で利用できる店舗・サービスが豊富にそろっています。スマホ決済サービスのLINE Payと連携させることで、よりお得に利用できます。LINE Payと連携させた状態で「チャージ&ペイ」で支払うと、5%のLINEポイント還元が受けられるのが大きなメリット。なお、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」のカードショッピングでの基本還元率は0.5%です。
チャージ&ペイは、クレジットカードをLINE Payアカウントに登録すれば、事前に残高チャージを行わなくても、LINE Payで支払いできる機能です。コンビニやスーパーを含む、全国のLINE Pay加盟店やPayPay加盟店で利用できます。ただし、PayPay加盟店の場合、PayPayのQRコードをスキャンするお支払いのみに利用可能で、一部店舗では使用できない場合があるためご注意ください。
ポイント還元の上限は毎月500ポイントまです。ただし、請求書支払いやオンライン支払いは還元対象外です。年会費が永年無料のため、維持費がかからないのも嬉しいポイント。最短5分で即時発行可能なため、その日のうちからお買い物に使える便利なカードです。

●「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」が身に覚えのない引き落としを防げる理由

・LINEに利用通知が届く

「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」なら、カード利用時にLINEのトークで利用内容通知が届きます。身に覚えのない利用についてすぐに内容を確認・照会できるため、不正利用に気づきやすいでしょう。発見が遅れるのを防ぎ、速やかに対処するのに役立ちます。

・カードレスタイプを発行できる

「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」は、プラスチックカードを発行せずに利用できます。クレジットカード本体を持ち歩かなければ、盗難や紛失の心配も不要です。カード番号や有効期限などのカード情報、利用状況などは、三井住友カードのVpassアプリで確認が可能です。Vpassアプリは生体認証ログインに対応しているため、なりすましや不正利用の防止にもつながります。

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■身に覚えのない引き落としに気づいたら迅速な対応を

クレジットカードの利用明細で身に覚えのない引き落とし請求があった場合は、不正利用を疑う前に上記の確認方法をお試しください。それでも心当たりのない取引だった場合は、速やかにカード会社に連絡しましょう。毎日のお買い物に便利なクレジットカードですが、犯罪行為の被害に遭えば、不正利用されてしまうリスクがあります。「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」なら、身に覚えのない引き落としの対策に便利な機能が備わっています。より安全にお買い物を楽しむために、ぜひ「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」をご利用ください。

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