デポジット型クレジットカードの特徴とメリット・デメリット

公開日2021.09.07最終更新日 2021.09.07

キャッシュレス決済が浸透したことで、多くの方が所有するようになったクレジットカード。日々の買い物や業務上の精算など、さまざまなシーンで使用されます。しかし、信用取引という性質上、過去に未払いや滞納があったり、現在債務整理を行っていたりすると、審査で落ちるケースも少なくありません。

今回は、審査に不安のある方にもおすすめできる、デポジット型クレジットカードについてご紹介します。メリットやデメリット、通常のクレジットカードとの違いも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

《TOPICS》
■デポジット型クレジットカードとは?
■デポジット型クレジットカードのメリット・デメリット
■デポジット型クレジットカードの利用が向いている人
■審査に不安のある方はデポジット型クレジットカードを検討しよう

■デポジット型クレジットカードとは?

国際ブランドと提携したものや金融機関が発行するもの、マイルが貯まるタイプなど、さまざまな種類が存在するクレジットカード。こちらでは、デポジット型クレジットカードの概要について伝えします。

●デポジット型クレジットカードの意味

デポジット型クレジットカードとは、事前にデポジットと呼ばれる保証金を、代金引換で預けて利用するクレジットカードです。保証金は、「預かり金」や「お預け金」と呼ばれることもあります。支払った保証金は、未払いの利用明細がある場合を除いて、退会する際に返金されます。カードの利用限度額は、預けたデポジットの範囲内になるのが特徴です。

初回にデポジットを預けた後は、利用金額が口座振替によって支払い日に引き落とされ、自動的にデポジットの額は復活します。事前に支払った金額の範囲内で利用する点はプリペイドカードに似ていますが、デポジット型クレジットカードは都度チャージする必要がありません。

また、デビットカードは使用すると即座に口座から引き落とされますが、デポジット型クレジットカードは通常のクレジットカードと同様に、支払いまでタイムラグがあります。サービスによっても異なるものの、1〜2カ月程度が目安です。その他には、デビットカードではできないリボ払いなどが選択できるのも特徴です。

●海外旅行で必要になる「デポジット」との違い

海外のホテルのチェックイン時や、レンタカーを利用する際にも「デポジット」が必要になる場合があります。利用客が、ルームサービスの料金を支払わなかったり、運転中に事故を起こしたりなど、トラブル発生に備えて支払いを求められるお金です。デポジットは、チェックアウト時や車両の返却時に全額返金されます。何らかのサービスを利用した場合は、差し引きされた金額が戻るのが一般的です。

デポジットを支払う際、現金ではなくクレジットカードのみに対応するホテルもあります。支払ったデポジットは、ホテルの利用に問題がなければ、最短で数営業日以内に払い戻し処理が行われます。また、実際に保証金を支払うのではなく、クレジットカードの提示だけを求められるケースも少なくありません。


■デポジット型クレジットカードのメリット・デメリット

デポジット型クレジットカードには、一般カードと異なる特徴があります。こちらでは、デポジット型クレジットカードを選ぶうえでのメリット・デメリットをご紹介します。

●メリット


・入会審査に通りやすい
デポジット型クレジットカードは、一般カードと比較して入会審査に通りやすい傾向にあります。利用前に保証金を預けるため、万が一未納や滞納などが生じても、カード会社は保証金から充当できるのが理由です。収入が不安定で信用度が低いとされる方など、クレジットカードの審査に通りにくい方でも利用できる可能性が高まります。

・通常のクレジットカードと同様に利用できる
デポジット型クレジットカードは、入会審査に通りやすいにもかかわらず、通常のクレジットカードと使い勝手が変わらないのもメリットです。リボ払いの設定や公共料金の支払いにも利用できます。

また、通常のクレジットカードと同様の付帯サービスを用意している会社も少なくありません。国内・海外旅行傷害保険やシートベルト傷害保険、カード会員保障制度、各種優待割引サービスなどが自動付帯されます。その他には、家族カードやETCカード、法人カードも用意されており、一般的なクレジットカードと同じように使用できます。

ただし、ゴールド会員などのランクや限度額に応じて付帯サービスが変化することもあるため、事前に確認することが大切です。

・使いすぎる心配がない
デポジット型クレジットカードは、保証金に応じて利用可能額が決まるため、使いすぎる心配がなく安心して利用できます。例えば、デポジットとして5万円支払った場合は、最大でも5万円の請求であり、それ以上の支払いを求められることはありません。無計画な利用によるカード破産などが起こりにくいといえます。

●デメリット


・保証金を先に用意する必要がある
デポジット型クレジットカードを利用する場合は、事前にお金を用意しなければなりません。必要な金額を、信用をもとに前借りすることができないのはデメリットです。

・高額な買い物が難しい
デポジット型クレジットカードは、預けた保証金以上の金額は決済できないため、突然の高額な買い物が難しい傾向にあります。保証金を増額しないと限度額の増額も行えません。


■デポジット型クレジットカードの利用が向いている人

こちらでは、デポジット型クレジットカードの利用が適している方の特徴をご紹介します。

●クレジットカードの審査に通りにくい人

クレジットカードの審査に通りにくい方や、実際に審査に落ちてしまった方には、デポジット型クレジットカードがおすすめです。事前に保証金を支払うという性質上、通常のカードと比べると審査に通りやすくなります。

審査に通りにくい方とは、過去に延滞歴がある、債務整理を行っている、フリーターやアルバイトなど仕事と収入が不安定、勤続年数が短いなどの特徴がある方を指します。特に、任意整理や個人民事再生、自己破産などの債務整理手続きを行っている場合は、一般カードの審査には通らないため、デポジット型を検討しましょう。

●複数のクレジットカードを同時に申し込みたい人

デポジット型クレジットカードは、複数のカードを同時に申し込みたい方にもおすすめです。通常のクレジットカードは、複数枚同時に申し込むと、審査に通りにくくなります。一般カードが照会する信用情報機関の情報は共有されているため、同時に申し込むことで金策に困っていると判断され、審査が通りにくくなるのです。複数のクレジットカードを同時に申し込みたい場合は、デポジット型を1枚選びましょう。

●借金をしたくない人

デポジット型クレジットカードは、キャッシング機能を使えないことが一般的です。保証金以上の利用はできないため、返済能力以上の金額を使用せずに済むのが特徴です。借金可能な機能をできるだけ省きたい、ショッピング専用のカードを持ちたい、という方に向いています。

●フリーランスや個人事業主

デポジット型クレジットカードは保証金があれば審査に通りやすいため、会社員よりも審査に通りにくい傾向にある、フリーランスや個人事業主にもおすすめです。フリーランスや個人事業主は、カード会社によっては収入が不安定と判断されることもあり、通常より審査が厳しくなります。経費をデポジット型クレジットカードにまとめることで精算しやすくなり、確定申告時などに役立ちます。


■審査に不安のある方はデポジット型クレジットカードを検討しよう

デポジット型クレジットカードは、審査に不安のある方や収入が不安定な方でも利用しやすいカードです。キャッシングが利用できない、事前に保証金を用意する必要があるなどのデメリットはありますが、通常のクレジットカードとほとんど同じ使い方ができます。

また、デポジット型ではないクレジットカードの新規発行も選択肢にある場合は、初年度年会費無料ながら利用時のポイント還元率が2%と高い「VISA LINE Payクレジットカード (LINE クレカ)」をご検討ください。事前チャージ不要で、お買い物や各種決済が行えます。



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