新規ユーザー率が2倍に!若年層の新規獲得に成功したハイブリット型総合書店「honto」のLINE Pay導入事例
オンラインとオフラインのハイブリッド型総合書店「honto」は、リアル書店でも利用可能なポイントが貯まる電子書籍サービスです。丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店とポイント連携しており、大型書店級の70万冊に迫る品揃えが充実しています。
株式会社トゥ・ディファクトの福田敬さん(ハイブリッドサービス企画部部長)にLINE
Payのオンライン決済を導入した経緯と効果について、お話を伺いました。
- ざっくりいうと
- 導入方法:オンライン決済
- ・若年層取り込みの課題を解決
- ・新規ユーザー率が他の決済と比べて2倍
- ・LINE Payのシェアが10%超え
従来の決済手段では、新規ユーザーの獲得や決済手数料の高さが課題
――LINE Payのオンライン決済を導入したきっかけを教えてください
もともと弊社は、オフラインの店舗との連携が強みであったため、メインの顧客層は40代女性でした。そのため、若年層の取り込みが課題だったのですが、従来のクレジットカード支払いではそれが解決できませんでした。キャリア決済も導入し、若年層の取り込みは多少改善したのですが、手数料が高い、というもう一つの課題がありました。
そこで、課題解決のため、オンライン決済の一つとしてLINE
Payの導入を検討しました。
若年層の新規ユーザーを獲得し、リピート率も向上
――実際に導入してみて、いかがですか?
LINE Pay導入により、若年層の新規獲得に成功しています。従来の決済では新規率が3%未満だったのですが、LINE Pay導入後は新規率が6%となり、倍に増えています。これは、若年層を確実にコンバージョンさせることに貢献できていると言えます。
また、新規獲得に貢献しているだけでなく、リピーターの獲得にも繋がっています。
決済手段全体における利用も、LINE
Payのシェアが10%を占める月も出てきており、すでにキャリア決済の利用シェアを超える月もあります。
LINE
Payのシェアは増加していて、2018年8月と2019年8月のLINE
Payの取扱高を比較すると、445%増にもなっています。
さらに、新規顧客、リピーター獲得だけでなく、手数料もキャリア決済より低いため、手数料面の課題も解決できています。
LINE公式アカウントと連携させることによりCRMを実行していく
――LINE Payのオンライン決済の魅力を教えてください
LINE
Payと他の決済方法の違いとして、コミュニケーションアプリのLINEと連携しているため、CRM効果を生むことができるということが挙げられます。
集客から決済、アフターフォローまでをLINEとLINE
Payを活用して一連の流れで行える点が魅力です。
弊社はLINE公式アカウントを運用しているので、アカウントを友だち追加してくださったお客様に対して、自然な流れで決済に繋げられるとコンバージョン率が向上します。
オンラインにおけるLINE Payは、特にクレジットカードを利用しない/利用したくないユーザー層にも即時で支払いが完了できる決済手段であることも強みの1つです。
また、LINE
Pay社のキャンペーンの実施月はさらにLINE
Payでお支払いされるお客様が増えるなど、キャンペーンの恩恵を受けることもできました。
――今後どのようにLINE Payを活用していきたいですか?
LINE公式アカウントもすでに運用しているので、LINE
Payでの決済時にアカウントへの友だち追加を促せる「LINE
Pay友だち追加機能」を利用することにより、さらにLINE
Payを活用できると考えています。
honto
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