インセンティブ付与の自動化によりキャンペーン運用負担を軽減! キャンペーンインセンティブにおける活用事例
2022年10月取材
創業以来一貫してポリ袋・ゴミ袋の製造販売を行い、国内シェアトップを誇る「日本サニパック株式会社」様。
2022年8月よりスタートした「サニパックと暮らそうキャンペーン」において、株式会社Qoilが提供する「購入スタンプミニアプリ
for
メーカー」とLINE
Pay株式会社が提供する「LINE
Pay
かんたん送金サービス」を活用しています。
今回は、本キャンペーンの主催である日本サニパック株式会社の津川様・山﨑様に、キャンペーン内容やインセンティブとしてLINE
Pay
残高を採用した経緯や感想などを伺いました。
- ざっくりいうと(読了時間目安:4分)
-
利用用途:キャンペーンインセンティブ
- 送金総額に対して5%の手数料が少額・多人数へのインセンティブ付与にマッチ
- APIでインセンティブ付与を自動化し、社内作業の負担を軽減
- キャンペーン参加からインセンティブ受け取りまでLINEで完結
――LINE Pay かんたん送金サービスの利用用途を教えてください
弊社はポリ袋・ゴミ袋の製造販売を行うメーカーです。2022年8月より実施している「サニパックと暮らそうキャンペーン」では、弊社対象商品を購入したレシートとバーコードを写真に撮って応募するとスタンプが貯まり、スタンプの数に応じてチャレンジできる抽選で賞品を獲得できます。賞品として、お肉券、シナモロールぬいぐるみに加えて「LINE Pay残高」を用意しており、当選者に対してLINE Pay残高を付与するために、「LINE Pay かんたん送金サービス」を活用しています。
キャンペーン詳細はこちら
――キャンペーン実施の背景を教えてください
これまでは主に認知拡大を目的に、SNSでフォロー&リツイートいただくと弊社商品やオリジナルノベルティが当たるキャンペーンをメインで実施していました。ただ、2~3年施策を続けたタイミングで、施策を見直し、消耗品として継続的な「購入」につなげたいという考えもあり、そこでマストバイキャンペーンをやってみようという企画に至りました。弊社商品の購入を習慣化させたいと考えていたため、普段通り消耗品を購入する流れの中で自然にキャンペーンに参加いただき、購入とともにスタンプがたまっていくという仕様も、考えと非常にマッチしていました。
送金総額に対して5%の手数料が少額・多人数への付与にマッチ
――インセンティブに「LINE Pay残高」を採用した経緯を教えてください
もともとLINE上でマストバイキャンペーンを実施したい考えだったため、同じLINEサービスであるLINE
Payとの親和性は感じていました。ただ、インセンティブを検討している段階では、LINEポイントやアマゾンギフト券も候補として挙がっていました。LINEとの親和性の観点では、LINEポイントもありだなと考えていましたが、LINE
ポイントはLINE
サービス内が主な利用先になるため、お客様目線でさらに汎用性を広げたいと思い、LINE
Payにメリットを感じました。
また、弊社としては初めてデジタルインセンティブを採用したキャンペーンでしたので、参加人数やインセンティブ付与時の手数料がどれくらいになるか予測が難しい状況でした。
特に付与する金額が10円~30円相当ということもあり、それぞれのお客様への付与に対して〇円のような固定の手数料が発生すると、コストが膨れ上がる恐れがありました。
しかし、LINE
Pay
かんたん送金サービスでは「月間の送金金額に対して5%」の手数料プランが用意されていたため、本キャンペーンのような、少額を多人数に高頻度で付与するインセンティブ設計と非常にマッチしていると感じ、採用に至りました。
LINE Pay かんたん送金サービスの費用
APIでインセンティブ付与を自動化し、社内作業の負担を軽減
――過去採用していたインセンティブ・賞品と比較して便利だと思う点はありますか?
まず、当選からインセンティブ付与までをすべて自動化できる(※)点です。
これまでTwitterでキャンペーンを行った際はグッズを賞品として用意することが多く、発送も自社で行っていたため、リソースの限度があり、そもそも当選者数を多く設定することができませんでした。今回LINE
Payでインセンティブ付与を自動化できることもあり、当選者数を増やすことができました。
※APIによる送金を実装しています。API仕様書はこちら
――キャンペーン開始後の運用はいかがでしょうか?
賞品などの発送の手間が無く、楽に運用できています。これまで多くても2,500名ほどしか当選者を設定できず、それでも発送業務にかなり時間を取られていましたが、今回当選者を20,000名に一気に引き上げても運用面は全く負担になっていません。
また、LINE
Pay
かんたん送金サービスの管理画面上でも毎日どれくらいのお客様に付与されているのか確認でき、キャンペーンの反応をすぐ把握できる点も良いなと感じています。
キャンペーン参加からインセンティブ受け取りまでLINEで完結
――お客様の反応はいかがでしょうか?
複雑な画面遷移や申請が無く、簡単にLINE Pay残高を受け取ることができ、好評です。LINEミニアプリを活用していることも理由の一つだと思いますが、LINEアプリから別のアプリやページに遷移して受け取る必要がないため、キャンペーン参加からインセンティブ受け取りまで、ひとつのアプリで完結するのは非常に使いやすいと我々も感じています。
応募から当選までの画面遷移
※一部省略しています
――最後にLINE Pay かんたん送金サービスを導入した感想を教えてください
デジタルインセンティブを初めて採用しましたが、お客様側も弊社側も手間が無い点がメリットだと思います。実質2名体制でキャンペーンを運用していますが、インセンティブ付与の手間を削減できたことが、キャンペーン自体を実現できた大きなポイントだったと感じています。
また、今回インセンティブ付与の自動化によって、当選者を増やすことができたため、今後のキャンペーン企画の幅も広がったと感じています。
――ありがとうございました!
きれいな地球と、きれいな心を。|日本サニパック株式会社
https://www.sanipak.co.jp/
「サニパックと暮らそうキャンペーン」
https://www.sanipak.jp/line_cp22.html
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