本日より順次、一部連携金融機関の口座登録時に身分証による認証を追加。本人認証とセキュリティを強化。
LINE Pay株式会社（代表取締役社長CEO：長福 久弘、以下当社）は、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、銀行口座の登録をおこなって本人確認をする際、一部金融機関を選択した場合に限り身分証による認証を追加することを決定しましたので、お知らせします。本日より順次適用開始し、早期に対象となる全金融機関へ拡大してまいります。
これまでLINE Payでは、2014年12月のサービス開始以来、ユーザーが自身の残高をアカウント外に送金・出金をする際には、安全な資金移動のため本人確認を必須としてきました。現在提供している本人確認方法は、(1) 銀行口座の登録、(2)オンライン本人確認（eKYC）の2方法からユーザーがお選びいただけるようになっています。犯罪収益移転防止法に準拠した方法で本人確認をおこない、(1)銀行口座の登録時においては、ユーザーが選択した金融機関側が要求する条件での認証を経て本人確認が完了した後も、24時間365日体制で不審な取引をモニタリングする一方、高リスクユーザーに対しては追加の本人確認、一日のチャージ額の低減、取引制限などの複合的な防犯処置を必要に応じておこなってきました。また、そのような防犯処置を講じても、ご本人様以外による利用が発生した場合には2015年より設置している利用者補償制度を用いて補償する対応方針となっております。
しかしながら、日々巧妙化する不正利用の実態や世の中のキャッシュレス決済に対する不安解消のため、このたび連携金融機関全105行(＊)のうち一部の金融機関を登録する際には、銀行側が要求する条件での認証に加え、追加の認証を必須とすることでセキュリティを強化します。具体的には、これまで一部条件に当てはまるユーザーにのみお願いしていた身分証を撮影した画像のアップロードを、当社側で判断した一部金融機関を登録するユーザーに関しては皆様にお願いしていく形に変更しより強固にします。(＊) 2020年6月時点最新
当社では2019年4月よりオンライン本人確認（eKYC）「かんたん本人確認」のサービスを開始しておりますが、引き続き銀行口座の登録をおこなって本人確認をする方が多いことから、認証を強化することにより安心安全なサービス運用に努めてまいります。
LINE Payの本人確認について http://pay-blog.line.me/archives/16994522.html
安心安全のための取り組み http://pay-blog.line.me/archives/22019801.html
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