クレジットカードの年会費は、有料、無料のどちらがお得?

公開日2021.06.23最終更新日 2023.09.18

クレジットカードの申し込み時に、年会費について考えたことがある方もいるのではないのでしょうか?クレジットカードには、年会費が有料のものと無料のものがあります。そして、特定の条件付きで無料になるものもあります。今回は、クレジットカードの年会費に関する基礎知識や、カード選びのコツ、お得な使い方などについてご紹介します。

《TOPICS》
■クレジットカードの年会費の基礎知識
■年会費が有料と無料のクレジットカード、それぞれ向いている人
■年会費有料のクレジットカードを「無料」化するお得な使い方
■年会費無料のクレジットカードの注意点
■年会費無料のクレジットカードの選び方
■ライフスタイルや目的に合わせてクレジットカードを選ぼう

▼「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」のお申込みはこちら

■クレジットカードの年会費の基礎知識

まずは、クレジットカードの年会費の基礎知識についてご紹介します。

●クレジットカードの年会費とは?

クレジットカードの年会費とは、カードの利用者が1年ごとにカード会社へ支払う利用料金のことです。金額はカード会社やカードの種類によって異なります。年会費が請求されるタイミングはカードの入会日と、毎月の支払日によって異なりますので、入会日と支払日をきちんと確認しておきましょう。
また、カードの年会費には、通常のご利用の他に旅行中の万が一に備える「海外・国内旅行傷害保険」、クレジットカードの紛失や盗難で、不正利用の被害に遭った時に補償を受けられる「紛失・盗難保障」などカードの様々な付帯保険やサービスの利用にかかる費用も含まれています。

クレジットカードは基本的にランクに分けされていて、ランクが高い順に「ブラックカード」、「プラチナカード」、「ゴールドカード」、「一般カード」となっています。
ランクが、ゴールドカード以上だと「ステータスカード(ステータスが高いカード)」として見なされることが多いです。基本的に、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなどの「ステータスカード」は年会費が高い傾向にあります。また、「一般カード」のなかには、年会費無料のカードもあります。その他にも、「ステータスカード」は、「一般カード」と比較して入会条件が厳しく設定されているという特徴があります。

●年会費の金額とクレジットカードの関係

年会費が高いカードほど、優待特典が充実している傾向にあります。専用のコンシェルジュサービス、空港ラウンジの無料利用などができます。ただし、利用可能な店舗数や不正利用時の補償、セキュリティ機能など、カードの基本的な機能自体については年会費の有無による差はありません。

■年会費が有料と無料のクレジットカード、それぞれ向いている人

次に年会費が有料と無料のクレジットカード、それぞれに向いている人について解説いたします。

●年会費有料のカードのほうが向いている人

まず、クレジットカードの利用金額が多い人は年会費有料のカードを使うことに向いています。というのも、一般的に、年会費無料のカードよりも年会費有料のカードのほうがポイント還元率が高く、利用金額が多ければ多いほどお得になりやすいからです。一定額以上の利用で、ボーナスポイントが付くこともあります。
また、海外旅行によく出かける人にとっても年会費有料のカードは利用価値が高いです。クレジットカードには、海外旅行保険を自動付帯、または利用付帯しているものがあります。海外旅行保険を付帯しているクレジットカードを持っていれば、旅先で万が一事故や盗難などの被害に遭っても補償を受けることが出来るので安心です。

●年会費無料のカードのほうが向いている人

逆に、年会費無料のカードを使うほうが向いているのは、クレジットカードの利用頻度にバラつきがある人です。というのも、利用しない時期がある場合、年会費のみ支払っている損な状態になってしまいがちになる可能性があるからです。
また、ステータスカードで受けられるハイクラスの優待サービスが不要な人も年会費無料のカードのほうが向いています。利用場所が特定の店舗に決まっていない人には、どこで利用しても1%以上の高いポイント還元率となるカードがおすすめです。

■年会費有料のクレジットカードを「無料」化するお得な使い方

ここからは、年会費有料のクレジットカードをお得に使う方法をご紹介します。

●年会費の金額分以上のポイントを獲得する

1年間のポイントの合計が、年会費の金額を超えれば、実質無料で利用できることになります。また、特定の店舗での利用時にポイント還元率が高いクレジットカードもあります。そういったカードは、対象店舗で買い物をする機会が多い人に適しています。
また、ゴールドカードを中心に年会費に貯めたポイントを充当・交換できる仕組みのカードもあります。ポイント還元率が高いカードをたくさん利用すれば、貯まったポイントで簡単に年会費を全額負担できるかもしれません。
また、ポイントの代わりにマイルが貯まるタイプのカードもあります。そういったカードの場合、年会費にマイルを充当することができます。 貯まったマイルは、飛行機座席のアップグレードや汎用性の高い電子マネーへの交換など、さまざまなシーンに活用できます。

●年会費が無料となる条件を満たす

有料のクレジットカードの中には、一定の条件付きで年会費が無料となるものが存在します。例えば、インターネットから新規入会すると無料、指定の支払い方法を1回以上利用すると無料、前年度の利用金額が基準に達すると無料などの条件があります。条件を満たすことが難しい場合、別のカードへの乗り換えを検討するのもおすすめです。

■年会費無料のクレジットカードの注意点

次に年会費無料のクレジットカードを使う際の注意点をいくつかご紹介します。

●途中から年会費が有料になる場合がある

カードの種類によっては、年会費が途中から有料に切り替わることがあるため注意する必要があります。例えば、学生向けのカードの卒業後の更新、若者向けのカードで一定の年齢を超えた後の更新などが当てはまりますので、事前に規約を確認しておきましょう。
また、年会費は利用明細にも記載されるため、チェックしておくことが大事です。カード会社のWebサイトから、年会費の支払い月を調べておくと良いです。

●初年度年会費無料のカードは、翌年度以降の条件を確認する

年会費無料カードには、初年度のみ無料のカードと、翌年度以降も無条件で無料となる永年無料のカードの2種類があります。初年度のみ無料のカードは、条件を満たすと翌年度以降も年会費が無料になることが一般的です。
「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」は年会費が永年無料なので、使い勝手が良く、おすすめです。

●カード枚数の増やしすぎは避ける

年会費が無料だからといって、カードの枚数を増やし過ぎないように注意する必要もあります。所有できる枚数に上限はありませんが、枚数が多いほど管理のコストがかかるため、カードの紛失や盗難のリスクがあります。
ポイントを効率的に貯めるなら、カードの枚数はある程度絞り込んだほうが良いでしょう。日常生活での利用頻度が高いものはメインカード、その他は受けられるメリットや目的用途に合わせて使うサブカードに分けて管理しておくとお得にカードを使いこなせるでしょう。

●追加カードの年会費も確認しておく

カードの年会費が無料でも、追加カードの年会費は発生する可能性があります。追加カードとは、主となるクレジットカードに追加して発行できるカードのことです。主に、ETC、カード、家族カード、バーチャルカードなどが当てはまります。

■年会費無料のクレジットカードの選び方

最後に、年会費無料のクレジットカードの選び方をご紹介します。

●ポイント還元率の高いカードを選ぶ

ポイント還元率が高いほうが、利用金額に応じて効率よくポイントを貯めることができます。理由としては、カードの利用頻度が高く利用代金の金額が大きいほど、ポイントの貯めやすさに差が出ると考えられるからです。 また、無料のクレジットカードでも1%以上の高還元率のカードは存在します。例えば、「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」は還元率(カードショッピング)が1%なので、使えば使うほどポイント貯まり、お得になります。

●特典が充実しているカードを選ぶ

年会費無料でも、保険やサービスなどの特典がついたカードがあります。例えば、「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」には、ショッピング保険が付帯しているので、カードで購入した承認に、破損や盗難などによる損害があった場合、補償を受けることができます。
また、商品券やクーポンなどをプレゼントするカードもあります。「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」を発行して、LINEポイントクラブの会員になると、お得な特典クーポンを利用できます。

●便利な機能が搭載されたカードを選ぶ

決済や家計の管理に便利な機能が搭載されたカードがあるので、そういったものを選ぶことをおすすめします。例えば、タッチレス決済可能なカードであれば、非接触でカードの読み込みに時間がかからず、スムーズな支払いが可能です。
「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」は、タッチレス決済に対応しています。このほかにも、LINE Payアカウントに「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」を登録して使える、QRコード決済の「チャージ&ペイ」にも対応しているので、事前チャージ不要でスムーズにスマホ決済がご利用いただけます。

また、LINEで支払い通知が届く機能を搭載し、リアルタイムで利用内容を確認することもできるので、安心してご利用いただけます。

■ライフスタイルや目的に合わせてクレジットカードを選ぼう

年会費の有無に限らず、クレジットカードを選ぶ際には、自分のライフスタイルや目的に合ったものを選ぶことが大事です。
例えば、年会費有料のクレジットカードは、優待特典や空港ラウンジの利用、充実した保険など魅力的なサービスなどが備わっていますが、滅多に旅行をしない人や、実店舗での買い物よりもネットショッピングのほうが多い人は、そのお得さを存分に享受することができず、かえって年会費がかさむだけとなってしまうことがあります。ですので、カードのお得さばかりを優先するのではなく、ご自身にとって使い勝手が良く負担が少ないカードを選びましょう。
初めてカードをご利用される方は、試しに年会費無料のカードを作って、それを使い慣れたら年会費有料のカード作ったほうが失敗が少ないかと思います。
また、カード会社によっては、事前に設定した毎月のお支払い金額を超えたご利用分が自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ*」サービスに申し込むと年会費が割引されるところもあるので、カード利用に慣れたころに、そういった仕組みに対応している年会費有料カードに乗り換えるのも良いかもしれません。
本記事では、年会費有料のカードと年会費無料のカード、それぞれどのような人が使うことに向いているかなどについてご紹介していますので、カード作りで迷った際は是非参考にしていただけますと嬉しいです。

▼こちらの、専門家によるクレジットカードの選出ポイントに関する記事も是非ご覧ください。


・・・毎月の支払い金額をカード利用者が決める支払い方法です。最低支払い額+リボ払い手数料を加えた金額になる。


初めてのクレジットカード利用には、ポイント還元率が高く最短2週間で発行できる「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」がおすすめ!

▼「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」のお申込みはこちら 20221111_VLP_Plus_11_TL_800x450-re1.png

※本記事で使用している画像はイメージです。

関連記事

    おすすめの記事