みんなのボーナスの使い道は?平均支給額やおすすめの管理方法を解説

公開日2021.11.02最終更新日 2023.09.18

企業の業績が良い場合、利益を従業員へ還元するために支給されるボーナス。生活資金となる毎月の給料とは別に、大きな収入を得られる点が魅力です。一方で、どのような使い方をするか迷っている方が多いかもしれません。一般的にボーナスはどの程度の金額が支給され、どのように使われているのでしょうか。また、ボーナスを賢く使うためにはどうしたらよいのでしょうか。こちらでは、一般的な使い道のリサーチ結果や支給額、生活を豊かにするための有意義な使い道の例など、ボーナスに関する内容についてお話しします。

《TOPICS》

■【2021年】みんなのボーナスの使い道は?
■ボーナスの平均支給額
■有意義なボーナスの使い道と管理方法
■クレジットカードのボーナス払いとは
■ボーナスの使い道は慎重に決めよう

■【2021年】みんなのボーナスの使い道は?

一般的にボーナスはどのような用途で使われているのでしょうか。また、2020年に社会全体を大きく変えた新型コロナウイルスは、2021年の消費活動にも影響を与えているのでしょうか。以下では、ボーナスの使い道に関する調査の結果について解説します。


●ボーナスの使い道に関する意識調査の結果

一般的な消費者を対象に行っているボーナスの使い道に関する意識調査では、貯金・預金が8年連続で1位になっています。次いで食品・旅行・外食・衣服と続いています。

貯金・預金を選ぶ人が60.8%と大半を占めており、直近5年間においても増加傾向にあることから、節約志向の強さが伺える結果となりました。上記の内40.6%が用途を決めており、老後や住宅購入、子どもの教育費・学費・住宅ローンの支払いなどの具体的なライフイベントが将来の用途として選ばれています。

なお、調査は2021年5月下旬に実施されたもので、上記はボーナス支給日前の結果です。あくまで予定の使い道のため、「実際の使い道」とは異なる可能性があります。


●ボーナスの使い道からみられる消費動向の変化

コロナ禍において在宅時間が増加した結果、消費動向のランキングに変化がみられています。2014年の調査開始以降、投資信託が初めてランクインしました。以前に比べて在宅時間が増え、経済状況の把握と見直しを行った人が多いと考えられています。また、金融系の回答(貯金・預金 投資信託 財形貯蓄 ローンや借入の返済)が前年比増となっているのも興味深い点です。

一方で、外食用途が前年比で大きく減少しています。お取り寄せグルメなど、特別な食品への使い道が増加しました。同じく日常的に食べる食品に使う人も増えています。これは、テレワーク中心の働き方になり、コロナ禍前に比べて自炊する人が増えた結果だと予測されています。


■ボーナスの平均支給額

一般的な企業ではどの程度のボーナスが支給されているのでしょうか。また、公務員の支給額との違いも気になる部分です。以下では、ボーナスの平均支給額について民間企業、公務員に関してそれぞれお話しします。


●民間企業の場合

民間の事業者で勤務している労働者を対象として行った令和2年の賞与支給に関する調査では、平均ボーナス支給額は約77万2,825円となっています。夏のボーナスの平均額は約38万3,431円冬のボーナスの平均額は約38万9,394円です。

タイミングについては、夏は毎年6~7月、冬は12~1月に支給されることが一般的となっています。

●公務員の場合

・地方公務員
地方公務員の一般職員の場合、ボーナスの平均支給額は約163万9,911円となっています。期末手当は約94万7,674円、勤勉手当は約69万2,236円です。いずれも令和2年版のデータで比較したものです。

・国家公務員
国家公務員の平均支給額は、約136万7,800円となっています。令和2年夏のボーナス(期末手当+勤勉手当)の平均支給額は約68万100円でした。令和1年冬のボーナスの平均支給額は約68万7,700円となっています。


■有意義なボーナスの使い道と管理方法

ボーナスをもらったら、何が自分にとって有意義な使い道なのか検討してみる必要があります。ボーナスの入金後は、普段使っている預貯金の銀行口座とは別の口座に移すのがおすすめです。生活費と口座を切り分けることで、使い道をじっくり考えて、管理しやすくなるでしょう。

無計画に使ってしまうことが心配であれば、あえた使いにくい口座を選んで貯蓄用の口座を作るのも選択肢のひとつです。生活用の銀行とは別の銀行に口座を作り、貯蓄しておくと引き出しに手間や心理的なハードルが生まれます。この効果により、貯蓄がしやすくなるのです。一般的に地方銀行のネット支店や信用金庫などが貯蓄用の口座として選ばれています。

定期的に貯蓄額を確認しながら、ボーナスの運用方法についてじっくりと検討しましょう。以下では、有意義なボーナスの使い道の代表例をご紹介します。


●自己投資を行う

ボーナスを自分磨きや資産運用に活用する方法として自己投資が挙げられます。自己投資とは、自分の能力アップのためにお金を使うこと。単に好奇心を満たすための勉強だけではなく、一般的には自分の市場価値を上げるための方法として認識されています。

キャリアアップを目的とした講座・スクール・セミナーに通えば自分を成長させられるだけではなく、将来の収入増加につなげることも可能です。興味があった分野をスキルアップできる自己投資を行うことで、それまで知らなかった自分の適正に気づくこともあります。

知識面だけではなく身体面の成長を少なくありません。運動やバランスの良い食生活を続けられる環境を整えれば、いつまでもエネルギッシュに仕事を続けることができます。その点では、ジムの費用や調理器具などにボーナスを使う選択肢も自己投資といえるでしょう。

株式投資を始めることも自己投資のひとつです。売却益が出る可能性があるだけではなく、ビジネススキルを得て自分を成長させることもできます。 通常の投資の利益で発生する税金が一定額まで非課税になるNISAを利用して資産形成を行う人も増えてきているようです。


●親への贈り物を買う

家族のためにボーナスを使うという選択肢もあります。遠方の両親にプレゼントを買い、日ごろの感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。特に社会人としてもらった初めてのボーナスであれば、大切な両親に親孝行として何かプレゼントしてみると良いでしょう。

旅館の宿泊券などレジャーのチケットをプレゼントするのも一般的ですが、昨年から外出が難しい時期が続いているため、お取り寄せグルメやカタログギフトなど、夫婦かつ自宅で楽しめるものがおすすめです。


●自分へのご褒美を買う

深く考えず、自分が今欲しいものをご褒美として買うのもボーナスの使い道のひとつ。趣味に使う、家電を買うなど、さまざまなお金の使い方が考えられます。ただし、無計画にボーナスの全額を使ってしまうのはおすすめできません。「○○万円は貯金する、○○万円で欲しいものを買う」などと計画的に使えると理想的です。

上質な腕時計やネックレスやピアスなどジュエリーは高価ながら一生モノと呼べる、一度購入すればいつまでも使える品です。ボーナスが出るたびにこうした価値のある買い物をすることを目標に設定し、仕事のモチベーションにするのも有効といえます。

■クレジットカードのボーナス払いとは

多くのクレジットカード会社がボーナス払いのサービスを提供しています。ボーナス払いとは、特定期間の利用額を次のボーナスで一括支払いする方法のこと。ボーナスの支給時期に合わせて、夏・冬でそれぞれ利用できます。計画的に活用することで、ボーナス支給前でも大きな買い物をすることが可能です。以下では、ボーナス払いのメリット・デメリットやボーナス払いができるクレジットカードの種類についてお話しします。


●ボーナス払いのメリット・デメリット

ボーナス払いは、夏または冬のボーナスシーズンにまとめて返済するのが特徴です。そのため、十分な貯金がない状態でも高額商品を購入しやすいのがメリットといえます。出費を避けたいのに欲しい物が見つかった時に便利なサービスです。ボーナス1回払いでは手数料がかからないため、実質リスクなしで利用可能です。手数料が発生する分割払いなどに比べてお得といえるでしょう。

ただし、なかにはボーナス払いに対応していないカード・店舗もあります。利用前にカード会社や店舗が対応しているサービスについて確認しておくと良いでしょう。


●ボーナス払いができるクレジットカードの種類

さまざまな種類のクレジットカードがボーナス払いに対応しています。そのなかでも、Visa LINE Payクレジットカードがおすすめです。

基本還元率1%と比較的高還元で、普段使いでポイントを貯めやすいカードです。ポイントはお買い物にも使えます。クーポンの配布など特典も充実しているため、お得に利用できる機会が多い点も魅了です。


■ボーナスの使い道は慎重に決めよう

大きな額のボーナスをもらった場合、喜びのあまり散財してしまいがちです。もちろん、用途の決め方は自由ですが、さまざまな使い道があるため慎重に運用方法を決めましょう。自分への投資やご褒美、他の人へのプレゼントなど複数の選択肢を考え、その時点でベストだと有効活用法を選んでください。次回のボーナス支給が確実だと予想される場合は、ボーナス払いを利用することで支給前でも大きな買い物をすることができます。この際、少しでもお得に買い物するためには、クレジットカード選びが重要です。Visa LINE Pay クレジットカードであれば、基本還元率が1%と比較的高いため、ボーナス払いでもお得にポイントを貯められます。今後のボーナスを少しでもお得に使いたい場合は、ぜひご契約をご検討ください。



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