クレジットカードの付帯保険とは?補償内容の種類とよくある疑問

公開日2022.03.31最終更新日 2022.06.21

クレジットカードには、様々な保険やサービスが付帯されているものがあることをご存知でしょうか?実は、旅行中のケガや携行品の盗難に対する旅行保険から日常生活に関わる保険まで、意外にも多くの種類が存在しているのです。せっかくこんなにも使える保険やサービスがあるのですから、上手に活用していきたいところですよね。また、いざという時のために自分のカードにどのような保険が付帯しているのかを知っておくことも大事だと思います。本記事では、クレジットカードには実際にどのような保険の種類があるのか、それらを上手く活用するにはどうしたら良いかについて解説します。

《TOPICS》
■クレジットカードの付帯保険の基礎知識
■クレジットカードの付帯保険の主な種類
■クレジットカードの付帯保険に関するよくある疑問
■ご自身のライフスタイルに合ったクレジットカードの保険を選びましょう

■クレジットカードの付帯保険の基礎知識

クレジットカードの申し込み時に、カードの登録情報に付帯保険について記載されているかと思います。では、この付帯保険とは一体何なのか?まず初めに、その基礎知識についてご紹介します。

●クレジットカードの付帯保険とは?

クレジットカードの付帯保険とは、クレジットカードにサービスとして自動的に付いてくる保険のことです。これは一般的に、クレジットカードを持つことにより無料で利用できる保険なので、毎月の保険料の支払いや加入手続きが不要です。
例えば、旅行先での万が一に備えて旅行保険に入る人や、高額な器物などの破損や盗難に備えて保険に入る人もいると思います。しかし、保険付きのクレジットカードを持つことにより、これらの保険にわざわざ入らなくても、同じサービスを無料で受けることができるのです。
また、カードの年会費が高ければ高いほど保険の種類も増え、補償が手厚くなる傾向があります。

●自動付帯と利用付帯の違い

カードに付帯する保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。

【自動付帯】
自動付帯は、クレジットカードを持っているだけで保険が有効になるというメリットがあります。
カード会社やカードの種類によって適用条件や補償額は異なりますが、旅行やショッピングに対応する保険が多いです。

【利用付帯】
一方、利用付帯は、クレジットカードで費用を決済した場合にのみ保険が有効になります。
例えば、飛行機のチケットやツアーなどの旅行代金を当該のクレジットカードで支払っていないと、補償が受けられません。
また、利用付帯も自動付帯と同様、適応条件はカード会社やカードの種類によって異なるため、事前に確認しておくのがいいでしょう。

このように、自動付帯と利用付帯の違いを知らないと、いざというときに補償を受けられなくなってしまう場合があります。自分のカードはどちらの保険が付帯しているのか、きちんと確認しておきましょう。


■クレジットカードの付帯保険の主な種類

では、クレジットカードに付帯する保険にはどのような種類が存在するのか?ここでは、保険の種類や内容をご紹介します。

●ショッピング保険

ショッピング保険とは、クレジットカードで決済し、購入した商品に対する保険です。盗難や破損などの事故が起きた際に補償が適用されます。クレジットカード会社や種類、ステータスなどにより、補償内容や補償期間、限度額は変わります。例えば、購入日から90日以内の盗難・破損事故で、限度額は年間で最大100万円、自己負担額は1事故あたり1万円 など、自己負担額が必要になることがあります。また、不動産、自動車、動物、携帯電話など、保険の対象外となる商品があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。こちらは、ショッピングガード保険と呼ぶこともあります。

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クレジットカードでのショッピングに関する豆知識について、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

●海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の事故やケガ、病気、救援者費用等に対して補償を受けられる保険です。携行品の盗難・破損などの損害も補償の対象となります。また、本人だけではなく、その家族にも補償が適応されます。 カード会社やカードの種類にもよりますが、海外旅行傷害保険は自動付帯である場合が多いです。そのため、出発前の届け出や手続きをする必要がありません。ただし、一部だけ自動付帯の補償が適応され、残りは利用付帯というケースも存在します。旅行前にしっかり確認しておきましょう。

●国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険とは、国内旅行中にケガや病気、盗難などに遭った場合に補償を受けられる保険です。同じ付帯保険でも、海外旅行傷害保険とは補償内容や適用条件が異なります。
国内の場合、利用付帯のものが多いです。また、ケガによる入院、通院、手術、死亡、後遺障害などは補償が受けられますが、病気によるものは補償されないことが多いです。

▼ケガの場合、適用されるのは主に下記3つの場合です
*航空機や電車、船舶などの公共交通乗用具搭乗中の傷害事故 *ホテルや旅館など、宿泊施設内での火災・爆発による傷害事故 *1泊以上の宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
個人旅行や日帰り旅行、マイカー・レンタカーでの事故などは補償されない場合が多いのでご認識ください。

●航空便遅延保険(ロストバゲージ保険)

航空便遅延保険は、航空便の遅延や欠航、手荷物の配達遅延や紛失によって臨時で発生した宿泊代、食事代、生活必需品代などの出費を補償するものです。
手荷物の配達遅延や紛失への補償は、ロストバゲージ保険ともいいます。海外旅行保険やクレジットカードに付帯している保険の場合、手荷物の配達遅延でも補償を受けられる可能性があります。一方、航空会社では手荷物の完全な紛失にのみ、ロストバゲージ補償が適応されます。
補償する会社によって、ロストバゲージの定義や適応条件が異なるので、注意が必要です。

●カードの紛失盗難保険

クレジットカードの紛失・盗難保険は、クレジットカードが盗難被害に遭って不正利用された際に補償してもらうことができるものです。こちらの保険は、どのクレジットカードにも自動的に付帯されており、特に手続きをしなくても補償してもらえますので、ご安心ください。
ただし、自ら他人(家族も含む)にカードを貸した場合、暗証番号などの管理が甘かった場合、紛失・盗難の原因が本人の重大な過失による場合は補償されない場合もあります。ですので、普段からクレジットカードの管理には気を付けましょう。また、どのクレジットカード会社も、24時間受付の緊急窓口を設けていることがほとんどなので、紛失・盗難に遭ったら速やかにカード会社に連絡しましょう。
補償期限は、大概が60日前からですが、カード会社により異なります。こちらは各自ご確認ください。

●オンライン不正利用保険

オンライン不正利用保険は、インターネット上での不正利用の存在を補償するサービスです。オンラインプロテクションとも呼ばれています。こちらも、どのクレジットカードにも自動付帯しているので、安心してオンラインショッピングを楽しむことができます。

●個人賠償責任保険

個人賠償責任保険とは、個人またはその家族が、日常生活における偶然な事故で、他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったり、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。

▼補償の対象となる事故例
*買い物中、商品を落とし、壊してしまった *鎖に繋いでいた飼い犬の首輪がはずれて、他人を噛んでケガをさせてしまった。
*野球しているときに、飛んで行ったボールが民家の窓ガラスを割ってしまった
*誤ってベランダから物を落とし、通行人にケガをさせてしまった
*自転車に乗っているときに歩行人にぶつかってしまった、はねてしまった

あくまでも、他人の身体や物に損害を与えた場合が対象となりますので、他人の名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害したりしたといったケースは補償の対象外となります。また、他人から借りたもの・預かりものの破損や、仕事中のトラブルによって他人にケガ・器物破損を負わせてしまった場合も対象外です。

●ゴルフ保険

ゴルフ保険とは、ゴルフのプレー中に起こるアクシデントに対して補償が受けられる保険です。ゴルファー保険ともいいます。

▼ゴルフのプレー中に起こるアクシデント例
*自分が打った球が他人に当たって、ケガを負わせた・死亡させた
*自分が打った球が建物や物品に当たり、故障・破損・破壊させてしまった
*ゴルフクラブを振ったとき他人にぶつかり、ケガを負わせた・死亡させた
*ゴルフのプレー中に自分自身が転倒するなどのケガを負った
*ゴルフクラブの破損した、ゴルフ用品の盗難に遭った

これらはゴルフをする人なら誰しもに起こり得るリスクなので、月に1回しかゴルフをしない人でも、万が一ためにゴルフ保険に入っておくと安心かもしれません。また、こちらはホールインワンやアルバトロスを達成した際の祝賀会や記念品の購入費用に対しても補償されます。


■クレジットカードの付帯保険に関するよくある疑問

ここからは、クレジットカードの付帯保険に対する疑問についてお答えしていきます。

●クレジットカードが複数枚ある場合、付帯保険の補償内容は合算できる?

こちらは、合算できる場合とできない場合があります。
例えば、海外旅行での傷害や疾病治療費の場合は、実際の損害額を限度額として合算できる。国内旅行の傷害保険は、付帯保険のうち最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われるなどといいたケースがあります。
保険の内容やクレジットカード会社によって異なるため事前に確認しておくといいと思います。

●家族にも付帯保険は適用される?

家族特約のあるクレジットカードの場合は適用されます。家族特約とは、保険に入っているカード契約者本人だけでなく、その家族も補償を受けられるものです。家族の定義については、「本会員の配偶者と扶養家族に適用される」などといった条件があるので、適用される家族の条件を確認しておくといいでしょう。また、家族特約がない場合でも、家族カードを発行すると保険が付帯されることもあります。

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付帯保険以外でも、クレジットカードをもつメリットはたくさんあります。こちらの記事でクレジットカードの魅力について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

■ご自身のライフスタイルに合ったクレジットカードの保険を選びましょう

いかがでしたか?今回ご紹介した通り、クレジットカードの付帯保険には様々な種類があります。クレジットカードをこれから作る人は、自分のライフスタイルや使い方に合ったカードを選べるよう、付帯している保険の仕組みや違いについてもきちんと確認しましょう。
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海外旅行や出張時に役立つクレジットカードの選び方についてはこちらをご覧ください。



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