クレジットカードは何歳から作れる?年齢制限と未成年が使えるカード

公開日2021.11.15最終更新日 2023.12.19

クレジットカードを作れる年齢には制限があります。ただし、通常のクレジットカードに加えて、「家族カード」や「デビットカード」など、未成年者が利用できる種類のカードがあります。また、高校在学中に海外留学の予定がある方は、例外的に外国でクレジットカードを利用できる可能性があるため、申込条件を確認してみましょう。

この記事では、クレジットカードを作れる年齢について詳細に解説し、制限が設けられている理由やよくある問題点についても説明します。さらに、クレジットカードを保有するメリットや、クレジットカードの作り方についても掘り下げていきます。クレジットカードを作りたいと考えている学生の方や子供のクレジットカード作成についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

《TOPICS》

■クレジットカードは何歳から作れる?
■クレジットカードに年齢制限がある理由
■未成年でもカードを作る方法
■年齢に関するクレジットカードのよくある質問
■若い頃からクレジットカードを持っておいたほうが良い理由
■若者にふさわしいクレジットカードを選ぶポイント
■若者におすすめの「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」
■何歳から利用できるか確認し、年齢・目的に合わせてクレジットカードを選びましょう

▼「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」のお申込みはこちら

■クレジットカードは何歳から作れる?

子供にクレジットカードを持たせたいと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが「何歳から持てるのか」という疑問ではないでしょうか。まずは、年齢とカード作成の申込条件についてご紹介します。年齢に応じて、カードを適切に利用しましょう。

●クレジットカードは18歳から作れる

クレジットカードを作れる年齢の下限は、申し込み時点で18歳以上となります。ただし、申込者が高校生の場合、18歳以上であっても申し込み対象外となるため注意しましょう。クレジットカードはパソコンやスマートフォンから申し込み可能です。カード会社の審査に通れば、後日、新しいクレジットカードが郵送されます。

2022年4月1日からは、民法改正に伴い、満18歳が成年になり、クレジットカードの契約において親権者の同意が必要なくなりました。ただし、高校生である場合、一般的にはクレジットカードの発行が制限されることがあります。なお、クレジットカード会社によっては、誕生月に申し込むことでお得になるポイントプログラムを実施していることがあります。お得なタイミングを狙ってクレジットカードを取得することもおすすめです。

また、基本的に20歳に満たない場合はクレジットカードのキャッシングを利用できません。各カード会社の規定を確認してみましょう。20歳以上で一定の収入がある場合は、学生でもキャッシング枠を利用できることがあります。20歳になる前にカードを発行していた場合は、年齢条件を満たしてから利用可能枠を申請することで、所有するカードにキャッシング枠を設けられるでしょう。申請時には審査が行われるため、確実に利用したい場合は利用限度額を低く抑えておくことがおすすめです。というのも、利用限度額を高く設定してしまうと、審査が通りにくくなるためです。

●18歳(成人年齢)に達するとできることと、20歳になるまではできないこと

2022年4月1日の民法改正以降、満18歳であればクレジットカードを発行できるようになります。誕生月が4月で成人年齢に達する方は、最短で同年4月からクレジットカードが使えます。しかし、成年と20歳の民法上における扱いは異なる点に注意が必要です。以下の表をご覧ください。

成年に達するとできること 20歳になるまではできないこと
  • ・親の同意不要で契約が結べる
  • ・10年間有効のパスポートが発行できる
  • ・医師免許などの国家資格を取得できる
  • ・男女ともに結婚が可能となる
    (女性の婚姻年齢が16歳から18歳に引き上げられた)
  • ・性別変更審判が受けられる
  • ・飲酒や喫煙
  • ・公営競技への参加
  • ・中型および大型自動車運転免許の取得
  • ・養子を迎える

民法における成年には、大きくわけて2つの意味があります。ひとつは、父母の庇護下から離れること、もうひとつは単独で契約を締結できることです。成年に達すると、親の同意書不要でクレジットカードの発行や、若者向けのカードローンの契約、賃貸契約などを結べるようになります。さらに10年間有効のパスポートを発行できたり、国家資格を取得できたりします。なお、女性においては、結婚可能最低年齢が16歳から18歳に引き上げられるのも大きな変更点です。

一方で、民法改正後も飲酒や喫煙、公営競技などへの参加は20歳からです。取得可能な運転免許に制限がある、養子を迎えられないといった制限は、青少年保護の観点から現状維持となります。

重要なのは、成年に達すると何ができるか、何ができないかを明確に把握することです。例えば、クレジットカードの新規入会です。民法改正後、これまで未成年であった男女が、自分の意思でできることが増えます。自身の行動には、すべてに責任を負わなければなりません。クレジットカードの利用契約もそのひとつです。未成年者の場合、親の同意を得ずに締結した契約は、「未成年者取消権」により取り消すことができます。これが成年になると、クレジットカードの発行、カードローンの契約、賃貸契約などはすべて自己責任です。

クレジットカードだけではなく、ローンや賃貸の契約にも注意が必要です。社会経験や知識が少ない新成人を狙い、悪質な契約を持ちかける「悪い大人」もいるかもしれません。こうした消費者トラブルを防ぐには、成年になる前から「契約」に関する知識を身につけることが大切です。

■クレジットカードに年齢制限がある理由

クレジットカードの入会審査では、申込者の年齢や返済能力、社会的信用度をチェックします。ここでは、クレジットカードに年齢制限がある理由を徹底解説します。

●高校生には安定した収入があると見なされないため

クレジットカードは、支払いに利用した翌月または翌々月以降に、利用額を支払う仕組みとなっています。カード利用者が使ったお金は、一時的に発行会社が立て替えており、利用者との信頼関係のもとに取引が成立します。

カード発行には、安定継続収入とクレジットヒストリーにもとづいた社会的信用が求められます。このような前提のもと、高校生は返済能力が不足していると判断される傾向にあります。そのため、発行会社ごとに新規入会者の年齢上限を設けているわけです。なお、年齢制限の対象となる高校生は、たとえアルバイトやパートの収入があったとしても、支払い能力がないと見なされます。

●未成年者には法的責任を追及できないため

未成年者には法的責任を追及できないため、成年年齢に達していない方は、法律において未成年者と定められています。未成年者は、成年者と比べて判断力が不十分であるとみなされ、基本的に単独での取引ができません。そのため、法律では未成年者が安全に取引を行えるように、保護者などが「法定代理人」として補助を行う決まりとなっています。

このように安全を守るために行為を制限される立場は、「制限行為能力者」と呼ばれます。制限行為能力者にあたる未成年者が、法定代理人の同意を得ずに法律行為をした場合は、取り消しが可能です。クレジットカードの契約においても法的責任を追及できず、年齢による制限を受けることとなります。

民法第5条により、未成年者は単独で法律行為を行えないため、未成年者の過剰なカードの利用は周囲に迷惑をかけるおそれがあります。使い方によっては支払い日までに返済不可能になるため、金銭の用意など保護者に迷惑がかかることがあります。したがって、カード会社は回収できない可能性を避けるために、未成年者にクレジットカードの発行に制限を設けているのです。

●金融商品に対する理解が不足しがちなため

若い年齢の方は、金融商品に対する理解が進みにくいことがあります。クレジットカードに関する正しい知識が不足しているまま利用すると、返済できなくなる恐れがあります。使い方や仕組み、返済方法、手数料(リボ払い、分割払い)などの理解が不足しがちなことが、年齢制限が設けられる理由の一つです。

■年齢に関するクレジットカードのよくある質問

年齢制限により通常のクレジットカードを申請できない方でも、家族カードやデビットカードといった追加カードを利用できます。ここでは、未成年でも発行可能なカードの作り方や使い方の流れ、発行可能な年齢などをご紹介します。店頭での普段のお買い物やネットショッピングなど、幅広いシーンで便利なカードを活用しましょう。

●高校生でクレジットカードを使える特例を利用する

クレジットカードの発行条件はカード会社により異なります。一部のカード会社では、高校生が3学期の卒業年度を迎えるとカードを申し込むことができる場合があります。大学生や社会人になる際に、自分でカードを持つことを検討するのも一つの選択肢です。また、高校在学中であっても、海外留学を予定している場合、学生専用のカードが海外での利用を前提に発行されることがあります。ただし、これらのカードは海外留学中にのみ利用可能であり、帰国後は使えません。高校在学中で海外留学を計画している場合は、各カード会社の学生向け海外留学サービスを確認することをおすすめします。

●家族カードを利用する

年齢制限によりクレジットカードを作れない方も、家族カードであれば利用できることがあります。家族カードとは、クレジットカードの本会員の家族に対して発行される追加カードのことです。例えば、保護者の方がクレジットカードを利用していれば、その家族である子どもは家族カードを発行できる可能性があります。この場合、クレジットカードを発行する本会員は審査が必要ですが、その家族は審査が必要ありません。

家族カードの支払いは、本会員の支払いと一括で行われるため、安定収入のない家族の方でも利用できます。また、カードの特典や海外旅行の付帯保険は、家族カードでも利用可能です。ただし、家族カードの利用明細は本会員と共有されるので、購入した商品やサービスの内容はすべて家族に知られます。クレジットカードを持つ手段のひとつとして、保護者の方と相談した上で家族カードの発行も検討してみましょう。

また、海外留学の場合、15~18歳の高校生でも家族カードを発行できる場合があります。家族カードは本会員である保護者などの信用情報を基に発行されるため、年齢に関係なく利用できる可能性があります。

●デビットカードを作る

デビットカードとは、即時払いができるカードのことです。デビットカードを支払いに利用すると、即座に銀行口座からお金が引き落とされます。この仕組みにより、口座残高の金額以上は利用できず、自分の支払い能力を超えた使い過ぎを防げるのがメリットです。

デビットカードは、クレジットカードとは異なり、18歳未満の高校生でも作れます。ただし、カード会社によっては、中学生を除く15歳以上や小学生を除く12歳以上といった年齢の条件が設定されている場合があります。あらかじめご自分が申し込みの対象であるか確認しておきましょう。

また、デビットカードは、一部の加盟店を除いて、基本的にクレジットカードと同じ国際ブランドの店舗で使用できます。国際ブランドとは、世界各国で利用できるクレジットカードブランドのこと。Visa、MasterCard、JCB、American Express(アメリカン・エキスプレス、アメックス)、Diners Club(ダイナースクラブ)などが有名です。カード払いのひとつの選択肢として、デビットカードも検討することをおすすめします。

●プリペイドカードを使う

プリペイドカードは、利用者が事前に一定額をカードにチャージし、その残高を使い切るまで利用できるカードの一種です。プリペイドカードは利用金額を前払いして使用するため、カードの残高が限度額となり、使い過ぎることがありません。分割払いやリボ払いなどはなく、1回払いのみが許可されています。

一般的なクレジットカードと異なり、プリペイドカードには審査が必要ありません。これは、利用者があらかじめチャージした金額を使うため、クレジットカードのような信用取引が行われないためです。

年齢制限については、カード会社によって異なります。大まかに分けると、年齢制限がないもの、6歳(小学生)から使えるもの、12歳(中学生)から使えるものなどがあります。

■年齢に関するクレジットカードのよくある質問

クレジットカードに関する年齢制限について、よくある疑問とその回答について解説します。カードの規約を守りながら安全に利用するために、以下の情報をぜひ参考にしてください。

●年齢に上限はある?

クレジットカードの発行における年齢上限は一般的に設けられていますが、具体的な上限はカード会社によって異なります。一般的には65歳から70歳程度が年齢上限とされています。この年齢層に達すると、返済能力に関する審査で不利になることがあります。

ただし、必ずしも年齢が上限に達したからと言ってクレジットカードの発行が不可能というわけではありません。クレジットカードの審査では、資産状況や年金の受給状況、家族構成などが総合的に判断材料として用いられます。したがって、返済能力があると認められる場合、無職の方や高齢者でもクレジットカードを取得することができる可能性があります。

●年齢詐称は違法?

年齢を偽ってクレジットカードを申し込むのは違法です。ここまでご紹介した通り、クレジットカードの申し込みには年齢制限があり、未成年者の場合は保護者の同意が必要です。カードの申し込みでは、顔写真つきの本人確認書類が必要となります。代表的な本人確認書類としては、運転免許証やパスポートなどが挙げられます。いかなる理由においても、年齢を詐称してクレジットカードを発行することは不可能です。

なお、本人確認書類の写真を差し替えると、「公文書偽造罪」という犯罪になります。他人の作った偽造書類を提出した場合でも、「偽造有印公文書行使罪」または「偽造無印公文書行使罪」にあたるため、違法なサービスの利用は避けましょう。

●年齢を満たしていれば、家族のクレジットカードを代わりに使っても良い?

クレジットカードの会員規約では、名義人以外はカードを利用できない決まりとなっています。たとえ利用者の家族であったとしても、名義人以外が使用すると、利用停止や強制退会となるおそれがあります。カードを利用できる年齢の条件を満たしていたとしても、自分以外の名義のカードを使用するのは控えましょう。

なお、追加カードの一種である家族カードも、名義人以外は使用できません。家族カードの利用者が複数人いるご家庭は、それぞれにカードを発行し、1人1枚所有する必要があります。例えば、父親が本会員なら、母親に1枚、子どもに1枚といった形で、各自が自分名義のカードを持つようにしましょう。

●ETCカードは何歳から作れる?

ETCカードの発行条件や年齢制限については、カード会社や発行元によって異なることがありますが、一般的に18歳以上の成人であれば作成することができます。これは、ETCカードがクレジットカードと同様に信用取引として利用されるためです。18歳未満の未成年者は、法的に信用取引に参加する能力が制限されているため、ETCカードの発行対象外となります。

ETCカードは、高速道路の料金支払いや駐車場料金の支払いをスムーズに行うためのカードであり、自動車を所有し運転する成人向けのサービスです。したがって、ETCカードを利用したい場合は、成人年齢に達する必要があります。

●19歳でも高校生ならクレジットカードは作れない?

19歳でも高校生の場合、クレジットカードの発行には制約があることが一般的です。クレジットカードの申し込み対象年齢は、通常18歳以上とされていますが、高校生である場合、一部のカード会社では申し込み対象外とされることがあります。これは、高校生がまだ学業に専念し、安定した収入を持っていないため、クレジットカードの返済能力が不安定だとみなされることが多いからです。

ただし、例外的に高校生であっても、親権者の同意を得てクレジットカードを作成できる場合があります。親権者の信用情報や収入が審査に影響を与え、クレジットカードの発行が認められることがあります。これは一般的なケースではなく、カード会社や契約条件によって異なるため確認が必要です。

■若い頃からクレジットカードを持っておいたほうが良い理由

若い頃からクレジットカードを持つことは、将来の金融取引や生活においてさまざまなメリットがあります。ここでは、若いころからクレジットカードを持っておいたほうが良い理由をいくつかご紹介します。

●若いころからクレジットヒストリーを積める

クレジットヒストリーとは、クレジットカードの支払い履歴や借金の返済履歴のことです。若い頃からクレジットカードを持ち、支払い履歴を積んでおくと、カード会社からの信頼性が高まります。これにより、将来的に利用限度額がアップすることがあるほか、ステータスの高いクレジットカードを取得する際に有利です。さらに、社会人になった際に車や住宅のローンを組む際や、別のクレジットカードを申し込む際にも有利に働くことがあります。

●ポイントを継続的に貯められる

クレジットカードを若い頃から利用することで、利用代金に応じてポイントを継続的に貯めることが可能です。これらのポイントは、後で商品やサービスと交換したり、旅行の際に利用したりすることができます。長い期間にわたってポイントを貯めておけば、大きな特典や割引を受けることも可能です。

●優遇された若年層向けのカードに申し込める

若い世代に向けた特典や、優遇措置があるクレジットカードも存在します。これらの特典を受けるためには年齢制限があるため、若いうちにクレジットカードを作ることでしか得られないメリットです。多くの場合旅行割引やショッピング特典など、若者にとって魅力的なオファーが用意されています。

●マネーリテラシーが身につく

若い頃からクレジットカードを所有し、利用することで、マネーリテラシー(お金に関する知識とスキル)を身につける機会を得ることができます。クレジットカードの利用には計画性や予算管理が必要であり、これらのスキルは将来の財務管理に役立つでしょう。クレジットカードを通じて、個人の財務に関する知識を深め、適切なお金の使い方を学ぶことができます。

●運転免許取得時にETCカードを発行できる

若い世代が運転免許を取得する際、ETC(Electronic Toll Collection)カードも一緒に取得することが可能です。ETCカードは高速道路の料金所をスムーズに通過するために必要であり、クレジットカードと一体化したカードとして提供されています。運転免許取得時にETCカードを発行することで、高速道路の利用が便利になるため、長距離運転や旅行がより快適になるでしょう。

■若者にふさわしいクレジットカードを選ぶポイント

ここでは、年齢が若い人に適したクレジットカードの選び方を解説します。将来的にクレジットカードを発行したい方、現在新規入会を検討している方はぜひ参考にしてください。

●若者におすすめのクレジットカードの特徴

前提として、年齢の若い人はクレジットカードなどの利用履歴、いわゆるクレジットヒステリーが育っていません。年齢を重ねている人、職歴が長く、社会的信用を積んでいる人に比べると、ステータス重視でカードを選ぶのは難しくなります。そのため、ポイント付与率、入会特典、付帯サービスの豊富さ、年会費、補償内容などを比較し、普段使いしやすい1枚を選ぶのがおすすめです。ゴールドカードやプラチナカードといったランクの高いカードは、ある程度のクレジットヒストリーを蓄積した後に申し込むと良いでしょう。

・年会費無料のカード

クレジットカードの中には、年会費がかかるものと無料のものが存在します。年会費がかかるカードは、一般的に高いポイント還元率や特典を提供していますが、一定額以上の利用が必要でなければ年会費の分だけ損をすることがあります。そのため、若者におすすめなのは年会費が無料のクレジットカードです。年会費がかからないと、利用金額を気にせずにカードを利用できます。ただし、年会費無料のカードでも翌年から年会費がかかる場合があるため、注意が必要です。利用金額の条件などがない、年会費無料のカードが理想的です。

・ポイント還元率の高いカード

若者におすすめのクレジットカードの特徴として、ポイント還元率の高いカードが挙げられます。とくに利用金額が多い場合、高いポイント還元率を持つカードを選ぶと、最大限にポイントを積み上げることができます。これにより、日常の支出や大きな買い物をおトクに感じることができるでしょう。

・学生向けカード

若い世代の学生には、学生向けの特典や優待があるクレジットカードがおすすめです。学生用クレジットカードは、学生限定の特典や割引を提供し、学生生活をサポートします。これにより、学費や学用品の支出を軽減できます。また、学生向けカードは、クレジットカードを使った支払いでポイントを貯めやすい仕組みを持つことが多いため、学生のうちからポイントを積み上げることが可能です。

・旅行傷害保険やショッピング保険などが付帯するカード

利用付帯として、旅行傷害保険やショッピング保険などがついているクレジットカードも若者におすすめです。これらの保険が付帯していると、海外旅行時や商品の購入時に安心感を得ることができます。とくに海外旅行傷害保険は、海外での急な医療費に対応するため、若い世代の旅行者にとって重要な特典といえるでしょう。また、ショッピング保険は商品の破損や紛失に備えています。

●若者におすすめのクレジットカードの発行時期

クレジットカードは、新規入会キャンペーンなどの実施中に発行するとお得です。カード会社によるものの、毎年4~6月、10~11月頃は、入会キャンペーンの内容が手厚くなる傾向にあります。キャッシュバックやポイントプレゼントなど、各社のサービスをチェックしてみましょう。

反対に、上記を除く月は、入学や転勤などの繁忙期にあたります。キャンペーンを展開しなくても入会者が増える傾向にあるため、特段施策を行わないカード会社が多いようです。

■若者におすすめの「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」

若者向けのクレジットカードとして近年人気なのが、「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」です。ここでは、「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」の特徴や人気の理由をご紹介しま

●Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)とは?

「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」とは、QRコード決済の「LINE Pay」と連携可能なクレジットカードです。三井住友カードが発行しており、「VISA LINE Pay クレジットカード(P+)」と、「VISA LINE Pay クレジットカード」の2種類があります。

●Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)が新社会人におすすめの理由

「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」は、年会費無料なので保有する負担がありません。いくら利用しないと損になるかなど、金額と還元率の関係を気にしなくても良いのが嬉しいポイントです。カードの利用がなくても年会費永年無料なため、必要になったときだけ使うことができます。家族カードも永年無料なため、家族で使用するのもおすすめです。

ポイント還元率が高く、普段使いのカードとして利用でき、お得にポイントを貯めやすい点もおすすめできます。「Visa LINE Pay クレジットカード(P+)」の場合、チャージ&ペイでLINEポイント5%の還元です。チャージ&ペイとは、事前に残高チャージしなくてもLINE Payで支払える機能で、利用金額はクレジットカードに請求されます。全国のLINE Pay加盟店だけでなく、一部のPayPay加盟店でも利用できます。

チャージ&ペイのご利用は、事前にLINE Payアカウントへの登録が必須です。オンライン支払い、請求書支払いは対象外で、上限はひと月あたり500ポイントまでとなっています。チャージ&ペイではなく通常のクレジットカードとして利用した場合は、0.5%還元となります。「Visa LINE Pay クレジットカード(LINEクレカ)」の場合は、LINEポイント1%還元です。一部の支払いは除き、いつでもどこでも上限なしでポイントがつきます。

クレジットカードには基本還元率が設定されており、通常、1%以上が高還元率とされます。同カードは基本還元率(カードショッピング)1%比較的還元率が高いところが魅力であり、普段の買い物やサービス利用でポイントを貯めることができます。

LINEポイントは1ポイントあたり1円相当です。キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」で使えるほか、専用のポイント交換サービス「LINE STORE」にてスタンプや着せ替え、漫画・音楽などのサービスを利用可能です。

クレジットカードによっては、ショッピング保険や海外旅行保険などが自動付帯します。「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」も例に漏れず、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と年間100万円までのショッピング補償が自動付帯します。

また、世界的シェアを獲得しているVisaブランドであるため、世界各国の対象店舗やサービスで利用しやすいのも魅力です。LINEと連携すれば利用内容がLINEのトーク履歴で確認できるため、使いすぎ防止や、身に覚えのない不正利用の確認・照会にも役立ちます。盗難や紛失、不正利用に対するサポートサービスもあるため、安心してご利用ください。

LINE Payなどのスマホ決済だけでなく、Visaのタッチ決済にも対応しており、支払いをスピーディーに行えます。Apple PayやGoogle Payにも対応しており、アプリへの課金やスマホでのネットショッピングにも便利です。

「Visa LINE Pay クレジットカード(P+)」なら、最短30秒で即日発行が可能なため、手元に現金やカードがない場合でも買い物することもできます。「Visa LINE Pay クレジットカード」の場合は、最短3営業日で発行可能です。ビジネスシーンにもマッチするスタンダードなカードデザインで、プラスチックカード不要のカードレスタイプ(バーチャルカード)を発行することもできます。

■何歳から利用できるか確認し、年齢・目的に合わせてクレジットカードを選びましょう

今回は、クレジットカードと年齢についてお伝えしました。カードの利用には年齢制限があり、一般的に下限は申し込み時点で18歳以上となっています。高校生は18歳以上であっても対象外で、かつ未成年者が契約するには保護者の同意が必要となります。このように年齢制限がある理由は、カードを利用するために必須となる支払い能力を満たし、安全に契約をするためです。年齢制限によりクレジットカードを利用できない方は、代わりに家族カードやデビットカードの利用も検討してみましょう。審査が不要で未成年者でも使いやすい種類のカードを、日々のお買い物でお役立てください。

18歳未満の方には、電子マネーをチャージして使えるプリペイドカード「LINE Payカード」がおすすめです。こちらのカードは、コミュニケーションアプリのLINEから申し込みをすれば、無料で発行できます。申請は簡単で、審査も必要ありません。国内外のJCB加盟店約3,000万店舗で利用でき、お買い物のたびにLINEポイントが貯まるため、現金よりもお得にお使いいただけます。また、高校生を除く18歳以上の方には、年会費が永年無料で利用後にLINEで通知が届く「Visa LINE Payクレジットカード」がおすすめです。また、本会員の方のご家族であれば、家族カードを発行してご利用いただくこともできます。

昨今では、お金の管理能力をつけるため、保護者が20代以下の子どもにクレジットカードを持たせるケースもあります。また、高校在学中に海外留学をする予定がある方は、例外的にカードを発行できます。外国でのお金のトラブルを避けるために、カードを活用しても良いでしょう。カードの作成には年齢制限がありますが、自分の状況に合わせて上手な活用方法を見つけてみてください。

▼「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」のお申込みはこちら
20221111_VLP_Plus_11_TL_800x450-re1.png

関連記事

    おすすめの記事