
引っ越しをすると、各方面でさまざまな手続きをしなければならず、その忙しさでクレジットカードの住所変更を忘れてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、クレジットカードの住所変更を怠ると、後々困ったことになるかもしれません。今回は、クレジットカードに登録されている住所の変更方法や必要書類、手続きを忘れてしまったときに考えられるデメリットについて解説します。引っ越しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
《TOPICS》
■クレジットカードの住所変更手続き
■クレジットカードの住所変更手続きを怠った場合のリスク
■クレジットカードの住所変更時の注意点
■クレジットカードの住所変更は早めに済ませよう!
■クレジットカードの住所変更手続き
クレジットカードの住所変更はどのように行えば良いのか、わからない方も多いのではないのでしょうか? まずは、クレジットカードの住所変更手続きの方法や必要書類についてご紹介します。
●住所変更手続きの方法
クレジットカードの住所変更手続きには、インターネットや電話を利用する方法と、郵送やクレジットカード会社の窓口で手続きする方法があります。どちらも代理人ではなく必ず本人が行わなければなりません。
・インターネットで手続きを行う場合
クレジットカードの住所変更手続きをインターネットで行う場合は、一般的にカード会員用のWEBサイト上で簡単に済ませられるケースが多く見られます。サイトのログイン時や利用時にパスワードなどで本人確認を行っているため、本人確認書類が不要の場合もあります。WEBサイト上で住所変更の手続きをする際は、サイトの会員登録をする必要がある点に留意しましょう。一般的な手順としては、カード会員用のWEBサイトにログインし、「カード登録内容の照会・変更」といった項目をクリックしたあと、サイト上の案内に沿って手続きを済ませます。
・電話で手続きを行う場合
お持ちのカード裏面に記載されている、該当の電話番号に問い合わせます。このとき、カード番号や暗証番号の入力が必要となるため、手元にクレジットカードや暗証番号をひかえたメモなどを準備しておきましょう。電話がつながったら、オペレーターに住所変更したい旨を伝え、生年月日や電話番号の照会など、本人確認を行います。これらの確認が全て完了すれば、住所変更を行うことができます。
・郵送や窓口で手続きを行う場合
郵送もしくは窓口で手続きをする場合、まずは24時間対応の自動音声応答サービスに電話をかけて、申込書を入手し、記入・捺印します。この場合、カード契約者本人による申請であることを証明するために本人確認書類の提出が必要になることがあります。
必要書類はカード会社によって異なりますが、基本的には運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、住民票の写しなどを用意しましょう。また、これらの書類の住所変更手続きを先に済ませておくことがポイントです。
●住所変更手続きのタイミング
住所変更手続きを行うのは、実際に転居したあとでも問題ありません。とはいえ、変更手続き忘れのリスクがあるため、早めに行うことをおすすめします。引っ越し後は、自治体への転入・転出・転居届、警察署での運転免許証の記載事項変更など、各種変更手続きに追われる傾向にあります。クレジットカードの住所変更を忘れてしまわないよう、やるべき手続きをリストアップしておくと良いでしょう。郵便局での転送手続きも同時に済ませておき、カード会社からの郵便物の転送漏れを防ぐことも大切です。
■クレジットカードの住所変更手続きを怠った場合のリスク
クレジットカードの住所変更の手続きを怠ると、いくつかのトラブルが発生する可能性があります。ここからは、どういった事態になり得るのかご紹介します。
●新しいカードが届かない
クレジットカードには有効期限があり、更新時期が近くなると、カード会社から有効期限が更新されたカードが送られてくるようになっています。しかし、クレジットカードの住所変更手続きを怠った場合、カード会社から新しく有効期限を更新したカードが送付されても、新住所に届きません。
通常の場合、郵便局で転送手続きを済ませていれば、引っ越し後の1年間は旧住所に届いた郵便物を新住所へ転送してもらえるようになっています。しかし、クレジットカードは重要書類のため、転送不要の簡易書類で郵送されます。そのため、郵便局で転送手続きを済ませていても、カードを新しい住所へ転送してもらうことができません。宛先不明となったクレジットカードは、カード会社へ返送されます。このようなことが起きると、カード会社からの信用度が下がってしまうため注意しましょう。
●カードを利用できなくなる
正しい住所を届け出ていないとカード会社からの郵送物が届きません。この状態が続くと、クレジット機能を停止される可能性があります。利用明細書が届かず、支払い遅延の状態に気づかないことがあるためです。自宅の公共料金の支払い先としてクレジットカードを登録していた場合、カードが使えなくなると料金支払いもストップします。ライフラインの利用停止にもつながるため注意が必要です。
また、放置状態が長く続くと強制解約となり、事故情報として信用情報機関に登録され、新たなカードを再発行しにくくなってしまう可能性もあります。登録内容に変更がある場合は、なるべく早く届け出るようにしましょう。
●個人情報が漏洩する
クレジットカードの住所変更を行わないと、毎月の利用明細書が旧住所に送付され続けることなります。そうなると、旧住所に現在住んでいる人に、氏名や口座番号などの個人情報が漏えいするリスクがあります。速やかに住所変更を行いましょう。
●不正利用の損害補償を受けられない
住所変更手続きを行っていないと、不正利用があった際に損害補償の対象とならないというデメリットもあります。一般的に、カード利用者が登録情報の変更義務を怠った場合は、損害補償の対象になりません。カード会社の利用規約を確認してみましょう。また、住所変更手続きを行っていないと、そもそも不正利用などに気づくのが遅くなります。保障期間を過ぎてしまい、補償を受けられなくなることもあるでしょう。
■クレジットカードの住所変更時の注意点
住所変更が必要となるタイミングによっては、通常とは異なる手続きが必要になるケースがあります。こちらでは、クレジットカードの住所変更手続きを行うときに注意すべきポイントをご説明します。
●海外へ引っ越しする場合は手続きが異なる
海外へ引っ越しする場合は、海外の住所以外に、国内の実家住所などの登録が必要な場合があります。国内に家族が残らない場合は、有効期限更新済みのカードや利用明細書を海外へ発送することになる点に留意しましょう。具体的な手続きはカード会社によって対応が異なるため、事前に確認しておくことがおすすめです。
●結婚や勤務先変更に伴う引っ越しでは、一時的にカードが使えないことがある
結婚して名義変更した場合の住所変更は、カードの再発行が必要となります。勤務先変更の引っ越しによる住所変更の場合は、カードの再審査を受ける必要があります。カード会社によっては、新しいカードが発行されるまで既存のカードを使用できる場合もあるため、カード会社のWEBサイトなどに記載されている住所変更関連の情報を確認しましょう。
●引き落とし用の銀行口座が変わる場合、一時的に請求書払いになる
クレジットカードの引き落とし口座変更の設定が反映されるまでには1~2カ月かかります。引き落とし口座が設定されるまでの期間は請求書払いとなります。
●更新時期が近い場合はカード会社に相談する
都合により、住所変更のタイミングとカード更新の時期が同時に来てしまうケースがあります。日程の都合によっては、引っ越し先の新居と現在の旧居のどちらへカードを届けてもらうと良いか判断できないことがあるでしょう。
カード会社によっては、更新したクレジットカードの送付時期を調整してくれることがあります。困ったときはカード会社へ相談することがおすすめです。
■クレジットカードの住所変更は早めに済ませよう!
引っ越しをすると、さまざまな手続きが必要になります。忙しさにかまけ、ついクレジットカードの住所変更手続きを後回しにしてしまうこともあるでしょう。カードの住所変更を怠ると、更新済みのカードや利用明細書が届かないことによる支払い遅れなどでクレジット機能を停止される可能性があります。他人に個人情報を知られてしまい、カードを不正利用されるリスクも。できるだけ早めに手続きを行うことをおすすめします。
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