クレジットカードが使えない!よくある原因と利用停止時の対処法

公開日2021.11.11最終更新日 2023.09.18

クレジットカード払いを選択したのに、なぜか決済できない――そんなお悩みはないでしょうか。店舗やECサイトでカードが使えないなら、以下でお伝えするポイントをチェックしてみましょう。何か思い当たる原因があれば、利用停止を解除するヒントになるかもしれません。

ここからは、クレジットカードが利用停止になる場合によくある原因と、気づいたときの対処法をご紹介します。カードを再び問題なく利用できるように、こちらの情報を参考にしてみてください。

《TOPICS》

■クレジットカードが使えない主な原因
■クレジットカードが使えないときにすべきこと
■クレジットカードが使えない状態になることを防ぐ方法
■新規発行するなら「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」がおすすめ
■クレジットカードが使えないときは早めに対処しましょう

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■クレジットカードが使えない主な原因

手持ちのクレジットカードが使えないときは、一体どんな原因が考えられるのでしょうか。ここでは、よくある原因と併せて、カードが使えない場合にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

●有効期限が切れている

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クレジットカードは、カード表面に印字されている有効期限を過ぎると使用できません。自分のカードがいつまで使えるかを確認してみましょう。

有効期限は、4桁の数字で「月/年(西暦の下2桁)」のように記載されています。例えば、「09/23」と記載されているカードの有効期限は2023年9月までです。通常、有効期限が近くなると、クレジットカード会社から自宅に更新されたカードが届きます。新しいカードを受け取ったら、使えなくなった古いカードはハサミやシュレッダーで細かく裁断して捨てましょう。

カード券面には、そのほかの数字も記載されています。14~16桁の数字は会員番号です。国際ブランドによって桁数が異なります。Visa、MasterCard(マスターカード)、JCBは16桁、American Express(アメリカン・エキスプレス)は15桁、Diners Club(ダイナースクラブ)は14桁です。

セキュリティコードと呼ばれる、3~4桁の番号も記載されています。主にインターネットショッピングで用いるほか、国際ブランドにより記載場所と桁数が異なることが特徴です。Visa、MasterCard、JCB、Diners Clubはカード裏面に3桁の番号が記されます。American Expressはカード表面に4桁の番号が表示されます。

ただし、最近では券面に数字の記載がないナンバーレスのカードも多く見られます。重要な番号を盗み見されるリスクを減らせることがメリットです。有効期限や会員番号などは連携しているアプリで確認します。

また、カード券面にはICチップが搭載されていることがあります。ICチップには膨大な情報を入れることができ、暗号化によるセキュリティ向上も可能となります。IC対応端末機を通じた認証作業も行えるため、端末機のある店でショッピングする場合は、暗証番号を入力するだけで簡単に決済できることも魅力です。加えて、裏面に磁気テープ(磁気ストライプ)がついているカードも多く見られます。


●支払いを滞納している

クレジットカードの請求日に、銀行口座の残高不足でカードの利用料金が引き落とせなかった場合、カードが一時的に利用停止となるケースがあります。たとえ故意ではなかったとしても、支払い日に引き落としができなければ滞納とみなされるため注意しましょう。さらに、こうした滞納の状態が長く続けば、ペナルティとして遅延損害金が発生する恐れがあるほか、金融事故としてブラックリストに登録される可能性が考えられます。支払い遅延が原因であれば、遅延した支払い分を入金すれば翌営業日以降に再びカードを利用できますが、可能な限り期日通りに支払いを済ませましょう。

●利用限度額を超えている

クレジットカードは、あらかじめ設定された限度額を超えての利用ができません。限度額のうち、すでに利用している金額を差し引いて、利用可能額がどれくらい残されているか確認してみましょう。カードの限度額とは、ショッピング枠とキャッシング枠を含めた総額のことです。したがって、キャッシング枠を利用すると、その分ショッピング枠で利用できる金額が減ります。このような利用限度額の仕組みを理解した上で、自分の限度額の範囲でカード払いを利用しているか確認してみましょう。

●カードに異常がある

クレジットカードを使えないとき、カード本体に不具合がある可能性も考えられます。カード裏面の磁気ストライプが磁気不良を起こしたり、ICチップが水濡れや汚れなどで破損したりしていないでしょうか。汚れを落としても店舗の決済端末でのエラーが解消されない場合は、新しいカードに更新する必要があります。カード本体は常に財布やカードケースなどの安全な場所へ収納し、電子機器など磁気の強い物と接触させたり、高温の場所へ置きっぱなしにしたりしないようお気をつけください。

●カード情報の入力を間違えている

ネットショッピングのオンライン決済でカード情報を入力するとき、カード情報の一部を誤って入力していないでしょうか。その際は、クレジットカード番号だけでなく、セキュリティコード・有効期限・名前のローマ字などに入力ミスがないか確認しましょう。特に、よく利用するECサイトに登録しているカード情報が、有効期限切れの古いカードのままになっているケースが多く見られます。また、暗証番号は内容を複数回間違えるとカードの利用がロックされる恐れがあるため、正しい内容を慎重に入力してください。

●規約違反を行った

クレジットカードには、会員が守るべき利用規約があります。規約を破って違反行為をすると、カードの利用停止や強制解約に発展する恐れがあるためご注意ください。昨今は、商品やサービスを購入するといった本来の利用目的を外れた、「ショッピング枠の現金化」が問題視されています。ショッピング枠の現金化とは、カードの利用可能枠を換金する行為です。換金は利用者の返済の負担を大きくするだけでなく、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。利用規約で禁止される違反行為であることに留意しましょう。

●利用店舗側に原因がある

まれに、店側の決済端末が故障しているのが原因で、クレジットカード決済を利用できないケースがあります。利用店舗側に原因があると、問題が解消するまで決済ができなくなります。また、利用者のカードのブランドに店舗が加盟していない場合も、カードを使えません。

●不正利用の疑いがある

クレジットカードに不正利用の疑いがあると、顧客保護のためカード会社の不正利用検知システムが作動し、利用停止になる場合があります。「急に大きな買い物をする」「海外での利用が増える」といった、通常の利用傾向と異なる動きがあるとシステムが作動します。これは、盗難や紛失などにより、大切なカードを第三者に悪用されないための安全策です。利用明細をチェックして、身に覚えのない不審なカード利用履歴がないかご確認ください。

■クレジットカードが使えないときにすべきこと

クレジットカードが使えないときは、速やかにカード会社へ連絡を入れて、原因が明らかになったら早めの解決を目指しましょう。次に、クレジットカードが使えない場合の対処法をご紹介します。

●カード会社に連絡する

クレジットカードを利用できない状態に気づいたら、できるだけ早めに原因を突き止めることが大切です。カード会社へ連絡を入れて、カードが使えない状態になっている理由を尋ねてみましょう。カード会社によって、電話やメール、チャットなど、問い合わせ手段は異なります。公式ホームページやアプリなどから問い合わせ先を確認してみましょう。

●使えない原因を解消する

クレジットカードを使えない原因が明らかになったら、速やかに問題を解消しましょう。以下の表は、主な原因と対策方法の概要です。利用規約に従って正しい方法で利用している場合は、以下の対処法にてカードが再び利用できるようになります。ただし、規約違反による利用停止や強制解約の場合は解除できないため注意しましょう。

原因 対策
有効期限切れ 新しいカードへ更新
カードの異常 カード会社へ連絡して新しいカードを入手
引き落とし口座の残高不足・支払いの滞納 カード会社指定の方法で振込
利用限度額の超過 カード会社へ限度額引き上げ申請
カード情報の入力間違い 正しい情報へ更新
利用店舗側の問題 ショッピング前に事前確認、店への問い合わせ
不正利用の疑い 速やかにカード会社へ連絡


・有効期限切れ
有効期限が過ぎていた場合は、更新後のカードを使うように切り替えましょう。ECサイトに登録している情報も、新しいカードのものへ変更します。自宅に更新されたカードが届いていない場合は、カード会社へ問い合わせて確認することがおすすめです。

更新されたカードが届かない場合、住所変更が行われていなかった、更新時の審査に通らなかったといった理由が考えられます。住所については、引っ越しのときに忘れずに変更手続きを行うことが大切です。再審査に落ちてしまった場合は、更新不可となる旨の通知が届くはずです。支払いの延滞が何度もあった、長い間カード利用がなかったなどの理由で更新されないことがあるため気をつけましょう。

・カードの異常
磁気ストライプやICチップなど、カード自体に異常が起こって使えなくなることがあります。その場合は新しいものを再発行して対処します。カード会社へ連絡し、所定の手続きに従って再発行を依頼しましょう。

・引き落とし口座の残高不足・支払いの滞納
引き落とし口座の残高不足によりカードが利用できなくなる場合があります。カード会社に連絡し、指定の方法で残高不足分を支払うと利用できるようになります。

また、毎月の支払いを滞納していると、カード会社から督促状の送付や督促の電話連絡などが行われます。滞納に気がついたら、速やかに未払い分を支払うことが大切です。滞納分の支払い方法はカード会社によって異なるため、確認しておきましょう。

・利用限度額の超過
利用限度額を超えてしまった場合、返済完了するまではカードを利用できません。頻繁に利用限度額を超過してしまう場合は、利用限度額の上限を引き上げる申請を行うほうが良いでしょう。

・カード情報の入力間違い
ネットショップへ登録したカード番号やセキュリティコード、有効期限の年月に間違いがある場合、正しい情報へ書き換える必要があります。複数回の暗証番号入力ミスで利用停止されていた場合は、カード会社へ連絡しましょう。「ロックを解除する」「新しい暗証番号を発行する」などの手続きを行うことでカードが使えるようになるはずです。

・利用店舗側の問題
店舗によって、対応可能なカードが限られています。初めて利用する店舗では、あらかじめ利用できるカードについてWebサイトや電話で問い合わせたり、店舗に提示されているブランドのステッカーを確認したりして、スムーズに会計ができるよう準備しておきましょう。

・不正利用の疑い
不正利用の疑いがあるとして利用停止されると、自分で連絡をする前にカード会社から連絡が入ることがあります。自分のカード利用が原因で不正検知システムが作動していた場合は、所定の手続きを踏むことで解除されます。利用確認の質問を受けて利用停止を解除してもらいましょう。

実際に不正利用が行われている可能性がある場合は、カード会社へ利用停止を依頼しましょう。調査の上、不正利用が行われていると判断されると、状況に応じて補償されることがあります。

■クレジットカードが使えない状態になることを防ぐ方法

これからもクレジットカードを安心して使い続けるために、日頃の使い方に気をつけてカードが使えない状態になるのを防ぎましょう。こちらでは、カードの適切な保管方法や使い方についてお伝えします。

●カードの保管方法に注意する

クレジットカードを保管するときは、磁気ストライプやICチップが破損しないように注意しましょう。強い磁気を発する電子機器や磁石の近くに保管するのは避けてください。スマートフォンやタブレットなどの機器や、バッグや財布の留め金の磁石により、磁気不良が引き起こされる恐れがあります。

また、カードを折り曲げたり、力を加えたりして変形しないように注意しましょう。持ち歩きの際にも配慮が必要です。例えば、現金やカードを限界まで詰め込んだ財布のなかに入れておくと、徐々にカードが反ってきてしまうことがあります。

車内や暖房器具の前など、高温の環境に放置するのも避けましょう。熱によってカードが変形することがあります。

●あらかじめ限度額を増額しておく

冠婚葬祭・引っ越し・海外旅行などの事情で一時的に出費が増えるなら、あらかじめクレジットカードの限度額を増額しておくと安心です。まとまった出費により限度額を超えて、必要なタイミングでカードが利用停止になる事態を防ぎやすくなります。その際は、事前にカード会社へ一時的な増額の申請を行いましょう。申請から数カ月程度は、特別に限度額が増額された状態でカードを利用できるようになります。

●複数のカードを持つようにする

クレジットカードを持つときは、メインのカードとは異なるブランドのサブカードを持つようにするようおすすめします。利用店舗の加盟するブランドが限られている場合や、特定のカード会社でシステム障害が起きた場合でも、別のカードで対応しやすくなるためです。このとき、利用する頻度の高いメインのカードには、お得なカードを選びましょう。ポイント還元率の高いカードを利用すれば、効率良くポイントを貯められます。

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クレジットカードが使えなくなった際は、新たに別のカードを作成するのもひとつの方法です。クレジットカードの新規入会をお考えの方は、ぜひ「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」を検討してみてください。

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LINEクレカには、カードレスタイプも存在します。プラスチックカードを発行しないため、紛失・盗難のリスクを減らせて、不正利用の予防につながることも期待できます。持ち歩く荷物を減らしやすい点もメリットです。

カードレスLINEクレカはスマートフォンで利用可能です。Apple Pay対応機種であれば、ネットショップはもちろん、店舗の買い物にも使えます。Google Payの場合は、インターネットショッピングのみの対応となる点に留意してください。

■「クレジットカードが使えないときは早めに対処しましょう」

今回は、クレジットカードが使えない場合によくある原因や、利用停止に気づいたときの対処法などをご紹介しました。カードが使えない場合は、有効期限切れ・滞納・情報の入力ミスのほか、カード本体や端末が故障している可能性があります。不正利用の疑いで利用停止されるケースも珍しくありません。カードが使えないことに気づいたら、できるだけ早めにカード会社へ連絡を入れて、原因を明らかにしましょう。また、カードを利用停止の状態で放置すると、固定費の引き落としができなかったり、遅延損害金が発生したりする恐れがあります。ご紹介した情報を参考に、速やかに対処することをおすすめします。

カードが利用できなくなった際は、新しいカードを作り直すことも選択肢のひとつです。新規発行する場合は、ぜひお得で便利な機能が充実した「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」をご利用ください。


<関連記事>
クレジットカードの利用限度額についてはこちらの記事をご参照ください。



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