クレジットカードの支払い方法ごとのメリット・デメリット、注意点

公開日2021.09.03最終更新日 2021.09.03
多種多様な支払い方法から選べるクレジットカード。1回払いを基本に、2回払いや3回以上の分割払い、リボ払いなど、さまざまな選択肢が用意されています。これらの支払い方法を使い分けることで、お買い物がより便利に、もっと快適になるのです。

今回は、クレジットカードの支払い方法を複数取り上げ、それぞれの特徴や利用するメリット・デメリットをご紹介します。新たにクレジットカードを発行する方は、ぜひ最後までご覧ください。
《TOPICS》
■クレジットカードの支払いに関する基礎知識
■クレジットカードの支払い方法の種類とメリット・デメリット
■クレジットカードの支払い時の決済方法
■クレジットカードの支払い時の注意点
■一括払いだけじゃない!クレジットカードの支払い方法を賢く使いわけよう

■クレジットカードの支払いに関する基礎知識

ここでは、クレジットカードの支払いの仕組みやメリット、代金支払いまでの流れをご紹介します。これからクレジットカードをつくる前に、クレジットカード決済の基礎をしっかりとおさえましょう。


●クレジットカードの支払いの仕組み

クレジットカード払いとは、商品・サービスの購入日と、代金の支払いのタイミングが異なる「後払い方式」の決済手段です。一般的な現金払いとは違い、代金の支払いを先延ばせるメリットがあります。冠婚葬祭で急な出費が生じたとき、単純に手持ちがないときなど、クレジットカードがあると便利です。

クレジットカード利用時の代金は後日、指定の銀行口座から引き落とされます。利用金額が確定するのは、毎月設定される「締め日(締切日)」を迎えた後です。クレジットカード会社は、一定期間におけるカード料金の計算を目的に、締め日を設けています。例えば、月末が締め日のカード会社なら、毎月30日あるいは31日を一区切りとし、その月の利用料金を確定させ、翌月に支払う仕組みです。


●クレジットカードの利用から料金支払いまでの流れ

クレジットカードの利用手順は、次の通りです。

・STEP1:店舗やネットショップでカードを利用する
まずは店舗やネットショップでクレジットカードを利用します。ネットショッピングの場合、商品代金の支払い方法で「クレジットカード払い」や「クレジットカード決済」を選択しましょう。

手続き完了後、店舗からカード会社に対し利用通知が送信されます。通知をカード会社が確認し、不正利用などがなければ、カード会社が代金を立て替えます。これにより、利用者は現金を支払う必要がありません。

・STEP2:締め日にカード利用料金が集計される
先述した通り、カード会社ごとに締め日と支払い日が設定されています。締め日は利用期間を区切り、当月分の利用代金を確定させる日のことです。利用代金が確定次第、カード利用者に利用明細を通知します。近年はカード会社の公式サイトにて、WEB明細を確認できるため便利です。カード利用者は通知内容を確認し、支払い日までに引き落とし代金を登録口座へ入金し、引き落としを待ちます。

・STEP3:支払い日に利用料金が引き落とされる
支払い日当日、カード会社は利用者の登録口座から利用代金を引き落とします。必要残高が不足している場合、基本的に引き落とされません。クレジットカードの支払い遅延状態となり、クレジットヒストリー(利用履歴)にその記録が残ります。「残高が数百円不足していた」「支払い日を勘違いした」など、ささいなミスでも信用情報に傷がつきます。カード代金の引き落としには、細心の注意を払いましょう。



■クレジットカードの支払い方法の種類とメリット・デメリット

クレジットカードでは1回払いに加え、2回払いや分割払いなど、複数の支払い方法を選択できます。ここでは、支払い方法の種類とメリット・デメリットについて解説します。


●1回払い

「一括払い」とも呼ばれる、クレジットカードの基本的な支払い方法です。支払い方法を特段指定しない場合、1回払いで処理されます。1回払いのメリットは、後述する分割払いやリボ払いと違い、利用手数料が発生しないことです。デメリットは特にありませんが、利用頻度・金額に応じて後日、相応の現金を用意する必要があります。

例えば、一度に30万円(税込)の買い物をした場合、ギリギリの手持ちで全額支払うよりも、分割払いで複数回にわけた方が、お財布の中身にゆとりが生まれます。日用品など細々したものは一括、家具・家電など高価なものは分割と、使いわけが重要です。


●2回払い

2回払いは文字通り、利用代金を2回にわけて支払う方法です。分割払いに含まれるものの、こちらは1回払い同様に手数料がかかりません。仕組みも単純で、仮に30万円の家電を買った場合、次回引き落としに15万円、次々回に残りの15万円の代金が引き落とされます。


●分割払い

分割払いでは、利用代金を3回以上にわけて支払います。支払い回数は、3回・5回・6回・10回・12回・15回......36回と、2~4回刻みで自由に選択可能です。分割払いは元金と別に、分割手数料(実質年率)がかかるため、多く分割するほどお得というわけではありません。分割回数が多ければ多いほど、手数料負担が増える仕組みです。


●リボ払い

リボ払いは「リボルビング払い」の略であり、欧米発祥の支払い方法です。基本的な仕組みは分割払いと変わりませんが、月々の支払い額をほぼ一定にできるのがポイントです。

リボ払いには「残高スライド方式」と「定額方式」があり、カード会社が原則、どちらか一方を採用しています。残高スライド方式とは、支払い残高に応じて、月々の支払い額が変動する仕組みのことです。例えば、リボ払いの支払い残高が10万円未満なら月々5,000円、10万円以上なら月々1万円という具合に変動します。

定額方式は、支払い残高にかかわらず毎月一定額を支払う仕組みです。その分だけ支払い期間が長期化しやすく、最終的に支払う手数料も割高になります。リボ払いを検討する際は、カード会社がどちらの方式を採用しているかチェックした上で、月々の支払い額と支払い期間をシミュレーションすることが大切です。


●ボーナス一括払い

ボーナス一括払いは、ボーナス時期である7~8月または1月に、一括で返済する方法です。文字通りの一括払いのため、手数料は発生しません。使い方次第で効率的にお買い物ができる一方、店舗・ネットショップがボーナス一括払いに対応していないことがあります。利用前にボーナス一括払いができるか、店舗側に確認すると安心です。


●ボーナス2回払い

ボーナス一括払いの分割版、といったイメージです。夏と冬のボーナス、それぞれに分けて支払います。カード会社によるものの、ボーナス2回払いは利用可能額が決まっていたり、手数料が発生したりします。


●ボーナス併用払い

利用代金の50%を均等割し、7~8月および1月のボーナス月に加算する分割払いです。通常の分割払いとボーナス払い、双方の性質を兼ねることから「併用払い」と呼ばれます。実質年率、利用手数料などはカード会社ごとに違うため、利用前に確認しましょう。



■クレジットカードの支払い時の決済方法

ここでは、クレジットカードの利用方法を実店舗とネットショップにわけてご紹介します。


●店舗で利用する場合

まずは店舗およびネットショップ双方において、クレジットカード決済に対応しているか、所有する国際ブランドが使えるか確認します。店舗で利用する場合、会計時にクレジットカードを渡すか、カードリーダーなどの専用端末に通しましょう。多くの場合、ここで暗証番号の入力を求められます。入力後に「確定ボタン」を押し、サインすれば決済完了です。

なお、カード会社と「サインレス決済契約」を結んでいる加盟店の場合、暗証番号の入力が不要です。近年はスーパーやコンビニを筆頭に、サインレス決済の対応店舗が数多く登場しています。


●ネットショップで利用する場合

会計時に「カード払い」などを選び、カード番号・名義人の氏名・有効期限・セキュリティコード・国際ブランドなどを入力します。認証後、「注文完了ボタン」を押せば決済できます。なお、ネットショップごとに、クレジットカード情報を保存できる場合があります。カード情報の入力の手間を省けるため、うまく活用するのがおすすめです。



クレジットカードの支払い時の注意点

ここでは、クレジットカードの支払いに関する注意点をご紹介します。


●支払い遅延を起こさないようにする

クレジットカードの支払い遅延は、金融事故としてクレジットヒストリーに記録されます。その影響は大きく、今後新たなクレジットカードを作れなくなったり、各種ローンの審査に落ちやすくなったりします。

金融事故でよく見られるのが、ガス料金や電気料金の支払い遅延です。口座振替になっていると勘違いし、口座にお金を用意していないケースが目立ちます。その他には、ETCカードと一体化したクレジットカードの支払いを忘れたり、年会費の入金を忘れたりするパターンもあります。

実際に支払い遅延を起こすと、代金の支払いまでクレジットカードが使えません。その上、遅延損害金なども別途請求されるため注意しましょう。


●後から分割払いやリボ払いなどに変更すると手数料がかかる

クレジットカードによっては、「後から分割」や「後からリボ払い」などの専用サービスを提供しています。これらは文字通り、1回払いのカード利用を分割払い・リボ払いに"後から"変更できるものです。本来、1回払いに手数料は発生しませんが、上記方法に変更した場合のみ、追加で発生します。なお、2回払いとボーナス一括払いは、後から分割払い・リボ払いに変更できないのが一般的です。


●利用限度額に注意する

すべてのクレジットカードには、与信枠(利用限度額)が設定されています。分割払い・リボ払いのように、1つの決済を一定期間にわたって支払う場合は、その分だけ枠を圧迫するため、完済まで利用可能な金額が減ります。分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いなど、支払いを先延ばしにする方法は、限度額を確認してから利用しましょう。同時に元金と手数料、支払い完了時期を把握するため、残高内訳も確認しておきたいところです。


●一般的に、海外での利用は1回払いになる

海外でクレジットカードを利用する場合、基本的には一括払いのみとなります。カード会社によっては、後からリボ払いに変更することもできます。


■一括払いだけじゃない!クレジットカードの支払い方法を賢く使いわけよう

クレジットカードは、利用金額に応じて最適な支払い方法を選びましょう。高価な商品・サービスは分割払いやボーナス一括払い、日用品は一回払いと、ケースバイケースの使い分けが大切です。なお、新たにクレジットカードを申し込みする予定の方は、1回払いや2回払い・ボーナス一括払い・分割払い・リボ払いなど、多彩な支払い方法を用意する「Visa LINE Payクレジットカード(LINE クレカ)」をご検討ください。利用時のポイント還元率が2%と高く、使えば使うほどお得な1枚です。



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