クレジットカードを洗濯したらどうなる?水没や破損した場合の対処法を解説

公開日2022.09.20最終更新日 2023.09.19

普段からクレジットカードを利用していると、「ポケットに入れたまま洗濯してしまった...」なんてこともあるのではないのでしょうか?そんなときは洗濯してしまったクレジットカードが使えなくなってしまうのではないかと焦ってしまいますよね。
恐らく多くの人が、クレジットカードは水濡れすると磁気不良などを起こして使えなくなってしまうと考えているかもしれませんが、実は洗濯によってクレジットカードが破損するケースは意外にも実際はそこまで多くはないのです。また、万が一破損してしまったとしても、落ち着いて対処すれば再び使えるようになるケースもあります。

そこで、今回の記事では「クレジットカードを洗濯したらどうなるのか?」について解説すると同時にその後の対処法もご紹介します。
是非、参考にしてみてください。

《TOPICS》

■クレジットカードを洗濯したらどうなる?
■クレジットカードを洗濯してしまったときの注意点
■クレジットカードが破損してしまった場合の対処法
■まとめ

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■クレジットカードを洗濯したらどうなる?

まず、クレジットカードを洗濯機にかけてしまっても、カード表面の水分を拭き取ればまた使えることが多いです。というのも、クレジットカードの素材の大部分が、水濡れや洗剤に強い「ポリ塩化ビニル(PVC)」というプラスチックで出来ているからです。またプラスチック以外の部分であるICチップや磁気ストライプも、水に強い素材で出来ているので、洗濯による水没で使えなくなることは少ないでしょう。
それよりも、洗濯時にうける諸々の打撃によってカード本体が変形してしまうことのほうが、破損原因として考えられます。
クレジットカードは変形したり曲がってしまったりすると、決済端末を通したときにエラーを起こして支払いができない状態になったり、ATMに曲がったカードを入れるとそのまま出てこなくなったりすることがあります。
例えば、洗濯機だけでなく乾燥機にまでかけてしまった場合は、注意が必要です。
クレジットカードの素材であるプラスチックは水没や洗剤には強いのですが、熱には弱く、高温下で変形してしまうことがあります。また、他の洗濯物による巻き込みや、脱水のときに受ける強い衝撃でカードが曲がってしまうことも...。
ですので、洗濯してしまった際はカードが変形していないかよく確認しましょう。

また、カードが破損していないかを確かめるには、実際にお店で支払いをするか、ATMで使えないか試す2パターンの方法が考えられますが、ここではお店に行くほうをおすすめします。というのも、ATMだとカードが出てこなくなって機会を故障させてしまう恐れがあるからです。
お店でカードが使えるかどうか試す際は、エラーを起こしてしまう場合を想定し、できるだけセルフレジを使ったり混雑していないときにお店に立ち寄ったりなど、配慮を持った行動するのが良さそうです。


■クレジットカードを洗濯してしまったときの注意点

ここからは、実際にクレジットカードを洗濯してしまった後にカードの破損を避けるために注意すべきことをご紹介します。

●ドライヤーで乾かさない

先ほども説明したように、クレジットカードの素材であるプラスチックは熱に弱く、高温下だと変形してしまう可能性があります。ですので、ドライヤーで乾かすことは避けましょう。
ドライヤーは吹出口の温度が100℃を超えるものが多く、低温タイプのものでも60℃を超えることが多いです。それに対して、クレジットカードの耐熱温度は50℃ほどなので、ドライヤーの熱風を受けると変形してしまう可能性がかなり高いです。
水没してしまった場合、基本的にはカードを傷つけないような柔らかいタオルや布で表面の水分を拭き取れば問題ありません!ですので、洗濯してしまった場合はドライヤーで乾かすのではなく、まずは水分を拭き取るようにしましょう。

●磁気の強い物の近くに置かない

また、熱以外にも磁気が強い物にも注意が必要です。
現在日本で発行されているクレジットカードは、磁気ストライプとICチップが搭載されているものが多いです。磁気ストライプとICチップは、水濡れしているかどうかにかかわらず、テレビやスマホ、パソコン、カードキー、スピーカー、磁石などといった磁気を発する物体の近くに置くと磁気不良を起こしてカードを使えなくしてしまう恐れがあります。実は、洗濯による水没ではなく、その後に磁気が強い物の近くに置いてしまったことが原因でカードが使えなくなるケースもあるので注意しましょう。

■クレジットカードが破損してしまった場合の対処法

では、万が一クレジットカードが洗濯したことによって使えなくなってしまった際は、どのようにすればよいか?ここからは、カードが破損した場合の対処法をご紹介します。

●カード会社に再発行を依頼

クレジットカードが破損してしまった場合、まずはクレジットカード会社に連絡し、再発行の手続きを行うようにしましょう。手続きを受け付ける電話窓口の連絡先は、カードの裏面や公式サイトで確認できます。再発行後はカード番号やセキュリティコードが変更になることがあるので、その際は、ネットショッピングや公共料金の支払い先に登録しているカード情報を修正しましょう。
また、クレジットカードの再発行には1~2週間ほどかかることが多いので、急ぎでカードが必要な場合は即日発行のカードを検討してみるのもよいかもしれません。

●使えなくなったカードを処分

そして、再発行したクレジットカードが手に届き、諸々の登録情報の変更が完了したら、使えなくなった元のカードを処分しましょう。
決してそのままゴミ箱に捨てるなんてことはしないでください!というのも、ネットショッピングの場合、カード番号と裏面にあるセキュリティコードさえわかっていれば、簡単に不正利用ができてしまうからです。

使えなくなったカードは、ハサミでできるだけ細かく切ってから処分してください。特に、ICチップと磁気ストライプには個人情報が残っているので、きちんと裁断する必要があります。また、細かく切ったカードを一度にまとめて捨ててしまうと、破片を集めて諸々の情報を読み取られてしまう恐れがあるので、何回かに分けて捨てるようにしましょう。


■まとめ

いかがでしたか?今回は、クレジットカードを洗濯してしまった時の注意点や対処法について解説しましたが、これと同じようなアクシデントに見舞われてしまった方にとって少しでも参考になれれば嬉しいです。
クレジットカードは水濡れや洗剤に強い素材で作られているため、洗濯することによって破損してしまうケースは実は少ないのです。しかし、熱には弱いため乾燥機にまでかけてしまった場合やドライヤーで乾かしてしまった場合などは、カードが曲がって破損してしまう可能性が高くなります。
万が一、カードが破損してしまった際は再発行の手続きを行うようにしましょう。すぐに必要ならば即日発行のカードを検討するのもよいと思います。
すぐにカードを発行できなくてもカード番号とセキュリティコードが分かれば、ネットショッピングでは使うことができます。また、ICチップが無事であれば、非接触決済(タッチ決済)も可能です。
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