クレジットカードが使えない理由と解決策|原因と対策、予防法は?

公開日2021.11.11最終更新日 2023.12.19

クレジットカード払いを選択したのに、なぜか決済できない――そんなお悩みはないでしょうか。店舗やECサイトでカードが使えないなら、お金を用意する前に以下でお伝えするポイントを詳細にチェックしてみましょう。何か思い当たる原因があれば、利用停止を解除するヒントになるかもしれません。

ここからは、クレジットカードが利用停止になる場合によくある原因と、気づいたときの対処法について解説します。カードを再び問題なく利用できるように、こちらの情報を参考にしてみてください。

《TOPICS》
■【クレジットカードが使えない理由】 ①利用者側に原因があるもの
■【クレジットカードが使えない理由】 ②カード自体に原因があるもの
■【クレジットカードが使えない理由】 ③実店舗側に原因があるもの
■【クレジットカードが使えない理由】 ④ネットショップに特有のもの
■【クレジットカードが使えない理由】 ⑤そのほかの原因によるもの
■利用限度額を超えていないと思うのに、クレジットカードが使えないのはなぜ?
■クレジットカードが使えない場合の対処法」
■クレジットカードが使えない状態を防ぐ予防策
■新規発行するなら「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)
■クレジットカードが使えないときは早めに対処しましょう

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■【クレジットカードが使えない理由】 ①利用者側に原因があるもの

手持ちのクレジットカードが使えないときは、一体どんな原因が考えられるのでしょうか。ここでは、カードが使えない場合にチェックしておきたいポイントとして、利用者側に原因があるケースをご紹介します。

●支払いを滞納している

クレジットカードの請求日に、銀行口座の残高不足でカードの利用料金が引き落とせなかった場合、カードが一時的に利用停止となるケースがあります。たとえ故意ではなかったとしても、支払い日に引き落としができなければ滞納とみなされるため注意しましょう。こうした滞納の状態が長く続けば、ペナルティとして遅延損害金が発生するおそれがあります。さらに、金融事故としてブラックリストに登録され、信用情報に傷がつく可能性が考えられます。支払い遅延が原因であれば、遅延した支払い分を入金すれば翌営業日以降に再びカードが利用可能です。しかし、締め日には金額をしっかり確認し、可能な限り期日通りに支払いを済ませることをおすすめします。

●利用限度額を超えている

クレジットカードは、あらかじめ設定された限度額を超えての利用ができません。限度額のうち、すでに利用している金額を差し引いて、最大利用可能額がどれくらい残されているかを確認してみましょう。カードの限度額とは、ショッピング枠とキャッシング枠を含めた総額のことです。したがって、キャッシング枠を利用すると、その分ショッピング枠で使える利用金額が減ります。このような利用限度額の仕組みを理解した上で、自分の限度額をオーバーしない範囲でカード払いを利用しているかを確認してみましょう。

●規約違反を行った

クレジットカードには、会員が守るべき利用規約があります。規約を破って違反行為をすると、カードの利用停止や強制解約に発展するおそれがあるためご注意ください。昨今は、商品やサービスを購入するといった本来の利用目的を外れた、「ショッピング枠の現金化」が問題視されています。ショッピング枠の現金化とは、カードの利用可能枠を換金する行為です。換金は利用者の返済の負担を大きくするだけでなく、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。利用規約で禁止される違反行為であることに留意しましょう。

●カードを切り替えていた

カードを切り替えた場合、以前のカードは無効となり、新しいカードを受け取るまで利用できません。新しいカードが届いたら、古いカードは使用しないようにハサミで切っておくことが大切です。これにより、誤って古いカードを使用してしまうリスクを軽減できます。

●暗証番号を複数回間違えた

暗証番号を複数回間違えた場合も、クレジットカードが使用できなくなる可能性があります。通常、暗証番号を何度も誤って入力すると、カードがロックされます。カードには磁気ストライプとICチップの2つのバージョンがあり、磁気ストライプの場合、翌日にカード会社に連絡すると解除され、再び利用できることが一般的です。しかし、ICチップのカードの場合、ロックが解除されないことがあり、新しいカードの発行が必要になることがあります。このような問題が発生した場合は、カード会社に対処法を確認することが重要です。

●裏面にサインをしていなかった

最後に、クレジットカードの裏面にある署名欄にサインをしていない場合、原則的にカードは利用できません。とくに店舗でサインを使って決済する際には、このサインが必要となります。新しいカードを作成する際や受け取る際には、忘れずに裏面にサインを入れておくことが大切です。サインを入れておけば、クレジットカードをスムーズに利用することができます。

■【クレジットカードが使えない理由】 ②カード自体に原因があるもの

クレジットカードが使えなかった場合、カード自体に原因があることもあります。ここでは、カードが使えない場合にチェックしておきたいポイントとして、カード本体に問題があるケースをご紹介します。

●有効期限が切れている

クレジットカードは、カード表面に印字されている有効期限を過ぎると使用できません。自分のカードがいつまで使えるかを確認してみましょう。

有効期限の確認方法は、カード表面に記載されてある4桁の数字で「月/年(西暦の下2桁)」で見て取れます。例えば、「09/23」と記載されているカードの有効期限は2023年9月までです。通常、有効期限が近くなると、クレジットカード会社から自宅に更新されたカードが届きます。新しいカードを受け取ったら、使えなくなった古いカードはハサミやシュレッダーで細かく裁断して捨てましょう。

カード券面には、そのほかの数字も記載されています。14~16桁の数字は会員番号です。国際ブランドによって桁数が異なります。Visa、MasterCard、JCBは16桁、American Expressは15桁、Diners Clubは14桁です。

セキュリティコードと呼ばれる、3~4桁の番号も記載されています。主にインターネットショッピングで用いるほか、国際ブランドにより記載場所と桁数が異なることが特徴です。Visa、MasterCard、JCB、Diners Clubはカード裏面に3桁の番号が記されます。American Expressはカード表面に4桁の番号が表示されます。近年は券面に数字の記載がないナンバーレスのカードも多く見られますが、これは重要な番号を盗み見されるリスクを減らせることがメリットです。有効期限や会員番号などは、連携しているアプリで確認します。

また、カード券面にはICチップが搭載されていることがあります。ICチップには膨大な情報を入れることができ、暗号化によるセキュリティ向上も可能です。専用のIC対応端末機を通じた認証作業も行えるため、端末機のある店でショッピングする場合は、暗証番号を入力するだけで簡単に決済できることも魅力です。加えて、裏面に磁気テープ(磁気ストライプ)がついているカードも多く見られます。

●カードに異常がある

クレジットカードを使えないとき、カード本体に不具合がある可能性も考えられます。カード裏面の磁気ストライプが磁気不良を起こしたり、ICチップが水濡れや汚れなどで破損したりしていないでしょうか。汚れを落としても店舗の決済端末でのエラーが解消されない場合は、新しいカードに更新する必要があります。カード本体は、常に財布やカードケースなどの安全な場所へ収納しましょう。電子機器など磁気の強いものと接触させたり、高温の場所へ置きっぱなしにしたりしないようお気をつけください。また、磁気を発する別のカードと重ねて収納することでも磁気不良は起こるため注意が必要です。社員証や会員証など、財布にまとめて収納している場合はできるだけ離して収納するなど対策をとりましょう。

■【クレジットカードが使えない理由】 ③実店舗側に原因があるもの

上記で説明した原因に当てはまらない場合、実店舗側に原因がある可能性があります。ここでは、カードが使えない場合にチェックしておきたいポイントとして、実店舗側に原因があるケースをご紹介します。

●利用店舗の端末に問題がある

まれに、店側の決済端末が故障しているのが原因で、クレジットカード決済を利用できないケースがあります。利用店舗側に原因があると、問題が解消するまで決済ができません。端末の通信環境に問題がある場合もあるため、このような場合はほかの決済方法で支払う必要があります。

●店舗が該当のカードの国際ブランドに加盟していない

店舗側が、該当のカードの国際ブランドに加盟していない場合も考えられます。クレジットカードは、さまざまな国際ブランドが提供しており、店舗ごとに利用できる国際ブランドは異なります。クレジットカードを使用する前に、店頭でどの国際ブランドのカードを受け入れているかを確認することが重要です。

手持ちのクレジットカードを使用できるかどうかは、その店舗の加盟している国際ブランドに依存します。一部の店舗は、国際ブランドのロゴ(アクセプタンスマーク)を表示しており、どのカードが利用できるかを示しています。これらのロゴを見れば、その店舗で利用できるクレジットカードの特定は簡単です。

加盟店の多い国際ブランドには、Visa(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、JCB(ジェーシービー)、American Express(アメリカン・エキスプレス、アメックス)などが挙げられます。ほかにも、Diners Club(ダイナースクラブ)、銀聯(ぎんれん、ユニオンペイ)、DISCOVER(ディスカバー)などがあります。これらのブランドは世界中で広く受け入れられていますが、特定の国や地域では他の国際ブランドが一般的に使用されていることもあるため注意しましょう。

したがって、クレジットカードを使用する際には、店舗の国際ブランド対応を確認し、適切なカードを選択することが重要です。もし店舗が該当の国際ブランドを受け入れていない場合、別の支払い方法を検討する必要があります。

また、国際ブランドは該当していても、一部の支払いは特定の提携カードに限られるというケースがあります。例えば一部の鉄道会社の場合、自社発行の提携カードのみ定期券の購入に対応しています。その場合、他のカードでは定期券を購入できません。

■【クレジットカードが使えない理由】 ④ネットショップに特有のもの

ネットショップでクレジットカードを利用しようとしたとき、決済できなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。ここでは、ネットショップ利用時にありがちな、クレジットカードが使えない原因をご紹介します。

●カード情報の入力を間違えている

ネットショッピングのオンライン決済でカード情報を入力するとき、カード情報の一部を誤って入力していないでしょうか。その際は、クレジットカード番号だけでなく、セキュリティコード・有効期限・名前のローマ字などに入力ミスがないか確認しましょう。とくに、有効期限の入力順には注意が必要です。クレジットカードでは、最初に「月」、次に「年」を入力することが一般的です。名前の大文字・小文字の違い、姓名の順番にも気をつけましょう。

また、暗証番号は内容を複数回間違えるとカードの利用がロックされるおそれがあるため、正しい内容を慎重に入力してください。

●古いカードの情報のままで決済している

更新カードを受け取っているものの、ECモールやネットショップなどに登録している情報が、有効期限の切れた古いカードのままになっている可能性もあります。ネットショップに保存されている情報は、自動的に更新されません。各サイトに登録しているクレジットカードの番号や有効期限などが、新しいカードのものになっているか、決済前に確認しましょう。

■【クレジットカードが使えない理由】 ⑤そのほかの原因によるもの

これまでご紹介した原因すべてに当てはまらない場合は、以下の原因が考えられます。カード会社への連絡が必要となるため、できるだけ早めに対処しましょう。

●不正利用の疑いがある

クレジットカードに不正利用の疑いがあると、顧客保護のためカード会社のカード不正利用検知システムが作動し、利用停止になる場合があります。「急に高額商品などの大きな買い物をする」「海外での利用が増える」といった、通常の利用傾向と異なる取引や動きがあるとシステムが作動します。これは、盗難や紛失などにより、大切なカードを第三者に悪用されないための安全策です。利用明細をチェックして、身に覚えのない不審なカード利用履歴がないかご確認ください。

●家族カードの本会員により制限がかけられている

家族カードは、本会員の家族に対して発行されるクレジットカードで、本会員は家族カードに対してカードごとに利用制限やロックをかけることができます。したがって、家族カードを利用している場合、本会員が制限をかけたり、ロックをかけたりした場合、そのカードは使用できなくなります。家族カードを利用できなくなった場合は、本会員である保護者などに確認することが良いでしょう。

●クレジットカード会社側でトラブルが生じている

時折、クレジットカード会社側でシステム障害やメンテナンスによる問題が発生することがあります。この場合、カードが利用できなくなる可能性があります。解決策としては、カード会社の公式Webサイトでトラブルの告知がないか確認し、トラブルの解決やメンテナンスの終了を待つことが必要です。

■利用限度額を超えていないと思うのに、クレジットカードが使えないのはなぜ?

クレジットカードが利用できない理由の一つとして、利用限度額に関する誤解が考えられます。以下は、この状況の理由と解決策についての詳細です。

●月の利用限度額を超えていないはずなのに使えない理由

利用限度額は、毎月の利用上限額を示すものです。しかし、クレジットカードで利用可能な金額は、利用限度額から支払いが完了していない金額を差し引いた金額で計算されます。例えば、利用限度額が50万円の場合で考えてみましょう。先月にクレジットカードで10万円使用し、その金額がまだ口座から引き落とされていない場合、利用可能な金額は40万円までに制限されます。

利用限度額は毎月の支払い日ごとに回復し、返済が終わった金額分がリセット・更新されます。しかし、分割払いやリボ払いを利用している場合、利用分を全額返済しなければ、利用限度額は完全に回復しないことに注意が必要です。

●利用限度額をすぐ回復させる方法

利用限度額をすぐに回復させるためには、繰り上げ返済を行うのが有効です。利用額をカード会社に支払う日(口座引き落とし日)よりも前に、利用額を繰り上げて返済します。クレジットカードの利用限度額を満額まで回復させるには、カード利用分の金額をすべて返済する必要があります。カード会社の会員専用サイト、電話、ATM、銀行振り込みなど、さまざまな方法で繰り上げ返済が可能です。カード会社によって異なる場合がありますので、利用できる方法を確認しましょう。

繰り上げ返済を行えば、リボ払いの利息を減らすことができます。つまり、金利負担を軽減する効果もあります。クレジットカードが使えない場合には、利用限度額と支払い状況を確認し、必要に応じて繰り上げ返済を行いましょう。制限を解除し、クレジットカードを再び利用できるようにすることができます。

■クレジットカードが使えない場合の対処法

クレジットカードが使えないときは、速やかにカード会社へ連絡を入れて、原因が明らかになったら早めの解決を目指しましょう。ここでは、クレジットカードが使えない場合の対処法をご紹介します。

●カード会社に連絡する

クレジットカードを利用できない状態に気づいたら、できるだけ早めに原因を突き止めることが大切です。カード会社へ連絡を入れて、カードが使えない状態になっている理由を尋ねてみましょう。カード会社によって、電話やメール、チャットなど、問い合わせ手段は異なります。公式ホームページやアプリなどから問い合わせ先を確認してみましょう。

●使えない原因を解消する

クレジットカードを使えない原因が明らかになったら、速やかに問題を解消しましょう。以下の表は、主な原因と対策方法の概要です。利用規約に従って正しい方法で利用している場合は、以下の対処法にてカードが再び利用できるようになります。ただし、規約違反による利用停止や強制解約の場合は解除できないため注意しましょう。

原因 対策
有効期限切れ・カードの切り替え 新しいカードへ更新
カードの異常 カード会社へ連絡して新しいカードを入手
引き落とし口座の残高不足・支払いの滞納 カード会社指定の方法で振込
利用限度額の超過 カード会社へ限度額引き上げ申請
カード情報の入力間違い・カード情報の未更新 正しい情報へ更新
利用店舗側の問題 ショッピング前に事前確認・店への問い合わせ
不正利用の疑い 速やかにカード会社へ連絡
暗証番号の複数回間違い カード会社に対処法を確認
カード裏面へのサイン未記載 カード裏面にサインを記入
家族カード本会員による利用制限 家族カードの本会員に対処を要求
カード会社のトラブル・メンテナンス カード会社の公式Webサイトでトラブル状況やメンテナンス終了時刻などを確認
規約違反 カード会社に連絡し原因を究明


・有効期限切れ・カードの切り替え

有効期限が過ぎていた場合は、更新後のカードを使うように切り替えましょう。ECサイトに登録している情報も、新しいカードのものへ変更します。自宅に更新されたカードが届いていない場合は、カード会社へ問い合わせて確認することがおすすめです。

更新されたカードが届かない場合、住所変更が行われていなかった、更新時の審査に通らなかったといった理由が考えられます。住所については、引っ越しのときに忘れずに変更手続きを行うことが大切です。再審査に落ちてしまった場合は、更新不可となる旨の通知が届くはずです。支払いの延滞が何度もあった、長い間カード利用がなかったなどの理由で更新されないことがあるため気をつけましょう。有効期限が過ぎていた場合は、更新後のカードを使うように切り替える必要があります。ECサイトに登録している情報も、新しいカードのものへ変更します。自宅に更新されたカードが届いていない場合は、カード会社へ問い合わせて確認することがおすすめです。

更新されたカードが届かない場合、住所変更が行われていなかった、更新時の審査に通らなかったといった理由が考えられます。住所については、引っ越しのときに忘れずに変更手続きを行うことが大切です。再審査に落ちてしまった場合は、更新不可となる旨の通知が届くはずです。支払いの延滞が何度もあった、長い間カード利用がなかったなどの理由で更新されないことがあるため気をつけましょう。

・カードの異常

磁気ストライプやICチップなど、カード自体に異常が起こって使えなくなることがあります。その場合は新しいものを再発行して対処します。カード会社へ連絡し、所定の手続きに従って再発行を依頼しましょう。

・引き落とし口座の残高不足・支払いの滞納

引き落とし口座の残高不足によりカードが利用できなくなる場合があります。カード会社に連絡し、指定の方法で残高不足分を支払うと利用できるようになるでしょう。

また、毎月の支払いを滞納していると、カード会社から督促状の送付や督促の電話連絡などが行われます。滞納に気がついたら、速やかに未払い分を支払うことが大切です。滞納分の支払い方法はカード会社によって異なるため、確認しておきましょう。

・利用限度額の超過

利用限度額を超えてしまった場合、返済完了するまではカードを利用できません。頻繁に利用限度額を超過してしまう場合は、利用限度額の上限を引き上げる申請を行うほうが良いでしょう。繰り上げ返済を行うことで、利用限度額を回復する方法もあります。

・カード情報の入力間違い・カード情報の未更新

ネットショップへ登録したカード番号やセキュリティコード、有効期限の年月に間違いがある場合、正しい情報へ書き換える必要があります。複数回の暗証番号入力ミスで利用停止されていた場合は、カード会社へ連絡しましょう。「ロックを解除する」「新しい暗証番号を発行する」などの手続きを行うことでカードが使えるようになるはずです。

・利用店舗側の問題

店舗によって対応可能なカードが限られているため、初めて利用する店舗では、あらかじめスムーズに会計ができるよう準備しておきましょう。利用できるカードについてWebサイトや電話で問い合わせたり、店舗に提示されているブランドのステッカーを確認したりしておくことが大切です。

・不正利用の疑い

不正利用の疑いがあるとして利用停止されると、自分で連絡をする前にカード会社から連絡が入ることがあります。自分のカード利用が原因で不正検知システムが作動していた場合は、所定の手続きを踏むことで解除されます。利用確認の質問を受けて利用停止を解除してもらいましょう。

身に覚えのない高額商品の購入履歴など、実際に不正利用が行われている可能性がある場合はカード会社へ利用停止を依頼してください。調査の上、不正利用が行われていると判断されると、状況に応じて補償されることがあります。

・暗証番号の複数回間違いによるロック

クレジットカードの暗証番号を複数回誤って入力した場合、カードがロックされることがあります。この場合、カード会社に連絡し、ロックの解除手続きを行う必要があります。通常、カスタマーサービスに電話をかけて詳細を確認し、新しい暗証番号の設定が必要な場合もあるでしょう。

・カード裏面へのサイン未記載

クレジットカードの裏面にある署名欄にサインをしていない場合、一部の店舗や自動販売機などで利用できないことがあります。解決策は簡単で、クレジットカードの裏面に署名を入れて、サインを記載しておくことです。これにより、店舗での決済がスムーズに行えます。

・本会員による利用制限

家族カードなど、本会員により制限がかけられた場合、カードは一時的に使用できなくなります。この場合、本会員(通常は保護者など)に連絡し、制限の解除を依頼しましょう。本会員が制限を解除するか、新たな制限を設定することにより、カードを再び利用できるようになります。

・カード会社のトラブル・メンテナンス

カード会社のシステム障害やメンテナンスにより、一時的にクレジットカードが使用できなくなることがあります。この場合、カード会社の公式Webサイトやカスタマーサービスに問い合わせて、トラブルの状況や修復予定日を確認しましょう。通常、問題が解決されるのを待つことになります。

・規約違反

クレジットカードの利用規約に違反した場合、カードが一時的または永久に無効になることがあります。この場合、カード会社に連絡し、詳細を確認し、規約違反の原因を解決し、カードの再発行または有効化に関する指示に従う必要があります。

■クレジットカードが使えない状態を防ぐ予防策

これからもクレジットカードを安心して使い続けるために、日頃の使い方に気をつけてカードが使えない状態になるのを防ぎましょう。こちらでは、カードが使えない状態を防ぐための事前の予防策について解説します。

●カードの保管方法に注意する

クレジットカードを保管するときは、磁気ストライプやICチップが破損しないように注意しましょう。強い磁気を発する電子機器や磁石の近くに保管するのは避けてください。スマートフォンやタブレットなどの機器や、バッグや財布の留め金の磁石により、磁気不良が引き起こされるおそれがあります。

また、カードを折り曲げたり、力を加えたりして変形しないように注意しましょう。持ち歩きの際にも配慮が必要です。例えば、現金やカードを限界まで詰め込んだ財布のなかに入れておくと、徐々にカードが反ってきてしまうことがあります。車内や暖房器具の前など、高温の環境に放置するのも避けましょう。熱によってカードが変形することがあります。

●あらかじめ限度額を増額しておく

冠婚葬祭・引っ越し・海外旅行などの事情で一時的に出費が増えるなら、あらかじめクレジットカードの限度額を増額しておくと安心です。増枠しておくことで、まとまった出費により限度額を超えて、必要なタイミングでカードが利用停止になる事態を防ぎやすくなります。その際は、事前にカード会社へ一時的な増額の申請を行いましょう。申請から数カ月程度は、特別に限度額が増額された状態でカードを利用できるようになります。

●複数のカードを持つようにする

クレジットカードを持つときは、メインのカードとは異なるブランドのサブカードを持つようにするようおすすめします。利用店舗の加盟するブランドが限られている場合や、特定のカード会社でシステム障害が起きた場合でも、別のカードで対応しやすくなるためです。このとき、利用する頻度の高いメインのカードには、お得なカードを選びましょう。ポイント還元率の高いカードを利用すれば、効率良くポイントを貯められます。

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■新規発行するなら「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)

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「Visa LINE Pay クレジットカード(LINEクレカ)」は、Visa利用でLINEポイント1%還元になります。年会費永年無料で、LINE利用通知機能付きの便利なカードです。

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■クレジットカードが使えないときは早めに対処しましょう

今回は、クレジットカードが使えない場合によくある原因や、利用停止に気づいたときの対処法などをご紹介しました。カードが使えない場合は、有効期限切れ・滞納・情報の入力ミスのほか、カード本体や端末が故障している可能性があります。また、不正利用の疑いで利用停止されるケースも珍しくありません。カードが使えないことに気づいたら、できるだけ早めにカード会社へ連絡を入れて、原因を明らかにしましょう。また、カードを利用停止の状態で放置すると、固定費の引き落としができなかったり、遅延損害金が発生したりするおそれがあります。ご紹介した情報を参考に、速やかに対処することをおすすめします。

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