一人暮らしにかかる費用の相場|初期費用や毎月の支出の目安は?

公開日2021.10.20最終更新日 2021.10.20

社会人になれば、一人暮らしをしたいと考える方も増えてくるでしょう。しかし一人暮らしには、どれくらいの費用がかかるのかわからず、部屋を借りようか迷っているというケースも多いはず。

一人暮らしを始めるためには、初期費用としていくらかかかるため、予算に余裕を持った上で賃貸物件を選ぶ必要があります。

今回は一人暮らしを行うために必要な初期費用や毎月の支出の目安を解説していくので、参考にしてみてください。

《TOPICS》
■一人暮らしにかかる費用【初期費用】
■一人暮らしにかかる費用【毎月の支出】
■一人暮らしにかかる費用を節約する方法
■一人暮らしの初期費用はどれくらいかかるのか確認しておこう

■一人暮らしにかかる費用【初期費用】

一人暮らしには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。一人暮らしするために必要な初期費用の種類や金額について解説していきます。

●主な初期費用の内訳と相場

敷金 家賃の1~2カ月分
礼金 家賃の1~2カ月分
仲介手数料 家賃の0.5~1カ月分
保証会社利用料 家賃の0.5~1カ月分
前家賃 家賃の1カ月分
日割り家賃 初月の入居日数分の家賃
火災保険料 1~2万円
鍵交換費用 1~2万円
引っ越し費用 距離や時期、荷物量により異なる
家具・家電購入費用 購入する商品や数量により異なる



一般的に賃貸借契約の初期費用は、家賃の5~6カ月分はかかると言われています。上記の表以外にも、物件によっては消毒費用や24時間サポートサービス料などがかかるケースもあります。

また表以外の費用として、引っ越し費用や家具・家電を購入する費用も別途かかるので、予算には余裕を持って一人暮らしを始める必要があります。

●初期費用の詳細

・敷金
入居者が大家さんや管理会社に契約期間中に担保として預けるお金が「敷金」です。滞納時の家賃や退去時の原状回復費用に充てられるもので、初期費用としてかかることが一般的です。

退去する際に、入居者に責任のある損傷分の修理費用を差し引かれて返金されることがあるのが特徴です。

・礼金
賃貸物件に入居する際に、大家さんにお礼として渡す費用が「礼金」です。住宅が不足していた時代に行われていた慣習から根付いており、今では礼金がない賃貸物件もあります。

敷金とは違い、礼金は退去する時にお金が返ってこないので、初期費用を抑えるなら礼金がかからない物件を探す方法もおすすめです。

・仲介手数料
賃貸借契約を結ぶ時に、不動産会社に支払う費用が「仲介手数料」です。金額の上限は宅地建物取引業法によって、家賃の1カ月分+消費税と定められています。

そのため、賃貸借契約を結ぶ前に、仲介手数料の金額は適切なのか事前に確認した上で契約を結ぶ必要があるでしょう。

・保証会社利用料
賃貸物件を契約する際に、保証会社に加入することが求められるケースがあります。その時に必要な費用が「保証会社利用料」です。連帯保証人の代わりに保証会社への加入が求められる場合や、連帯保証人に加えて加入が必要なケースもあります。

保証会社は入居者が家賃を滞納した場合、立て替えて大家に支払う会社です。もちろん立て替えてもらった家賃は保証会社に支払う必要があります。

・前家賃
賃貸契約を結ぶ際に、翌月分の家賃を支払う「前家賃」がかかることがあります。当月の家賃と翌月の家賃2カ月分の支払いが求められるので、十分予算には余裕を持たせることが大切です。

・日割り家賃
日割り家賃とは、「家賃÷その月の日数×入居日数」を指しています。月の途中で入居する際にひと月分ではなく、日割り計算を行い、必要な費用を支払うことが多いです。

・火災保険料
賃貸契約を結ぶ際に、火災保険に加入しないといけないケースがあります。その時にかかる費用が「火災保険料」です。

火災保険料は火災が発生した時に、家財を保険対象とした保険で、万が一破損したとしても保険金を受け取ることができます。

・鍵交換費用
新しい入居者が現れた場合、前の人が使用していた鍵を取り換える必要があります。その時にかかる費用が鍵の交換費用です。

前に入居者していた人が、万が一合鍵を持っていた場合、不法侵入されるリスクを避けるために必要となる費用です。

・引っ越し費用
荷物を賃貸の部屋に運ぶため、引っ越し費用が必要になります。荷物の量や繁忙期によって価格が異なるのが特徴です。

また依頼する引っ越し業者によっても金額は違うので、事前に複数社から見積もりを取得して、金額を比較してから依頼した方が良いでしょう。

・家具・家電購入費用
一人暮らしを始めるなら、新生活に必要な家具や家電を購入する必要があります。テレビや冷蔵庫、テーブルやベッドなど多様な商品を購入しないといけません。こだわるほど費用はかかるので、予算に合わせて適切な物を購入するようにしましょう。

■一人暮らしにかかる費用【毎月の支出】

一人暮らしをする場合、毎月一定の費用がかかります。毎月、どれくらいの支出が発生するのか、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

●家賃の相場

一人暮らしをする上でかかってくる費用として「家賃」があります。家賃相場は、基本的に毎月の手取り収入の30%以下程度が適切な金額です。

国税庁の調査によると、2019年時点で給与所得者1人当たりの給与の平均額(額面)は436万円。平均賞与が70万円程度(額面)であるため、月の給与の合計は366万円です。したがって平均月収は366万÷12=30.5万円(額面)という計算になります。

手取り額は一般的に額面に0.8をかければ算出できるため、月々の平均手取り額は30.5万×0.8=24.4万円程度になります。そこから適切な家賃の金額(手取りの30%以下)を計算すると、7万3,200円以下が家賃の目安です。なお、この場合の家賃には住宅にかける毎月の固定費という意味合いがあるため、管理費や共益費も含めた金額で考慮すると良いでしょう。

ただ平均年齢は男女共に46.7歳で、男女別では540万円、女性296万円と金額が異なるので、データはあくまでも参考程度にすると良いでしょう。

●生活費の相場

食費 41,373円
光熱費・水道費 11,687円
家具・家事用品購入費 5,393円
被服および履物購入費 4,910円
保険医療費 7,129円
交通費・通信費 18,310円
教養娯楽費 15,867円
その他の費用 24,888円



上記の数値は、総務省統計局の調査によって出されたものです。2020年の単身世帯の支出の平均値で、住居費を除いたものとなっています。データでは、単身世帯の支出は3年連続で減少傾向にあるようです。

データを見る限り、生活費の多くを占めているのは食費・交通費・通信費・教養娯楽費となっています。

■一人暮らしにかかる費用を節約する方法

一人暮らしをする場合、費用を節約することは大切です。どのような方法であれば、費用を節約できるのかポイントについて解説していきます。

●初期費用の節約方法

・賃貸借契約にかかる初期費用を抑える
初期費用を節約する方法として、敷金・礼金のかからない物件(ゼロゼロ物件)を探すのが一つのポイントです。また一定期間の家賃が無料となっているフリーレント物件も、初期費用を抑える方法としておすすめになります。

また不動産会社の中には、仲介手数料を減額するキャンペーンを行っていることもあり、そういったキャンペーンを利用する手段も有効です。

・引っ越し時の荷物を減らす
一人暮らしを始めるために、引っ越し業者に荷物を運んでもらう必要があります。その時に荷物の数が多いほど、引っ越し業者の利用料金は高くなるのが特徴です。

そのため、できるだけ引っ越しする際には荷物を減らして、必要最低限のものだけを運んでもらえば利用料金を安く見積もってもらえます。

・引っ越しの繁忙期を避ける
引っ越し業者が繁忙期の時は、引っ越し費用が高くなりやすく、通常期の2倍以上かかる場合もあります、そのため、繁忙期である3月~4月、9月は避けて閑散期を狙って引っ越し業者を利用するのがおすすめです。

引っ越し業者の閑散期は6月・11月になるので、引っ越しが急ぎでないのであれば、引っ越しをするタイミングは考えて実施しましょう。

・家具家電を安く入手する
一人暮らしをするためには、家具や家電を揃える必要があります。一気に購入すると費用が高くつくので、できるだけ安い家具や家電を購入するようにしましょう。セール時期の型落ち製品であれば、安く入手できるので、家電量販店のセール時期は押さえておくのがポイントです。リサイクルショップなどで中古商品を安く購入する方法もあります。

また、物件によってはエアコンや家具、電子レンジなどの設備が付属している場合もあるため、家具家電付きの物件も考慮に入れて探しましょう。

●毎月の支出の節約方法

・家賃を抑える
一人暮らしをする上で家賃は毎月かかります。そのため、できるだけ荷物の量を減らして、1DKからワンルームなど間取りの小さい狭い部屋に住むという選択肢も重要です。

他にも家賃を抑える方法として、ルームシェアやシェアハウスを利用して、一人当たりの負担額を減らすという手段もあります。

また、賃貸物件の特徴として、新しい入居者が少なくなる5月~9月頃は家賃が下がる可能性があるので、そのタイミングで引っ越しを検討するのもおすすめです。

・自炊を増やす
毎日コンビニ弁当や外食をしていると、食費が高くついてしまいます。できるだけ節約するなら、自炊を行って毎月の食費を安く済ませましょう。食費は生活費に占める割合が大きいので、できるだけやりくりするという意識を持つことが大切です。

・携帯電話料金を抑える
毎月かかる携帯電話の料金は、意外と高くて生活を圧迫する恐れがあります。そのため、プランを見直して安いプランを選んだ方が節約に繋がるでしょう。毎月の携帯電話料金が高いと感じる方は、一度キャリアのサイトなどで、自分がどのようなプランに入っているのかを確認し、プラン変更で料金が下がるのかシミュレーションしてみましょう。また、格安SIMのスマホを利用するという選択肢もあります。

・電気、ガス、水道の無駄遣いをしていないか確認する
生活する上で欠かせない電気・ガス・水道代は、どれくらいかかっているのかチェックしてみましょう。一人暮らしの相場と比べて高いと感じたときには、無駄遣いをしていないか確認してみてください。ライフスタイルを見直せば、自然と料金の節約につながるでしょう。

■一人暮らしの初期費用はどれくらいかかるのか確認しておこう

一人暮らしの初期費用は、敷金・礼金など様々な費用がかかるため、できるだけ抑える方法を理解しておくことが大切です。事前にどれくらいの費用がかかるのか確認した上で、一人暮らしするか判断していきましょう。

また、初期費用などの支払いでまとまったお金がない時は、クレジットカードの分割払いという手段もあります。中でもVisa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)は、カード使用時に一括払いを選択していても、後から分割払いに変更できるところが魅力的です。さらに、どこで使用してもポイントが貯まる基本還元率が2%と高いため、初期費用などの高額のお買い物で一括払いを使用し、後から分割払いに変更することで、まとまったお金がなくても効率的にポイントを貯めることができます。



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