クレジットカードの仕組み|決済の流れとメリット、支払い方法は?

公開日2022.03.11最終更新日 2022.07.16

クレジットカードがあれば、お金が手元になくても店頭での買物ができます。こうしたクレジットカード払いは、どのような仕組みによって実現されているのでしょうか。社会人になりクレジットカードの申し込みを検討している方にとっては、気になるポイントかもしれません。また、仕組みについて詳しく知らないまま、すでにクレジットカードを利用している方も多いでしょう。そこで本記事では、現在の代表的な決済サービスのひとつといえるクレジットカードの仕組みについて徹底解説します。

《TOPICS》
■クレジットカードの仕組み(1) 決済の流れ
■クレジットカードの仕組み(2) 利用者と加盟店のメリット・デメリット
■クレジットカードの仕組み(3) 利用者の支払い方法の種類
■クレジットカードの仕組みを悪用する手口と対処法
■お得な仕組みが盛りだくさんの「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」
■「クレジットカードの仕組みを知った上で上手に利用しましょう」

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■クレジットカードの仕組み(1) 決済の流れ

クレジットカードは現金以外で決済を行う方法のひとつです。また、決済の流れは「三者間決済」と「四者間決済」に大別できます。以下では、クレジットカードの概要と、決済の2種類の流れについて詳細に説明します。

●クレジットカードとは?

クレジットカードは、手元に現金がなくても後払いで商品やサービスを購入できるキャッシュレス決済のひとつです。商品の購入代金は、翌月に登録銀行口座から引き落とされます。ただし、利用できるのは所持しているクレジットカードのブランドに対応している店舗に限られます。こうした店舗を、クレジットカードブランドの加盟店と呼びます。

世界各国に加盟店を持つブランドのことを国際ブランドと呼びます。VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス(AMEX)、Diners Club、Discover、銀聯(Union Pay)などが代表例です。

●他のキャッシュレス決済との違い

・デビットカード
デビットカードは、決済のタイミングで登録口座から現金が引き落とされる、即時引き落とし方式の決済手段です。クレジットカードは引き落とし日に口座に現金があれば利用できるのに対して、デビットカードは決済時に残高が不足していれば利用できません。後払いに抵抗のある人、現金主義の人が利用する傾向にあるキャッシュレス決済の手法です。ネットショッピングなどで使えるよう、クレジットカードの国際ブランドに対応するデビットカードもあります。

・プリペイドカード
プリペイドカードは、事前にチャージしておいた金額を使用するカード式のキャッシュレス決済です。チャージ方法としては、専用機やコンビニのレジなどで現金を支払う方法が代表的です。銀行口座からチャージする方法もあります。チャージしておいた金額までしか支払えないため、使いすぎを防ぎやすいキャッシュレス決済です。

・電子マネー
電子マネーはICカードやスマートフォンをかざすだけで決済ができる手軽な方法です。専用機器にICカードやスマートフォンを近づけると、チャージしておいた金額から自動的に決済が行われます。暗証番号の入力などは必要ありません。

電子マネーは、「交通系」と「流通系」に大別されます。「交通系」は、主に交通機関を利用するための電子マネーであり、「Suica」や「PASMO」などさまざまな種類があります。「流通系」は大型店舗チェーンなどが自社関連店舗での決済ために専用で開発している電子マネーです。代表例として「WAON」や「nanaco」が挙げられます。

・コード決済
コード決済は、QRコードを使用するキャッシュレス決済の手法です。スマホで利用できる決済方法であり、決済時にカードを取り出す必要はありません。コード決済は「ストアスキャン方法」と「ユーザースキャン方法」に分けられます。

「ストアスキャン方法」は、スマホに表示されるQRコードを店舗の専用端末で読み取ってもらう方式です。対して「ユーザースキャン方式」は店舗で発行される紙にプリントされたQRコードや専用端末に表示されるQRコードをスマホで読み取ります。

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キャッシュレス決済についてより理解を深めたい方は、こちらの記事も是非お読みください。

●クレジットカードの決済の仕組み

・3者間決済
3社間決済は、クレジットカードの持ち主であるカード会員、店舗やサービスを提供する加盟店、クレジットカード会社の3者間で取引を行う仕組みです。以下の流れで取引が進みます。

STEP1:カード会員は買物やサービス利用時にクレジットカード決済を選択します。決済時点で金銭のやりとりは発生しません。

STEP2:決済後、加盟店よりカード会社に対し、カード利用情報が送信されます。各カード会社は所定の加盟店手数料を差し引いた上で、加盟店にカード会員の利用代金を立て替えて支払います。加盟店が負担する決済手数料は、カード会員である消費者に負担させることを禁止されています。

STEP3:後日、クレジットカード会社はカード会員に立て替え分の利用代金を請求します。支払日にクレジットカード会社が、カード会員の銀行口座から利用代金を引き落として決済完了となります。

・4者間決済
4者間決済は、カード会員、加盟店、クレジットカード会社、加盟店契約会社を含めた4者間で取引が行われる方式です。

加盟店契約会社は「アクワイアラー」とも呼ばれます。加盟店のクレジットカード決済システムの導入をサポートしたり、クレジットカード会社が加盟店に支払うお金の入金を代行したりする会社です。加盟店とクレジットカード会社の間を取り持つことが加盟店契約会社の主な役割です。

4者間決済では、加盟店契約会社が取引に介入する点が3者間決済との主な違いといえます。カード会員にとっての使用感は3者間決済とほとんど変わりません。加盟店にとっては、ハードルの高い決済システムの導入を容易に実現しやすい点がメリットです。


■クレジットカードの仕組み(2) 利用者と加盟店のメリット・デメリット

利用者と加盟店にとって、クレジットカードにはどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。どのような仕組みでお得に買物をできるのか、ぜひチェックしてみてください。

●利用者側のメリット

・ポイントを貯められる
クレジットカード会社ごとに独自のポイントが貯められるようになっている点は、クレジットカード決済のメリットのひとつです。ポイントの還元率はクレジットカード会社ごとに決まっています。付与されたポイントはマイル交換や支払いに利用可能です。ギフト券、他のポイントなどに交換できるクレジットカードもあります。

・オンラインショッピングを利用しやすい
クレジットカード決済はインターネットショッピングとの相性が良い支払い方法です。クレジットカードを登録しておくと、即時で決済が行われるためスピーディーに商品を購入できます。また、代金引換や銀行振込では手数料がかかりますが、多くのネットショップではクレジットカード払いで手数料が発生しません。そのため、支払う総額が安くなります。

・手持ちがなくても購入できる
クレジットカードがあれば、手持ちの現金がなくても商品・サービスを購入できます。一般的に、クレジットカードの利用金額が登録している銀行口座から引き落とされるのは決済の翌月です。また、一括払いから分割払いやリボ払いに変更して、支払いの負担を軽減することもできます。このことから、クレジットカードを利用すれば、一括払いでは難しい大きな買物も可能です。自分の支払い能力に不安がある人にもおすすめできます。

・現金を持ち歩かずに済む
クレジットカードがあれば、現金を持ち歩かずに済むケースが多くなります。現金の支払いに備えて紙幣や硬貨を用意しておくと、財布が膨らんでしまいがちです。また、あらかじめATMなどで現金を引き落とすこと自体が手間になります。加盟店での買物に限れば、クレジットカードさえあれば現金は必要ありません。最近は多くの店舗がクレジットカード決済に対応しているため、現金が必須となるようなケースはほとんどなくなっています。

・付帯サービスを受けられる
クレジットカードによっては特典として付帯サービスを利用できます。代表的な例が、付帯保険(海外旅行傷害保険)です。海外旅行時の、ケガや病気、盗難などのトラブル・損害が補償内容となります。海外旅行障害保険は自動付帯となるケースと、航空券の支払いなどにクレジットカードを利用した場合のみ付帯する利用附帯のケースがあるため確認が必要です。ほかに、空港ラウンジの利用権や、車のトラブル時に利用できるロードサービス、ショッピング保険などもあります。

・利用明細をネットで確認できる
クレジットカードの利用明細は、オンライン上のポータルサイトで確認できます。利用履歴を確認しながら使うことができるため、こまめにチェックしながら利用すれば支払いで困ることはないでしょう。

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クレジットカードのメリットについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧いただければと思います。



●利用者側のデメリット

クレジットカードを使っている場合、セキュリティのリスクを警戒しなければなりません。紛失したクレジットカードを誰かに拾われると、少額のサインレス決済などで利用される可能性があります。また、クレジットカード情報が悪意ある第三者に知られECサイトなどで利用されてしまうケースがあります。こうした不正利用被害を防ぐため、クレジットカード情報の取り扱いには注意が必要です。

現金がなくても買物できることから、人によっては収入の範囲内を超えて使いすぎてしまうケースがあります。使いすぎると支払いに追われることになるため、計画性を意識して利用しなければなりません。

●加盟店側のメリット

・販売促進につながる
加盟店にとっては、クレジットカード決済を導入すると販売促進につながります。現金を持ち歩いていない人や手持ちの現金が少ない人でも利用客となりうるためです。利用客にとって利便性が高いため、利用頻度が増える可能性が高いといえます。

・レジでの作業時間を減らせる
レジでの作業時間を減らせる点も大きなメリットです。顧客が数えた現金を確認し、精算する作業は時間がかかります。人気の店舗では、混雑の原因になることも少なくありません。クレジットカード払いの場合は、顧客のカードを読み込むだけで決済がスムーズに終わるため時間がかかりません。スマホ決済などを利用すれば、さらに精算がスピーディーになります。

また、売上の情報はすべてデータで記録されます。レジ締めの際に、現金の数量を把握する作業は必要ありません。このことから、レジ締めの作業も大きく軽減されます。

・代金回収のリスクを軽減できる
加盟店にとっては、代金回収のリスクを軽減できる点も大きなメリットです。クレジットカード決済では、店舗への直接の支払いはクレジットカード会社から行われます。店舗にとって現金を取り扱うことによるリスクは少なくありません。現金の数え間違いや偽造通貨、盗難や着服といったリスクが挙げられます。クレジットカード決済で、利用客から現金を受け取ることがないため、こうしたリスクを軽減可能です。

●加盟店側のデメリット

クレジットカード決済で加盟店側に発生する手数料は注意点のひとつです。現金での決済と比較すると手数料の関係から店舗の利益が減ってしまいます。このことを理由にクレジットカード決済の導入を先送りにしている店舗は少なくありません。初期費用は月額も発生するため、利用される頻度が低ければ損をしてしまうケースもあります。


■クレジットカードの仕組み(3) 利用者の支払い方法の種類

クレジットカードは決済と支払いのタイミングが異なります。以下では、クレジットカード利用者の返済方法の代表的な種類をご紹介します。

●一括払い

一括払いは、前回の締め日までに利用した金額を一括で支払う方法です。スタンダードな支払い方法であり、カード利用時に特に指定しなければ基本的には一括払いになります。締め日や引き落とし日はカード会社により異なるため、確認が必要です。利用代金以外の手数料などはかからない点が特徴として挙げられます。

●分割払い

分割払いは、カードを1回利用した場合の金額を複数回に分けて支払う方法です。2回、3回、5回など、自由に分割回数を選べます。2回までは原則、分割手数料がかかりません。3回目以降は分割手数料が発生する場合があるため注意が必要です。家具や家電など、高価な買物で利用すると月々の経済負担を軽減できます。

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クレジットカードの分割払いについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。是非、ご覧ください。



●ボーナス一括払い

ボーナス一括払いは、利用金額を夏または冬のボーナスシーズンにまとめて支払う方式です。原則として手数料は発生しません。加盟店によってはボーナス払いに対応できない場合があるため確認が必要です。

●リボ払い

リボ払いは「リボルビング払い」の略称であり、利用金額などに関係なく、毎月一律の金額を支払う方式です。利用額に応じてリボ手数料が発生します。利便性が高い反面、分割払いよりも手数料が高額となりやすいため、使いすぎに注意する必要があります。

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リボ払いについてはこちらの記事でも解説しています。



●ショッピングスキップ払い

ショッピングスキップ払いは、特定のクレジットカードで利用可能な支払い方式です。翌月などの引き落としをスキップし、先の月の引き落としに変更できます。クレジットカードごとに設定されている「変更締め切り日」までの申し込みが必要です。原則として1回払い(一括払い)のショッピング利用のみ対象となります。利用時に別途金利手数料が発生するほか、申込みすれば繰り上げ返済も可能となります。


■クレジットカードの仕組みを悪用する手口と対処法

クレジットカードを安全に利用するために、悪意ある第三者による不正利用の手口について知っておきましょう。クレジットカードの代表的な不正利用の手口と対処法を紹介します。

●主な不正利用の手口

・フィッシング
フィッシングは、銀行など金融機関からのメールを装い、偽造サイトに誘導してクレジットカード情報を入力させる手口です。誘導先で情報を入力すると、クレジットカードを悪用される可能性があります。

・スキミング
スキミングは、スキマーと呼ばれる装置でクレジットカード情報を抜き取る手口です。抜き取ったデータを偽造カードにコピーすることで、ショッピングやキャッシングが可能になります。ほかの不正利用手口に比べると、被害に気づくまで時間がかかる傾向がある点が特徴です。

・オンラインショッピング詐欺
オンラインショッピング詐欺は、架空のECサイトを装い、クレジットカード情報を不正に取得する手口です。一見すると通常のECサイトに見えますが、クレジットカード決済でカード情報を盗むことだけを目的としています。実態がない架空会社のため、決済をしても商品が届くことはありません。

対策として、信頼性の低いECサイトでクレジットカードを使うのは避けておくことが挙げられます。例として、日本語の表記がおかしい、Webサイトの構造に違和感がある、運営者情報が記載されていない、といった特徴が見られるサイトは危険です。

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クレジットカードの不正利用について、こちらの記事でも解説しています。是非ご一読ください。



●不正利用が疑われたときの対処法

・利用明細を確認する
不正利用が疑われたときは、Web明細などで自分のカード利用状況を確認しましょう。日付や金額、利用先などを細かく見て、怪しい利用履歴がないかチェックしてください。また、前々月の利用分が含まれている可能性もあるため、不正利用と誤認しないように注意が必要です。加盟店によっては、クレジットカードの利用情報がカード会社に届くまでにタイムラグが生じることがあります。

・利用状況を家族に確認する
家族カードを発行している場合は、本会員だけでなく家族の利用料金まで注目することが大切です。家族カードの利用分も本会員の請求分に含まれます。家族の利用に気づかずに不正利用と勘違いするケースは少なくありません。

・カード会社に連絡する
確認の結果、不正利用の可能性が高い場合は早急にカード会社へ連絡を入れましょう。カードの利用停止申請を行い、不正利用の有無を調査してもらう必要があります。不正利用が確認された場合は、カード会社によって、補償手続きが行われます。


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ここまでは、クレジットカードの仕組みについてお話ししました。これからクレジットカードの契約を検討している方におすすめしたいのが、お得にご利用いただける「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」です。年会費永年無料、ポイント還元率が比較的高いなど、魅力が充実しています。以下では、このカードの特徴をご紹介します。

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●Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)の特徴

Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)は、年会費永年無料で、ポイントの還元率も高いため、普段の買物で積極的に使いやすいカードです。

また、世界トップクラスのシェアを誇る国際ブランド「Visa」のクレジットカードとして、三井住友カードが発行しています。国内だけではなく、海外のお買物でも問題なくご利用いただけるカードです。現地通貨を持ち歩く必要がなくなります。

さらに、キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」と連動させることが可能なので、スマートフォンだけで決済することも可能。その上、プラスチックカードを発行しないタイプの「カードレスLINEクレカ」を利用すれば、カードを持ち歩く必要もなくなります。「カードレスLINEクレカ」はカード番号や有効期限などの重要情報は、Vpassアプリで簡単に一括管理できます。カード紛失の心配がないほか、スキミングの防止にもつながります。財布の持ち歩きが不要になり、スマートフォンひとつでカード管理から買物まで完結可能です。

●Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)の独自機能

チャージ&ペイは、Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)からLINE Pay残高にチャージできる機能です。クレジットカードとキャッシュレス決済のLINE Payが連動するため便利に使えます。LINE Payアカウントにカード情報を登録すれば無料で利用可能です。
チャージ&ペイ利用時においても、利用代金の0.5%分がポイント還元されます。
支払い通知がすぐに「LINE」で届く機能も特徴的です。チャージ&ペイや、クレジットカードの利用内容をLINEで確認できるため、使いすぎ防止に役立ち、出費を管理できます。不正利用も察知しやすいでしょう。


■「クレジットカードの仕組みを知った上で上手に利用しましょう」

クレジットカードの仕組みについてご案内しました。クレジットカードでの支払いは、高額商品の買い物をする際には特に便利です。現金がなくても決済ができるため利用の際は計画性が求められます。しかし、節約の意識を持った使い方を続ければ安全な支払い方法です。ただし、クレジットカードの仕組みを狙った不正も横行しているため、万が一の場合に備えてセキュリティ対策も知っておく必要があります。クレジットカード発行をした場合は、仕組みを知った上で安全に活用するように心がけましょう。


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クレジットカードの限度額が決まる仕組みなどについてはこちらの記事をご参照ください。




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