生活費の平均額や内訳は?おすすめの節約術も徹底解説

公開日2021.10.28最終更新日 2023.09.18

「もっとお金を貯めたい」と思ったら、生活費の見直しを行いましょう。食費や光熱費、家賃などの支出に問題はないか、今一度確認することをおすすめします。そこで今回は、総務省統計局が公表した調査をもとに、2020年における生活費の全国平均や内訳、今すぐ取り組める効果的な節約術についてご紹介します。生活費をクレジットカードで支払うメリットにも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

《TOPICS》

■一般的な生活費の平均額と内訳
■主な生活費の支出項目と節約のポイント
■生活費をクレジットカードで支払うメリット
■生活費はポイント還元が受けられるクレジットカードで支払おう

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■一般的な生活費の平均額と内訳

生活費の平均額は、「総務省統計局」が毎年公表する調査により確認可能です。ここでは、「家計調査報告 家計収支編 2020年(令和2年)平均結果の概要」をもとに、一般世帯(二人暮らしを含む)と単身世帯の生活費の平均額および内訳をご紹介します。

●二人以上の世帯

二人以上の家族が暮らし一般世帯の生活費の月平均額は、次の通りです。


二人以上の世帯における消費支出の月平均額(費目別)

支出項目(内訳) 月平均額(円)
消費支出 277,926
食料 80,198
住居 17,374
光熱・水道 21,836
家具・家事用品 12,708
被服及び履物 9,175
保健医療 14,296
交通・通信 39,972
教育 10,293
教養娯楽 24,987
その他の消費支出 47,088



一般世帯の2020年における生活費の月平均額は、277,926円です。過去10年間をさかのぼると、生活費を含めた消費支出の月平均額は、ほぼ横ばいの状態が続いていました。

大きな動きがみられたのは、新型コロナウイルスの感染が広まった2020年です。対前年同月比の実質増減率は-5.3% 。過去10年間で最大の減少幅をみせました。国や自治体の外出自粛要請は、都市部を中心に人流を抑制。結果、個人消費の冷え込みが強さを増しました。

費目単位で平均額をみていくと、「住居」が極端に安く感じられるでしょう。各費目の詳細は後述しますが、「住居」とは賃貸住宅における家賃や、住宅ローンのことです。それが月平均額17,374円と安いのは、調査対象者に持ち家がある人、家賃相場の安い地域に住んでいる人が含まれるからです。

同様に、都市部の移動手段は電車・バスなどですが、地方では自家用車がメインです。自動車はガソリン代や車検代などの維持費、さらには車両購入費がかかります。一口に「交通・通信」といっても、居住エリアや自家用車の有無により、大きく変動すると考えましょう。

どちらにせよ、277,926円程度が月々の生活費の全国平均であることに変わりありません。つまり、自世帯の生活費が平均を上回る場合は、お金を使いすぎている可能性があります。予算組みに問題はないか、無駄な出費はないか、今一度家計を見直しましょう。

●単身世帯

単身世帯の生活費には、一般世帯とは異なる傾向・特徴がみられます。引き続き「家計調査報告 家計収支編 2020年(令和2年)平均結果の概要」をもとに、単身世帯の消費支出の月平均額および傾向をみていきます。


単身世帯における消費支出の月平均額(費目別)

支出項目(内訳) 月平均額(円)
消費支出 150,506
食料 41,373
住居 20,950
光熱・水道 11,687
家具・家事用品 5,393
被服及び履物 4,910
保健医療 7,129
交通・通信 18,310
教育 2
教養娯楽 15,867
その他の消費支出 24,888





全体の消費支出を比較すると、一般世帯では277,926円、単身世帯は150,506円でした。ここで注目したいのが、「住居」です。二人以上の世帯の月平均額は17,374円でしたが、単身世帯では20,950円と割高になりました。一人暮らしの場合、物件を1人で借りたり買ったりするため、一般世帯に比べると経済的負担が大きくなります。

「交通・通信」は18,310円と、一般世帯の約1/2です。単純に1人分のスマホ料金、交通費しか発生しないため、この金額に収まっていると考えられます。そのほかの費目についても同様で、教育費においては子どもがいない以上、基本的には発生しないでしょう。

■主な生活費の支出項目と節約のポイント

生活費節約の第一歩は、支出項目の特徴を把握することです。ここでは、全10項目の概要と節約に繋げるためのポイントを解説します。

●食料

外食費や食材購入費の総称です。「住居」に次いで生活費の割合を占める出費項目であり、比較的見直しやすく、節約につなげやすい項目でもあります。自炊を基本とし、食材はスーパーのセールなどを狙ったまとめ買いがおすすめです 。あらかじめ献立表を作成し、必要な食材を、必要な分だけ購入するよう意識してみましょう。食費を上手にやりくりするのが、節約成功の近道です。

●住居

賃貸住宅を借りるための住居費、住宅ローン返済などの住まいに関する項目です。生活費の大部分を占めていながら、節約・削減が難しい項目でもあります。家賃を例に挙げると、適切な家賃基準は「給料手取りの1/3」が目安とされます。ただし、比較的手取りが少ない人、貯金したい人は1/4を目安にするのも手です。

●光熱・水道

電気代・水道代・ガス代といった光熱費のことです。居住エリアや季節、世帯人数により変動する支出項目ですが、一昔前に比べると節約しやすくなりました。なぜなら、2016年に"電力の自由化"、その1年後に"ガスの自由化"が始まったためです。以前とは違い、ガス会社・電力会社を個人で選べるようになりました。そのため、基本料金の安い業者を選びつつ、小まめに電気を消したり、冷暖房器具の設定温度を控えめにしたりすると、節約効率が高まります。

●家具・家事用品

家具や家電に加え、日用品などの消耗品も含まれます。日用品は生活に欠かせないものの、単価は低いため大きな負担にならないでしょう。ディスカウントストアやドラッグストア、スーパーなどの特売品、安価なプライベートブランド商品を中心に揃えることで、節約できます。

●被服および履物

衣類や靴はもちろん、スーツなどのクリーニング代金も該当します。近年は"3R(リデュース・リサイクル・リユース)"の1つであるリユースが注目されており、衣類は古着で揃える方も珍しくありません。また、リサイクル・リユースショップのほか、フリマアプリなどを活用することで、より状態の良い衣類を購入できます。

●保健医療

病院での治療費や薬代、生命保険料などがこれにあたります。自分・家族の健康に直結するので、無理に節約するのは避けましょう。万が一、体調を崩した際に通院できるよう、専用の口座に貯蓄することをおすすめします。

●交通・通信

電車・バスなどの定期代、スマホ・インターネット回線の利用料金が含まれます。節約法は多岐にわたるものの、大手キャリアから格安スマホに乗り換えることで、効率的かつ高い節約効果が期待できます。引き続き大手キャリアのスマホを利用する場合も、定期的に料金プランの見直し・申し込みを行いましょう。

●教育

子どもの塾や習い事の月謝、大人の場合はセミナー受講料や学習用の書籍代金を指します。スキルアップに直結する費用であるため、むやみに節約せず、必要経費と割り切るのがおすすめです。

●教養娯楽

教養・娯楽・趣味に必要な商品・サービスの購入費を指します。文房具や書籍、CD・DVD、愛玩動物、旅行代や宿泊料、娯楽費など、含まれる支出は多岐にわたります。「雑費」に近い支出項目で、節約は比較的容易です。

●そのほかの消費支出

お酒・タバコ代などの嗜好品、化粧品・美容院代、交際費などが挙げられます。あらかじめ固定費を計算した上で、予算に余裕がある場合は捻出して問題ありません。ただし、優先順位をしっかりと決めて、使いすぎないよう注意しましょう。

■生活費をクレジットカードで支払うメリット

ここでは、生活費をクレジットカードで支払う3つのメリットをご紹介します。家計管理が楽になったり、カード独自のポイントが貯まったりと、嬉しい特典が盛りだくさんです。

●家計管理が楽になる

公共料金やスマホ・インターネットの利用料金、定期代といった固定費は、クレジットカードでまとめて支払うのがおすすめです。固定費の支払い忘れを防ぐことができるほか、決済時の利用明細も自由に確認可能。わざわざ家計簿をつける必要がなく、家計管理がとても楽になります。また、自然とカードのポイントが貯まるのも魅力的です。

●ポイントが効率的に貯まる

クレジットカードで生活費を支払う場合、利用頻度の高さから効率的にポイントが貯まります。

一般的なクレジットカードの基本還元率は0.5~1%ですが、Visa LINE Payクレジットカード(P+)はカードショッピングで0.5%還元、「チャージ&ペイ」で5%還元されます。貯まったポイントは「1ポイント=1円」でお買い物を楽しんだり、携帯料金の支払いに充てたりできます。生活費の支払い方法を変えるだけで、高い節約効果が期待できるでしょう。


●カード独自の特典が受けられる

100万円までのお買い物安心保険が付帯するなど、クレジットカードごとにさまざまな特典を用意しています。Visa LINE Payクレジットカード(P+)の場合、100社以上のLINE Pay加盟店で使える特典クーポンを利用できます。さらに加盟店が独自で発行しているショップクーポンなどとも併用でき、LINE Payの決済機能である「チャージ&ペイ」を使えば、5%のポイントも獲得できます。

※「チャージ&ペイ」の5%ポイント還元の上限は毎月500ポイントまです。ただし、請求書支払いやオンライン支払いは還元対象外です。


■生活費はポイント還元が受けられるクレジットカードで支払おう

生活費は文字通り、私たちが生きていくために必要な費用です。毎月必ず発生するからこそ、着実にポイントが貯まるクレジットカードを活用しましょう。ポイントを目的として新たにクレジットカードを発行するなら、「チャージ&ペイ」還元率が5%のVisa LINE Payクレジットカード(P+)をご検討ください。



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