クレジットカードの審査で確認されるポイント、審査落ちの主な理由

公開日2022.02.28最終更新日 2022.05.11

クレジットカードは、買い物での会計や公共料金支払い、電子マネーチャージ、ネットショッピング決済など、さまざまな場面で活用できます。VisaやMasterCard(マスターカード)、JCBカード、American Express(アメリカン・エキスプレス、アメックス)などの国際ブランドは幅広い地域で使えるため、海外旅行の際にも1枚持っておくと便利です。利用金額に応じてポイントやマイルなどがたまるため、現金決済よりお得に使えるメリットもあります。

ただし、カード利用を申し込んでも、希望通りに審査に通るとは限りません。クレジットカードの審査では、どういった部分がチェックされるのでしょうか。本記事では、クレジットカード審査で調査されるポイントや、審査落ちで考えられる主な理由、よくある質問について徹底解説します。これからクレジットカードをつくる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

《TOPICS》
■クレジットカードの審査でチェックされるポイント
■ クレジットカードの主な審査方法
■クレジットカードの審査時に必要な書類・情報
■クレジットカードの審査落ちで考えられる理由
■クレジットカードの審査に関してよくある疑問
■クレジットカードの審査結果は申請してみなければわからない!

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■クレジットカードの審査でチェックされるポイント

クレジットカード審査では、属性情報や個人信用情報などが審査対象となります。それぞれ、どういった部分が見られるのかを確かめてみましょう。

●属性

属性とは、年齢、職業、勤務先、雇用形態、勤続年数、年収、住居、家族構成など、申込者本人の支払い能力にかかわる情報を指します。クレジットカード会社が用意した申し込み書類や、カード公式サイトの申し込みフォームなどに属性を記入しますが、その際はなるべく正確に個人情報を記載することが求められます。虚偽情報を入力した場合、審査落ちの原因になることがあるため注意が必要です。

●個人信用情報

これまで行ってきた取引の種類や支払い回数、金額、残債額など、クレジットカードやローンの取引に関するデータのことを個人信用情報と呼びます。個人信用情報を収集・管理するのは、主に指定信用情報機関です。カード会社は、指定信用情報機関に加盟しており、本人の同意があれば個人の信用情報を照会できます。主な指定信用情報機関としては、CICやJICC(日本信用情報機構)などが有名です。

個人信用情報には、客観的な取引事実のみが登録されます。趣味や思想、信条、犯罪歴といった内容は登録されません。また、現在の自分の個人信用情報については、指定信用情報機関へ開示請求するとチェックできます。必要な場合は開示請求を検討してみましょう。


■クレジットカードの主な審査方法

クレジットカードの審査では、クレジットヒストリーや他社からの借入額、借金の有無、ローンの支払い状況など、さまざまな項目をチェックされます。こちらでは、主な審査方法の基礎知識について解説していきます。

●スコアリング

スコアリングとは、支払い能力を点数化することです。審査に通るには、クレジット会社が設けた点数の基準を満たす必要があります。

スコアリングはコンピューターを利用した自動与信で行われるケースが多く、スムーズに数値化が行われることが特徴です。審査がスピーディーに進みやすいため、最短で申し込み当日に審査結果がわかるケースもあります。

スコアリングにおいては、年収、勤務先、勤続年数、住居の状況など、さまざまな項目が重視されます。一般的に、点数が高くなる傾向や条件は項目ごとに異なります。項目ごとに調べた内容を総合し、結果が数値化されることが特徴です。

例えば、収入の安定性が増すほど支払い能力があるとみなされます。そのため、無職やパート、アルバイトよりも、会社員や公務員のほうがスコアは高くなりやすいといわれています。会社員であっても、契約社員や派遣社員などと比較すると、正社員が有利になるケースもあるようです。

また、賃貸住宅よりも、本人名義の持ち家に住んでいるほうが有利になるとされています。転居によって連絡が取れなくなり、貸し倒れになるリスクが軽減するためです。賃貸の場合でも、居住年数が長ければスコアがプラスになる傾向にあります。

固定電話を持っていなければカード審査で不利になるという評判を聞いた方も多いかもしれませんが、実際にはそれほど関係ないといわれています。固定電話の有無よりも、電話連絡が可能な番号を持っているかどうかが重視されるようです。そのため、電話番号をひとつも記載しないと、評価に影響が出てしまうかもしれません。

●個人信用情報の確認

スコアリングの結果と併せて、個人信用情報を調べて条件が合致するかどうかを確かめます。この場合は、クレジットカードヒストリーや他社からの借入状況、返済状況などをチェックします。

クレジットカードヒストリーとは、カードやローンの取引履歴を指します。利用者の識別情報や利用額、利用実績などが記録されています。スコアリングの点数が高くても、信用が低いと判断された場合は審査に通らないことがある点に留意しましょう。


■クレジットカードの審査時に必要な書類・情報

クレジットカード申請は、有人カウンターや郵送などで行えます。カード発行会社によってはインターネットで手続きを完結できるオンライン申込みも可能です。手続きの際は、申込書類をはじめ、各種書類や情報などの提出が求められます。必要書類はカード会社によって異なるため、公式サイトなどで事前確認しておくことが大切です。こちらでは、申し込み方法を問わず、審査時に必要とされる主な書類・情報をご紹介します。

●本人確認書類

氏名や現住所などが確認できる書類です。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどが該当します。カード会社によっては2点以上の書類が必要とされます。

基本的には顔写真が付いているものが求められます。写真付きの証明書がない場合、「健康保険証の写しと、住所を確認できる公共料金の領収書を併せて提出する」といったように、複数の書類提出が必要になるケースがあります。

Webでの申し込み時も本人確認書類が必要です。手続きがスムーズに進むよう、手元に準備しておきましょう。

●収入証明書類

カードの申し込み条件や審査基準などによっては、収入を証明する書類の提出を求められることがあります。給与収入がある場合は源泉徴収票や納税通知書などで収入を証明できます。個人事業主の場合は、確定申告書や所得証明書、納税通知書などが収入証明書類として認められるようです。

●親権者の同意書

未成年者がカードをつくる場合は、親権者の同意が必要となります。カード会社の用意する同意書に記載するケースもあれば、電話確認が必要なケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

クレジットカードは18歳以上から発行可能となる会社が多く見られます。ただし、年齢の条件を満たしていても、高校生の場合は申し込み対象外となることがあります。

また、18歳以上の人がクレジットカードをつくる場合、2022年4月1日からは同意書の提出が必要なくなります。これまでは満20歳以上が成人でしたが、民法改正で満18歳以上が成年とみなされるようになるためです。

●銀行口座情報

申し込みの際は、クレジットカードの支払い金額を引き落とすための口座情報が必要とされます。通帳やキャッシュカードなど、口座情報がわかるものを用意しておくとスムーズです。

<関連記事>

クレジットカードの作り方については、こちらの記事をご覧ください。



■クレジットカードの審査落ちで考えられる理由

しっかりと書類を用意して申し込んでも、審査に落ちてしまうことはあります。こちらでは、クレジットカードの審査通過ができなかった場合に考えられる主な理由について解説します。

●返済能力が不足していると判断されたから

クレジットカードは後払いのため、安定して返済できる人でなければ審査に通りにくいとされています。そのため、年収や職業などを審査した結果、カード会社の設けた基準に達しないと、返済能力に不安があると判断されることがあります。

●すでに多くのお金を借り入れていたから

すでに他社から多額の借入金がある場合、審査落ちすることがあります。特に、返済能力を超えてお金を借りていると判断されると、クレジットカードの申請は通りにくい点に注意が必要です。審査落ちした場合は、他社からの借入を返済してから再度申し込んだほうが良いでしょう。

●申し込みに不備があったから

審査内容にかかわらず、名前を書き間違えた、引っ越し後に身分証明書の住所変更をしていなかったなど、提出した書類に不備があると審査落ちするケースがあります。

また、あえて虚偽の情報を書き込んだ場合も入会審査に通らないため注意が必要です。カードを入手したいからといって、収入や職業などを虚偽申告することは避けましょう。申し込み内容は正確に書くことを心がけるのが重要です。

●過去に金融事故を起こしていたから

金融事故とは、クレジットカードやローンなどの利用で問題が生じることです。3カ月以上の滞納や、代位弁済、債務整理(自己破産や任意整理)、強制解約などが該当します。情報は個人信用情報機関に記録されており、審査の過程で発覚します。

金融事故情報は、一定期間保有されることが特徴です。登録期間は信用情報機関によって異なります。例えば、債務整理の場合、5年間情報が登録されるところもあれば、最長10年間登録され続けるところもあります。

●多重申し込みをしていたから

一度に複数のクレジットカードに申し込んでいると、審査に通らないことがあります。現在お金に困っており、返済に不安があると判断されやすいためです。

カード会社の実施するキャッシュバックやポイントアップ、ポイントプレゼントキャンペーン、各種優待特典などを目当てに多数のカードに同時申請したい方もいるかもしれませんが、審査落ちしては意味がありません。手当たり次第に申し込むのではなく、本当に必要なカードに絞って申請することがおすすめです。

●高額のキャッシング枠を付けたから

クレジットカードには、「キャッシング枠」「ショッピング枠」「割賦枠」などがあります。それぞれ金額が決まっており、枠内での利用をすることが求められます。

クレジットカード会社をはじめとする貸金業者には、総量規制というルールが設定されています。消費者の返済能力を超えた金額を貸し付けることがないように施行された法律です。クレジットカードのキャッシングのほか、カードローンなどにも適用されます。住宅ローンやマイカーローンなどは対象外です。

総量規制により、原則として利用者の年収の3分の1を超える金額の貸付は行えません。そのため、利用可能枠を高額にして申し込むと、審査のハードルが上がることがあります。収入をはじめとする条件が満たない場合、審査に落ちてしまうケースがあるため気をつけましょう。キャッシング枠の利用限度額を減らす、もしくはキャッシング機能を利用しないことで、審査に通りやすくなる可能性があります。

<関連記事>

クレジットカードのキャッシング枠について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。



■クレジットカードの審査に関してよくある疑問

最後に、クレジットカード審査についてよくある疑問・質問をご紹介します。気になる意見があれば、ぜひ回答をチェックしてみてください。

●審査に通りやすいクレジットカードはある?

絶対に審査に通れると予想できるカードはなく、どのカードが入手しやすいとは一概にいえません。ただ、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードなど、ステータスの高いカードと比較すると、一般カードのほうが審査難易度は低いとされています。新規入会の際は、ランクの低いカードから申請してみると良いでしょう。

また、クレジットカードには銀行系や交通系、信販系など、さまざまな種類があります。そのなかでも、審査に独自基準を設けている消費者金融系カードや、多くの顧客確保を求める流通系カードは、審査に通りやすいといわれています。ただし、審査通過の可否を事前にチェックする方法はありません。カード会社は審査の基準を公開しておらず、申込者の信用情報などによって結果が変わるためです。

●審査のいらないクレジットカードはある?

クレジットカードは、基本的にすべて審査が必要とされます。しっかりとした審査を経なければ、返済能力のない人にカードを発行してしまう可能性があるためです。

審査に通るか心配な場合は、家族カードの利用を検討してみましょう。本会員の家族が利用できるカードで、基本的には審査なしでカードを持つことができます。

また、デビットカードやプリペイドカードの場合はクレジットカードのような審査は行われず、学生や専業主婦(夫)の方でも持ちやすいといわれています。即時決済もしくはチャージ式のため、後払いのクレジットカードとは仕組みが異なりますが、キャッシュレス決済を利用したい場合は検討してみると良いでしょう。

●クレジットカードの更新時も審査はある?

クレジットカードには一定の有効期限があり、時期が来ると更新されます。更新の際は、入会時と同じような手続きは必要ありません。ただし、カードの使用に問題がないか、延滞はないかなどを審査されます。問題があれば更新を断られることがある点に留意しましょう。

●審査期間の目安はある?

クレジットカードの審査期間は、クレジットカード会社によって異なります。それほど審査時間がかからず、申し込み後に即日発行されるカードもあれば、何営業日か経った後に即時発行されるものも。一般的なカードの場合、審査期間は1週間から2週間を目安に考えておくと良いでしょう。

■クレジットカードの審査結果は申請してみなければわからない!

クレジットカードの審査では、個人の属性や信用情報などが調べられます。ただし、カードの発行元によって審査基準に違いがあるため、確実な審査通過の秘訣といえるものはありません。入手したいカードを見つけたら、実際に申請してみましょう。その際は、審査落ちにつながる要素をあらかじめ解消しておくと安心です。

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<関連記事>
クレジットカードの審査機関についてはこちらの記事をご参照ください。



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