クレジットカードの整理術|選ぶ基準と解約方法、おすすめ収納ケース

公開日2021.10.11最終更新日 2021.10.11

クレジットカード会社では、キャッシュバックキャンペーンなどの新規入会特典を提供していることも多く、ついついクレジットカードを作ってしまう方は少なくありません。クレジットカードを複数枚所有している方も多いですが、必要以上に保有枚数を増やすと管理が大変です。月々の引き落とし金額を把握できなかったり、ポイントを失効してしまったりするおそれもあります。

そこでこちらの記事では、スマートにクレジットカードを使い分けるための整理術をご紹介します。クレジットカードの断捨離に向けたポイントや残すべきクレカの選び方、収納商品の選び方にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

《TOPICS》
■クレジットカードの整理が必要な理由
■クレジットカードを整理するには?
■不要なクレジットカードを解約する方法
■整理したクレジットカードにおすすめの収納ケースのポイント
■不要なクレジットカードは整理して、スマートに使い分けよう

■クレジットカードの整理が必要な理由

ここでは、クレジットカードを何枚も持つデメリットを筆頭に、定期的に整理すべき理由や見直しておきたいポイントをご紹介します。

●支払日を把握しにくい

クレジットカードには締め日・支払日が設定されており、それぞれクレジットカード会社ごとに違います。なかには、支払方法が銀行口座振替やネット返済など異なるケースがあるかもしれません。保有枚数に比例して管理負担が大きくなるため、各カードの支払日を把握できなかったり、支払い遅延リスクが高まったりするおそれがあるでしょう。

特に注意したいのが、クレジットカードの利用代金の支払い遅延(滞納)です。クレジットカードを使用する場合、当月分の利用代金は支払日までに、申請した登録口座に入金しておく必要があります。仮に4~5枚のクレジットカードを保有し、それぞれ引き落とし口座が分かれていると、不注意から残高不足に陥る可能性があるのです。

支払い遅延は一度でも起こすと、指定信用情報機関(CIC)が管理するクレジットヒストリーに自己情報が記録されます。今後ショッピングローンを組んだり、新たにクレジットカードを作成したりする際に不利となるため、支払い遅延は絶対に避けましょう。

●ポイントが分散しやすい

クレジットカードでは利用金額に応じ、景品交換やお買い物に使えるポイントプレゼントサービスなどが実施されています。これを「ポイントプログラム」といい、ポイント還元率や付与条件などは、カード会社ごとに異なります。

例えば、A社・B社・C社・D社、計4枚のクレジットカードを使い分ける場合、ポイントプログラムはそれぞれ独立しており、カードごとに貯まる仕組みです。つまり、複数枚のカードを使い分けると、ポイントの分散が発生します。ポイントの合算はできないため、各カードのポイントを個別管理する必要があるのです。

ここでの注意点はポイントの有効期限です。一般的にクレジットカードのポイントは、獲得から最長2年間が有効期限とされます。ゴールドカードやプラチナカードなど、カードの種類によっては3年・4年・5年と長くなるものの、通常ランクは2年が一般的です。

必要以上にクレジットカードを保有すると、締め日・支払日だけでなく、ポイント分散の懸念や管理の手間が生じます。結果的に効率良くポイントを貯められなかったり、気づかぬ内に失効していたりするケースは少なくありません。

●年会費がかさむことがある

一般的なクレジットカードを利用するには、一定の年会費が必要です。ゴールドカードやプラチナカードなど、いわゆる「ステータスカード」の年会費はより高くなります。一見大きな金額には見えませんが、保有枚数に比例して「枚数×年会費」の費用がかかります。仮に1枚あたりの年会費が1,000円でも、4枚持っていれば4,000円、2,000円なら8,000円です。年に一度の請求とはいえ、思いがけない出費になるかもしれません。

人によっては、入会特典を目的にクレジットカードを作り、サブカードにしている場合があります。ほとんど使う機会のないカードであっても、基本的には年会費が発生します。「もったいない」と感じる前に、必要に応じて整理しましょう。なお、「年一度の利用で年会費無料」など、実質的に年会費を無料にしているクレジットカードもあります。

●盗難紛失や不正利用のトラブルのリスクが高まる

保有枚数の分だけ盗難・紛失や、クレジットカードの不正利用といったリスクが高まります。特に危険なのは、複数のクレジットカードを常に持ち歩いている方です。財布を落としたり盗まれたりするだけで、一度に複数のカード情報が流出してしまいます。

●キャッシング枠の合計額が増えることで、今後のローン審査に影響する場合がある

新しくクレジットカードを発行する際、キャッシング枠を希望・設定する方は少なくありません。クレジットカードのキャッシング枠は貸金業法における総量規制の対象であり、年収の3分の1以内に設定されるルールとなっています。例えば、年収600万円なら総量規制にもとづき、最大200万円のキャッシング枠が付与されます。最大上限の枠が付与されることはあまりありませんが、法律的には可能です。

ポイントは、総量規制の対象が「貸金業者から借り入れている金額(返済額)の合計」である点です。つまり、キャッシング枠付きのクレジットカードを複数枚持つだけで、銀行系カードローンなどの審査に影響する場合があります。

■クレジットカードを整理するには?

クレジットカードの整理は主に、不要なカードの解約を意味します。ここでは、クレジットカードの整理に最適なタイミングやコツ、残すカードの選び方を徹底解説します。

●保有枚数は2~3枚までに絞る

「一般社団法人日本クレジット協会」の調査によると、日本国内におけるクレジットカードの平均保有枚数は、1人あたり2.8枚であること分かりました(2020年3月時点)。本来、クレジットカードは複数枚の使い分けに多くのメリットがあります。保有枚数が極端に多いとデメリットになり得ますが、2~3枚であれば十分管理できるでしょう。

したがって、クレジットカードは利用頻度の高いメインカードを1枚、盗難・紛失対策や入会特典、ポイントを目的としてサブカードを2枚ほど持つのがおすすめです。通常時はメインカードを利用し、特定の割引や優遇のある店舗を利用する場合は、サブカードを利用しましょう。

●残すカードを選ぶポイント

・ポイント還元率
クレジットカードを選ぶ基準の1つに、ポイントの基本還元率があります。基本還元率とは、クレジットカードのポイントプログラムにおいて「いつでも・どこで利用しても還元される割合」のことです。大半のクレジットカードの基本還元率は0.5%から1%程度となります。そのため、基本還元率1%以上は「高還元率」と判断されることが多いです。
Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)は基本還元率が2%と高く、ポイントが貯まりやすいためおすすめです。

以下、ポイント還元率を軸にしたメインカードとサブカード、それぞれの選び方をまとめました。

*メインカード:利用メリットが大きい、基本還元率が1%以上の1枚
*サブカード:特定の店舗・サービスにおいて、ポイント還元率が高くなる1枚

サブカードは、特定の条件下でポイント還元率が高くなるクレジットカードを選びましょう。わかりやすい例が、コンビニやガソリンスタンドが提供するクレジットカードです。条件こそあるものの、場合によってはメインカードのポイント還元率を超えるので覚えておくと便利です。

・年会費
クレジットカードにおける年会費とは、所有するために生じるランニングコストです。現時点で利用頻度の低いクレジットカードは、以降も使わないまま年会費のみ発生し続ける可能性があります。本当に必要なカードなのかよく考え、場合によっては解約を検討しましょう。

・国際ブランド
主要ブランドである「Visa」をはじめ、各カード会社はさまざまなクレジットカードブランドと提携を結んでいます。クレジットカードを複数持ちする場合、国際ブランドの重複はできるだけ避けましょう。なぜなら、国際ブランドごとに利用可能な国・地域が異なるためです。

国際ブランドが異なるクレジットカードを所有していると、その分だけカード決済できる店舗・サービスの選択肢が増えます。クレジットカードを利用できるシーンが増えるため、残すカードを選ぶ際は国際ブランドにも注目してみましょう。

・特典や付帯保険
クレジットカードの中には、国内外における旅行傷害保険が自動付帯するものがあります。持っているだけで保険が適用されるため、国内・海外旅行好きの方は、サブカードに1枚欲しいところです。また、ホテルサービスの優待・割引など、独自の特典が充実しているカードもあります。あらためて特典・付帯保険を確認し、自分の使い方やライフスタイルにマッチする1枚は残しておくことをおすすめします。

●クレジットカードを整理するタイミング

・クレジットカードの更新時期
クレジットカードには有効期限があり、更新時期が近づくとカード会社から通知されます。通知が届いたら、クレジットカードの利用状況を確認し、不要と判断した場合は解約手続きに移りましょう。なお、クレジットカードの更新続きは、基本的に不要です。ほとんど場合、有効期限が切れる前に新しいクレジットカードが届きます。有効期限のカードは適切な方法で処分し、以降は新しいカードを使うようにしましょう。

・引っ越しや結婚など新生活を始める時期
クレジットカードを整理する場合、引っ越しや結婚など、新生活を始めるタイミングもおすすめです。結婚の場合、夫婦で新しくクレジットカードを作り、生計をともにする可能性があります。これまで使っていたクレジットカードで、明らかに不要と判断した1枚は、早めに整理しましょう。年会費がかかるほか、盗難・紛失のリスクもあるため放置はおすすめしません。

■不要なクレジットカードを解約する方法

ここでは、不要なクレジットカードの解約方法についてご説明します。

●STEP1:解約しようとしているカードの利用状況を再確認する

まずはクレジットカードの利用状況を確認しましょう。当該カードが公共料金や携帯電話料金など、重要な支払いに使っていないかチェックします。これはクレジットカードの解約により、各種料金の支払い遅延が発生するおそれがあるためです。利用状況を確認しつつ、必要に応じて支払い方法の変更手続きを済ませましょう。

また、利用代金を完済しているかも確認します。リボ払いなどを利用している場合、解約時に一括請求される可能性があるためです。あらかじめ相当額のお金を準備しておきましょう。さらに、解約後はポイントが消滅するため、ポイント残高を確認し事前に使い切ることをおすすめします。当該カードを解約すると、家族カードやETCカードなども使えなくなるため注意しましょう。

●STEP2:カード会社に連絡する

次に、各カード会社指定の方法で、退会手続きを行います。クレジットカードの裏面にあるコールセンターに電話し、解約の旨を伝えるのが基本です。クレジットカードによっては、公式WEBサイトや専用アプリから解約できるものもあります。年会費が発生する前に手続きをしましょう。余裕をもって申し込みましょう。

●STEP3:カードを裁断する

退会手続き完了後、適切な方法でクレジットカードを処分します。ハサミやシュレッダーで細かく裁断し、ゴミに捨てましょう。万が一不正利用されないよう、氏名やカード番号、磁気ストライプやICチップなどを入念に切り刻みます。実際にゴミとして捨てる際、一度ではなく、複数回に分けて処理するのがおすすめです。

■整理したクレジットカードにおすすめの収納ケースのポイント

クレジットカードを整理した後は、その収納方法について再確認しましょう。ここでは、クレジットカードの適切な収納方法や収納ケースの選び方をご紹介します。

●収納枚数の多すぎないもの

クレジットカードは、収納枚数のあまり多くない財布やカードケースに入れるのがおすすめです。収納枚数の多すぎるものを選ぶと、使用頻度の低い店舗のポイントカードやレシートなど、不要なものを入れてしまい、持ち歩きにくくなる可能性があります。通常使用するクレジットカードの枚数に、数枚追加できる程度の量が目安です。

●磁気防止機能のあるもの

クレジットカードの磁気不良を防ぐため、「磁気防止機能」のあるカードケースを使うのも手です。クレジットカードの磁気ストライプは、磁気を発するものに弱い性質があり、それを防ぐために専用の収納ケースを使います。

●RFIDブロック(スキミング防止)機能のあるもの

非接触型のクレジットカードを持っている場合、「RFIDブロック機能」付きのカードケースを使ってみましょう。クレジットカードのICチップには詳細なカード情報が含まれており、無線通信技術で読み取ることが可能です。本来は優れた技術ですが、悪意ある第三者がスキミングし、カード情報を盗み取る可能性があります。ポケットやカバンの中であってもスキミングできるため、ブロック機能のあるカードケースで未然に防ぐことが大切です。

■不要なクレジットカードは整理して、スマートに使い分けよう

あらゆるシーンで重宝するクレジットカードですが、保有枚数の分だけ管理に手間がかかります。明らかに不要なクレジットカードは整理し、多くても3枚程度に絞るのがおすすめです。本当に必要なクレジットカードのみ残し、上手にスマートに使い分けましょう。クレジットカードの枚数を絞る際には、初年度年会費無料(※)ながら利用時のポイント還元率が2%と高いVisa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)もぜひご検討ください。

※2年目以降は年1回以上のご利用がない場合は1,375円(税込)。

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